EU漁業生産が2004/2007年に10%減少 ユーロ統計

統計によれば養殖生産の77%は海面生産で、うち72％が大西洋、22%が地中海の生産であった。（EUROSTAT　11月26日）

2007年のEU養殖生産の52%が軟体動物でその量は28万トン、魚類は42％で63万トンであった。また甲殻類は213トン、海藻類は60トンであった。

同じ2007年のEUの魚生産は640万トンで、2004年対比で11.5％減少した。全体のうちの130万トンは養殖生産によるものであった。スペインは域内で最大の養殖生産国で28.5万トンを生産、EU全体の22%を占める。フランスが第2位であり23.7万トン、イタリアがそれに続き18.1万トン。

スペインは21.8万トンの軟体動物、6.7万トンの魚類、122トン尾甲殻類、25トンの海草を生産した。フランスは軟体動物18.9万トン、4.9万トンの魚、40トンの甲殻類、35トンの海草を生産。またイタリアは12万トンの軟体動物と6万トンの魚を生産した。英国の養殖生産総量は17.4万トン、ギリシャが11.3万トンであった。