memories on the sea 海の記録

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世界的な魚の生産はさらに成長する

2018-07-30 11:37:29 | 水産・海洋

2018年のFAO世界漁業(SOFIA)報告書によると、世界の漁業生産は2030年までに2億トンに達すると予測されている。(7月13日FF)

現在の生産量は1億7100万トンで、漁獲量は安定しており、予想される成長は養殖にある。 2016年のすべての漁業と水産養殖生産の全体的な初期販売価格値は3,620億ドルになる。この報告書によると、養殖業の爆発的な成長が目立つようになっている一方で、野生の魚の捕獲は長年にわたり大きく変化していない。

FAOは、将来の成長には、漁業管理体制の強化、紛失や浪費の削減、違法漁業、汚染、気候変動などの問題への取り組みの継続が求められると述べている。

FAOのJosé Graziano da Silva局長は、「飢えや栄養失調のない世界に向けたFAOの目標を達成するうえで、漁業は重要であり、経済成長と貧困との戦いに貢献している」と述べた。しかし、この分野は、生物学的持続性を超えて漁獲された魚資源の割合を減らす必要性を含む、その挑戦がないわけではない。

報告書によると、2016年の世界的な漁獲量は前年比200万トン減少し、9090万トンとなった。 これは、エルニーニョに関連したペルーのアンチョビーの周期的変動に起因する。 一般的に言えば、1990年代には野生漁獲量は横這いになり、過去20年間でほぼ一定の水準を維持した一方、消費量は増加した。これは、エルニーニョに関連したペルーのアンチョビの周期的変動に起因する。

魚の1人当たり摂取量は1960年に10kgであり、これはおよそ2倍となったが、1980年代および1990年代までの水産養殖の増加によりこの増加の大部分が増加した。 SOFIA 2018によると、2016年の養殖生産量は8,000万トンで、食糧として消費される魚の53%を占めている。

FAOの報告書によれば、野生種の60%が生物学的に安全な水準で漁獲されており、33%は安全な水準を超えて漁獲され、7%は未漁獲であると判断されているこれは、FAOによって監視されている魚資源の90%が安全な水準で漁獲されていると見られていた40年前の数値と比較すると好ましくない。(以下省略)


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