memories on the sea 海の記録

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スペインの研究者:  欧州イカと縞模様のあるイカの食性を分析

2016-02-21 09:32:40 | 水産・海洋

スペインの研究者グループが初めて地中海のヨーロッパイカ(Loligo vulgaris) と縞のあるイカ(Loligo forbesii )の食性について分析を行った。これらはほぼ同一種の2形態であり大西洋と地中海に生息している。(2月1日MP)

この3種はスペイン漁船団にとっては経済的に重要な種であり、小規模漁師やトロールそしてヨーロッパイカの場合は遊びでも対象となるものである。これらの種についての生物学的調査結果はあまた多いがその食性については大西洋軍医ついてあるのみである。

スペイン海洋研究所のバレアレス諸島海洋センターの研究者らと高度な研究のための地中海研究所IMEDEA (CSIC-UIB)はバレアレス諸島の漁船団が漁獲したイカ2,000個体以上の胃の内容物によりその食性を分析した。そのサンプルは国際欧州プログラムMEDITS が採取した。

海洋生態プログレスシリーズ(MEPS)として刊行された報告のなかで、研究者らは食性の中身、その大きさ、性別、時期などを報告している。

その結果として、大西洋群と同様に、二つの種はおもに魚類を捕食している。それらの巣が共存することがあるにもかかわらず違ったものを捕食している。ヨーロッパイカはアジやpicarel (spicara smaris)のような沿岸魚を好み、縞イカは中深海性の魚horned lantern fish などを好み深場に住んでいることが判明。(以下省略)


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