以前と同じ漁獲割当量10万トンをロシアに与える モロッコ

AGADIR発：モロッコ当局は以前の漁獲枠10万トンを今年もロシアに与えると決定。この決定はロシア・モロッコ合同審
議会の検討で決定したもの。（4月9日ITAR-TASS)　

この協定調印は祝祭的な雰囲気の中で火曜日夜に行われた。調印の場所はロシアの伝説的な帆船Krusensternで行われた。この船は数日間モロッコの港に停泊していた。ロシア側の署名は農業省次官で連邦漁業(Rosrybolovstvo)局長である Ilya Shestakov とモロッコ農業海洋漁業省の漁業局長Zakiya Driouchが行った。

ShestakovはITAR-TASS通信のインタビューにたいして「この協定はロシアとモロッコの海洋漁業面での協力の第2年次のものとして行われた。本協定の締結は初回は2013年2月に行われている。また同氏は「両者は前年に設定した漁獲枠10万トの線にそって今年も行うことが決定された。しかしながら、今年の10月前に両者は漁獲状態について混声の審議会をもち漁獲枠の拡大について再検討することになっている」　

「これは重要な側面であり、自分たちはこの点についての見通しがあると思う。モロッコの海洋生物資源は非常に良い状態にあることからロシアの会社の漁獲枠が増加する可能性があるといっても良いだろう」と付言した。「我々はロシア漁業省の管轄下で2014~2015年にモロッコ学生20人を受け入れることにした」と。

タイユニオン冷凍食品は南米市場を検討

タイユニオン冷凍食品TUFは世界戦略の一環として南米市場を模索している（4月9日TFSND)

南米市場はASEAN市場に比べ購買力が大きいと見られている。 「そこでは消費が成長、地域の経済成長に拍車がかかっている」とTUFの社長でありCEであるhiraphong Chansiri がBangkokPostに語っている。

「我々はそこでのビジネスの更なる拡大の機会を狙っている。たぶん近い将来ビジネス面での提携が行なわれるであろう」と。南米市場は現在のところTUF社の売り上げ全体の1%にしか過ぎない。これに対し米国42%、欧州30%、日本7%、タイ国内7%で、のこる4%がその他市場である。