
およそ200人の海賊がソマリア北部で集会を開き海賊行為をやめることを決定したと報じられている(BBC NEWS )海賊グループのメンバーがソマリアの暫定自治区のプントランド地方のEYLで地元の指導者と集会を開き、海賊活動の停止を決定したと。海賊の代表者のAbshir Abdullahは取り急ぎ船と船員を解放すると。海賊たちは集落の規律を乱したかどで指導者から非難されていた。
ソマリアは1991年以降、安定した政府が無く、海賊行為が野放しになっていた。外国の海軍がパトロールを行っていたにもかかわらず、今年の一月以降は自体が悪化していた。先週、ソマリアの暫定政府は、海賊対策のための沿岸警備隊の創設に関し国連に援助要請を行っていた。また外国の不法操業船からの漁民の保護や有害物質の不法投棄の監視なども含まれる。 「彼らの行為はイスラムの教えに背くものと自分は認識している」と海賊の頭目のAbshir Abdullah はいう。彼はプントランドで有名な海賊のリーダーであるが、現在彼のグループは船を捕獲はしていないが、当局は彼らの過去の海賊行為に対しては恩赦を与えるという。
「人は悪行の過去からも救済される」 「自分の行ってきたことは悪でありイスラムの教えに背くものと理解した」そう語るAbdullahは洋上での実のある海賊行為から他の仲間をやめさせることを地元の指導者に約束した。「海に出ようとするものには中止を忠告する、そうすれば彼らも理解してくれるだろう」 「現在も船舶を捕捉している者たちにはその解放を呼びかけ再び行わぬことをすすめる」と。
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