完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

すまん・・・悪酔いしました

2006年03月29日 | Weblog
私は中年である。
今日は朝飯が食えない。
腹は減っているのにである。

中年の私は、時代背景的に「物が豊か」に
なる前の世代だ。「団塊の世代」が、
もうすぐ定年退職すると年金の支払いが
爆発的になるらしい。

私達はその世代の次の世代だ。「産めよ増やせよ」
といわれたことが一段落し、大体兄弟が3人まで
という同級生が多かった。

その時代はいまよりずいぶんのどかな時代で、
学校で教師が子供に手を上げても、親達が怒鳴り
込んだりしなかったし、見たことも無い大人に
帰り道に声を掛けられてヘラヘラと着いて
いったりしても事件になったりしなかった。

その当時の子供の一番の問題は
「いかに腹をいっぱいにするか」だった。

もちろん、食事に事欠くことは無かったが
育ち盛りに兄弟が3人(私は男3兄弟の真ん中だ)
が寄ってたかって物を食べるのである。

早食いの競争から始まって、おかずの取り合い。
兄とけんかしているうちに、弟に全部取られたり
隠してあった茶菓子をみんな食べて、婆様に
怒られたり・・・・と小学生の時はそんなこと
ばっかりだった気がする。

昨日は飲み会だった。ネクタイをして酒を飲む
ことは、ほとんど無い私だが出席した人たちに、
敬意を表しておとなしくおとなしく飲んだつもりだ。

しかし、そうした「腹ペコな子供時代」を過した
人間は、「ええ歳の中年」になってもご馳走と酒を
前にすると、腰がクダけてしまう。

きれいに自分の分を片付けてビール2本に
銚子3本の酒を胃に収めた。

そうすると、酔いも快く時間もちょうど遅くなく
いい時間なのだが・・・・。

これがそのまま帰れないのだ~~。「腹ペコな
子供時代」を過した私は

 「腹いっぱいでも、食べ物があったら
             胃に詰め込め!!」

という習慣が染み付いてしまっている。

さらにまずいことに、帰り道の家のすぐ近くに
同級生がやっている居酒屋があるのだ。

最後の締めをやろうと、暖簾をくぐってしまったのが
今日のこの状態の原因なのだ。

「中年」の悪いところで、日頃の鬱憤がどうしても
酒を飲むと出てしまう。
居酒屋の大将も、状況は違えど同じ「中年」
口説きたいことは山ほどあるのだ。

暖簾を下ろして、店を暗くしてから飲んだ分が
まずかった・・・・。

「忙しい、忙しい」といいながら午前いっぱいは、
ろくな仕事になりそうに無い。






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1 コメント

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mayさんにしては (yumi)
2006-03-29 10:12:08
めずらしく一杯飲んじゃったね。

後が爽快だといいんだけどね。ファイト!

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