memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

韓国漁船4隻が炎上      モンテヴィデオ

2009-12-15 00:18:58 | 水産・海洋
モンテヴィデオに入港中の40~50人の乗組みの韓国漁船2隻が8日火曜日夜に出火、これにより彼らはウルグアイ法務当局の尋問を受けた。(メルコプレス12日)

ウルグアイ海軍報道官のAnselmo Borgesによれば,出火原因究明のための乗組員に対するこうした尋問は通常行なわれることだという。さらに、同報道官はこれ以上の情報は調査が終わるまでは公海不可能と。また乗組員のうちの一人が有毒ガスの吸引により病院に運ばれたと。

モンテヴィデオ消防局によればうち一隻は安全のために湾にひき下ろされたが、残る一隻は引き潮の際の泥濘にはまり身動きが取れない状況。消火活動は昼まで継続、再度出火を防止するため、最小限の消防チームは本船に残った。この舵により船は全損と見られる。

地元の当局はこの出火原因は人種間の争いによるとみているが、両船の乗り組みは主にベトナムとマレーシア人であった。この事件は過去2ヶ月間のうちで韓国籍漁船4隻で発生している。11月末には別の漁船がモンテヴィデオ港で出火沈没、乗組員38人全員は救助された。

火災は居住区で発生、その後40m長さのエスペランサ号はに延焼していった。原因は現在究明中。ウルグアイ海軍の潜水士らは冷凍機用のアンモニアガスの爆発防止のため、そのタンクを取り外した。 エスペランサ号は漁場に向かうために11月5日に入港、乗組員は韓国、ベトナム、インドネシア人である。モンテヴィデオで11月19日に火災にあったもう一隻はエクセレント8号であるが、出火原因は不明。
<写真はモンテヴィデオに入港中の韓国籍イカ釣り漁船>