ベトナム政府はこの国全体におよぶ、主要漁場に対応した6箇所の漁業ぶつりゅうせんたーの建設計画を承認した(4月8日TFSND)
このプロジェクトはトンキン湾漁場を対象にしたハイフォン省物流センター、東海及びパラセル諸島漁場を対象にしたセンターをダナンに、南部及びスプラトリー漁場を対象にカインホア省に、南東部漁場を対象にバリア・ブンタウに、南西部を対象にキエンガン省に、そしてメコンデルタ漁場を対象にカントーにという具合であるとVASEPが報じている。
農業および地方開発省MARDによればこれら各省はハイテク漁港の設計のために経験あるコンサルタントを選択する。将来、これらの漁港は拡張され国際的な漁港として水産物の輸出入軒順位対応できるものとする。
物流センターには貿易業務、与信業務、冷蔵庫、燃料、漁具、装備など沖合い操業に必要なものが包含される。
その他の機能として、工業区、漁業者の訓練センターなども含まれる。現在から2015年にかけては、中部沿岸の漁業物流センターのための投資をMARDが呼びかけるがここは伝統的漁場であるパラセル諸島やスプラトリー諸島を対象としたものである。この地区の漁業部門には46,000席の漁船、200,000人以上の労働者、132箇所の加工場が存在している。の輸出金額は2013年時点で7億ドルに達している。
しかしながら、ほとんどの地元漁船は能力が低く、漁獲物保存能力に限界があり、雇用されている人々も十分な訓練を受けていない。これらセンターの建設投資は一部が国家資金により、残りは民間企業の投資によるものとなる。