memories on the sea 海の記録

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養魚場で800トンの魚が死滅、腐敗    フィリッピン

2011-06-09 14:10:29 | 水産・海洋
マニラの南方のTaal火山近くの湖の養魚場で800トン以上の魚が死滅、腐敗している。当局者は急激な温度の低下によるものという(AP/THE STRAITS TIMES)

この大量死は先週に始まったが、現在は緩和された。当局は腐敗した魚の販売を禁止、死んだ魚はTalisayほか3つの町に埋めることになると漁業養殖資源当局のRose del Mundo 氏が日曜日に語った。大量死は最近の火山の動向には関係はないという。火山近くの湖ではフィリッピン人の常食であるミルクフィッシュやテイラピアなどの養殖がおこなわれていると当局はいう。また火山と湖は観光客を呼んでいる。
Talisay の農業担当係官のZenaida Macatangay によれば大量死は先週の水温の低下によるものとみているが、湖の溶存酸素にも関係しているであろうと。大量の魚が死んで水面に浮きあがる前には魚群は円を描いて泳いでいたという。昨年夏にも魚の死亡は見られたが小規模だったとTalisay市長の Zenaida Mendoza 氏はいう。

Taal湖の一部は死んだ魚のために白く見える。作業者らはマスクをして手袋をして死んで腐敗した魚を袋詰めにしている。「多くの業者が悲嘆に暮れている。彼らは生簀に資金投下しているから」とMendoza女史はAPに電話で対応した。金曜日以降、Talisayだけで400トン以上の魚が死んだ。およそ1000基の生簀のうち84が被害を受けた。湖の生簀はバスケットボールコートのおよそ半分の大きさで竹と網で囲われている。損害額はおよそ3300万ペソという。別の町でも400トンが死んだ。


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