memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

Tulceaに魚交易所を開設  ルーマニア

2011-12-19 12:59:03 | 水産・海洋
ルーマニア政府はTulcea魚交易所の開設を承認したと発表。この種の投資はルーマニア漁業部門ではじめてのことである(12月7日Romania insider)

投資総額は1760万ユーロ( (RON 77 million)で当初の政府発表より高額となった。このプロジェクトはEU委員会により2007~2013年計画の欧州漁業基金をつうじてものであり、農業地方開発省が予算化したもの。
Tulcea魚交換所はドナウ河デルタと黒海からの魚類を販売する。ここには14か所の受け取り窓口があり漁業組合や漁師がそこの魚を運び込むことになる。

南極で座礁したロシア漁船

2011-12-19 00:02:19 | 海事
座礁したロシア漁船の乗組員は自分たちで船殻の修理を試みようとしている(12月16日ONE News)

本船は午前3時(NZ標準時)に救難信号を発信。55メートル長さの本船は南極の氷棚の近くにありNZからの距離3704㎞の南東方位のロス海に位置しているが浸水が確認されている。本船はおよそ13度傾斜、排水を続けていて直ちに沈没の恐れはないものの現場近くには救助に当たれる船舶はいない。

本船Spartaは南極海でメロ Patagonian toothfishの操業をしていたもの。本船は32人乗り組みでロシア人15、インドネシア人16、ウクライナ人1の内訳であるが全員無事とされている。彼らは南極の気候に備え防寒服などの対応はしているという。「彼らは十分な補給をしている。水、食料、防寒服、非常用備品などは十分にある」と代理店のAndrey KulishがONE Newsに電話で伝えた。 18人の作業に不要な人員はライフラフトに乗り本船の舷側につけている。また貨物も船を軽くするために荷揚げされた。乗船している乗組員は船倉からの排水を行っている。

NZ救助総合センター (RCCNZ) の操作救助コーデイネーターのRamon Davisは船お外側にターポリンシートを取り付け浸水を減らす努力をしているという。本船Spartaは水を止めるためにさらなるポンプと溶接機を必要としている。「まず乗組員を助けたうえで本船に取り掛かりたい」とKulish。(以下省略)

Merak漁民  インドネシア

2011-12-19 00:01:28 | 亜細亜海道
Merakはジャワ島の北西端に位置する港町である(12月7日TrekEarth)

この地方に棲んでいたクジャクにちなんで町の名前がつけられたが今はほとんどいなくなった。1883年には当初の居住地はクラカトア火山の噴火により引き起こされた41mの津波で破壊された。今日では40以上の石油化学プラントが港の近くで操業している。これらプラント近くでの漁労は禁止されている、しかし漁民は規制にいつも従うわけではない。漁民らはこの写真のようにプラントの近くでも日々の操業を行っている。