
しかし、政府による保護活動の結果、ベンガル湾からRajshahiやインドのMurshidabadへの回遊がPadma川を通じて見られるようになった。「ヒルサがPadmaに戻ってきたことは喜ばしいニュースだ。漁師達はRajshahi地区のPadma川でここ2年間は漁ができるようになった」とDoF次長のMasud Ara Momiはいう。
この国のヒルサ生産量は2002~2003年漁期には19.9万トンにまで減少し国中にヒルサ不足危機を引き起こした。このことにより、政府はヒルサの稚魚のJakta(体長10インチ未満)の保護プロジェクトを決定、漁師たちに稚魚の漁獲をしないように注意喚起した。この努力を強化すべく政府はJaktaおよびその母であるHilsaの漁獲を2007~2008年漁期には11月から6月の間の8ヶ月間5箇所の産卵場所での漁獲を禁止した。
そのうちの4箇所は100kmの長さにおよびもうひとつでは30km長さに及んだ。さらにはJaktano漁獲に刺し網を用いることを禁止した。こうした手順は非常に有効であった。ヒルサの生産量は5年前の19.9万トンから29万とにまでたちまち回復したことをDoFの統計が示している。その後数値は増加を続け38.5万トンに達した。これは2013~2014年のこの国の年間生産量の11%を占めるようになった。
しかしながら現在の保護計画は6月に終了する。その後は語はどうなるのだろうか?「我々はこのプロジェクトの期間をその後も延長する」と漁業家畜省大臣Mohammed Sayedul Haque が Daily Star紙に語っている。
バングラデシュの事例に続いてインド政府もヒルサの生産量回復のために開始している。ヒルサはインドのWest Bengal, Odisha, Tripura, Assam その他の地方の人々にとっても人気のある魚である。
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