中国船がスプラトリーを去った

30隻の中国漁船が紛争地帯のSpratｌy岩礁を去り中国本土の海南省に向かったと中国政府が木曜日発表した（7月26日SUNSTAR）

WEBポータルに掲載された中国政府の発表によればこの船団は先週の悪天候の間Meiji Reef湾に避難、天候が回復したため三亜港へ戻ることを決めたものと。フィリッピンMeiji Reefを Panganiban Reefあるいは Mischief Reefと呼称している。中国は最南部の海南省の三亜港への帰港で13日間の航海が終了すると。この船団には.3000トン級の支援船舶も含まれ清水、燃料、その他の補給品も搭載三亜港から615浬にあり4日以内に帰港するという。この船団は7月12日に三亜港を出港Fiery Cross Reef, Zamora or Subi Reef,Mischief ReefなどのSpratly諸島に到着していたもの。

「中国の漁業者らは南シナ海の広大な大部分が未開発の水産資源にねらいを定めている」と中国政府はいう。今週初めには中国はYongxing島に新しい行政都市の三沙を開設これによりSpratly Islands, Paracel Islands, Macclesfield Bankなど最近紛争の起きているScarborough (Panatag) Shoalの行政管理を行うという。また北京政府はこの新し年に前哨基地を設ける予定で、これについてベトナムやフィリッピンが反対している。.

海賊に囚われていた漁船員らが帰還 中国

漁船員らは19カ月間人質に囚われるという試練にさらされた。日焼けした顔の笑顔で30歳の漁船員Zhang Leilei は火曜日北京に帰還した際、生き返ったようだと感慨を述べた。彼は570日間海賊に囚われていた（７月25日ChinaDaily）

Zhang は台湾漁船Xu Fu 1 （徐福1号）に乗っていた26人とともに救出されたもの。この船には中国本土の13人、台湾1人、ベトナム人12人が乗船していた。この漁船は2010年12月にマダガスカルの沖合で襲われソマリアに連れて行かれたもの。漁船員らは絶望の状態で僅かな食料で生き延びたという。19カ月間の囚われの間にはその食料さえない時もあったという。彼らは先週海軍により救出されたもの。Zhang は家にたどり着いたらまず行うことは「父親の前で跪き敬意を表わしたい。この5年間互いに顔を見ることはできなかったので」と。

Zhangは家族を助けるためにより稼ぐことのできるよう台湾の会社で働くことの契約を2007年7月に結んだ。Zhangの母親のZhang Qian, 56歳は河南省のRuzhouの自宅で、息子が海賊の人質になったと聞いた時には「天が落ちてきた」と思ったとChina Dailyに語った。過去2年間心配を続けた。この間彼からの電話を受けたのは2回だけであった。（以下省略）