難破した漁船員7人が生還 ブラジル

水曜日の夜に難破した漁船員7人が3日間海を泳ぎ土曜日に救助された、しかし残る２人が依然行方不明と当局が発表（１０月７日hispanicallyspeakingnews）

漁船員らはブラジル北東部のParaiba の２つの浜辺で発見され州都のJoão Pessoaの病院に搬送された。３組の救助チームが行方不明者の捜索を続けている。漁船Horizonte IIは水曜日午後10時ころPernambuco州とParaiba州の境界沖合いの大西洋で難破したもの。船長のRamiro Freires Castro JuniorはG1のインタビューに答え、船の船尾から出火、急速に火が甲板上に回りブタンガスのボンベに引火し爆発したという。

乗組員らはライフジャケットつけることができず、またライフボートに近づくこともかなわず、そのまま海に飛び込んだという。9人はロープを使って一塊となり岸に向かって泳いだが、そののち日によって損傷したロープは破断したという。最初に岸辺にたどり着いたのはFreires Castro自身で疲労困憊の状態でTambabaの海岸にたどり着いた。ほかの2人はPraia Belaの浜辺にたどり着いた。

漁業従事者数が過去最低 スコットランド

スコットランド漁業連盟のCEである Bertie Armstrongは厳しい経済不況とコスト圧力で, スコットランドの漁船統計で従事者数が過去最低になったと警告した（10月7日Stonoway gazette)

スコットランド統計当局はスコットランドの漁業従事者数、漁船数、魚と魚介類の水揚げ量などが記録的に低下したことを発表した。従事者数が4％、漁船数が3％、水揚げ量が2％とそれぞれ低下した。Stornoway水揚げ区では漁船の出漁回数が2007年の8,880から2011年は5,608回と劇的に減少した。この地区には227隻の漁船があるがその4分の3は10m以下の漁船である。

しかし漁船数や従事者数の減少にもかかわらずスコットランド漁船の水揚げ金額は向上している。2011年は水揚げ金額は対前年比で13％伸び、今世紀で最高となった。Mr Armstrongは「13％の金額増加は世界規模でのサバの需要増加によるもので歓迎できる」さらに続けて「収入と収益は別である。われわれの漁船の多くが厳しいコスト圧力に直面、高騰する燃油、複雑な技術的規制への対応、出漁日規制による漁業パターンなどが原因である。
「エビの部門は世界経済低迷による主たる欧州市場の需要減退の影響をうけている」 貝類にあってはStonowayの水揚げの主体となりほぼ9500万ポンドの金額になった。