memories on the sea 海の記録

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南米及びカリブ海の海賊行為が1年間で160%増加した

2018-06-13 08:40:06 | 海事

カリブ海と中南米で海賊の攻撃が急増している。ラテンアメリカとカリブ海で2017年に71件の海賊が記録された。2016年対比で163%の増加で、前年は21件の事件発生であった。海賊は、スリナムとガイアナの海岸を襲った。ベネズエラ、セントビンセント、グレナディーン、コロンビア、セントルシアでも攻撃が行われた(5月23日Reuters)

南米とカリブ海での海賊の攻撃が増えており、錨泊している船舶の強盗では暴力が増えているという報告がある。

NPO団体The Oceans Beyond Piracy (OBP)は、2017年にラテンアメリカとカリブ海で71件の事件を記録し、2016年に比べて163%増加したという。OBPによると、攻撃の大部分は領海内で行われ、ヨットについては窃盗事件の59%が発生した。

ベネズエラ、セントビンセント、グラナディーン、コロンビアの停泊地は「事件のホットスポットであった。、ベネズエラと今年の初めにはスリナムからの最近の暴力事件が報告された」と同報告でMaisie Pigeonが述べた。

4月末には、スリナムの海岸での海賊による攻撃が、近隣ガイアナの漁師から少なくとも12人の漁民を失い、ガイアナ大統領David Grangerが「虐殺」と述べた3つの別々の遺体があった。5月の別の事件では、漁船のキャプテンは、船員がスリナムから襲撃された後に撃墜され、残りの乗組員は生き残った。OBPはラテンアメリカとカリブ海諸国の攻撃で被害総額の見積はできないが「2017年に盗まれたと報告された船舶備品や乗組員の所持品はおよそ100万ドルと推定された。

東アフリカの海賊被害額は、2017年に14億ドルに達し、2016年の17億ドルからは減少した。それ以来、国際海軍の存在、船舶への民間武装警備隊の配備、船長による守備措置は活動を抑制してきた。(以下省略)


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