私は中老男である。
なかなか暖かくならない。
雪国の春は遠い。
ずっとUpしようと思っていたのだが、そのままになっていた。
いま、コーヒーに凝っている。
中老男にとってコーヒーという物は、自分の成長と共に日本における「成長の象徴」とも言える代物だ。
今はどうだが分からないが、インスタントコーヒーの購入量は日本が世界一だったことがある。
まあ、文化的に「日本茶」というモノが飲料の中心だった国であるから、本当のコーヒーという物に対する意識が違うのは仕方がない。
だいたいインスタントコーヒーが「おいしい」と思ったことが私はない。
抹茶ではない、フリーズドライで粉にした日本茶にお湯を注いで「日本茶はおいしい」と言って飲んでいる外国人に違和感を覚えない日本人はいないだろう。
文化的にインスタントコーヒーがそれと同じ感覚で世界的にとらえられているのではないかと思う。
故に「本物」が飲みたくなった。
中学生になったころからペーパーフィルターでコーヒーを淹れるようになった。
大人になった気がした。(苦笑)
それから、諸々あるのだが・・・・・。
まあ、長くなるので。
友達が次々と結婚し一人遊びをするようになったのが20代後半。
3~4年は、喫茶店に入り浸っていた。
そこでコーヒーの味を覚え、時分でもさまざま試すようになる。
しかし「本当のこと」が分かるようになったのは数年前だ。
ペーパーフィルターでコーヒーを淹れる時、なかなか「膨らまない」のはなぜか?
メリタとカリタのコーヒードリッパーの違いはどこか?
コーヒー豆の焙煎の差はどこか?
まあ、すべては「どのレベルまで行くか」ってことなので、気にしない人なら「何やってるの?」て話。
だからこそ「沼」なんだけどね。
今は「豆の挽き方」が一番の懸案。
最初はおもちゃの様なコーヒーミル。2杯分くらいしか挽けない代物。
数か月使ったら・・・。壊れた。
その次は電動のブレードタイプ。これだと、余程うまくやらないと挽き加減が一定にならない。(時間はかからないけど)
そして、やっぱり手動のコーヒーミル。(4000円ほどした)
そして、以前Upした500円の手動ミル。
そして、ついに。
電動コーヒーミルに。
と言っても7000円ほどのブレードではないタイプ。
時間がかからないし、力もいらない。挽き加減も一定になる。
しかし、なんとなく味気ない。
そして、微粉が多いのが気になる。
コレクター意識と同じで「沼にハマる」というのは。
「終わりがない」
ということ。
だからこそおもしろいんだけどね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「沼にハマる」面白さを手に入れますように。
May
次はやっぱり「手動式ミル」に興味が行くなぁ。たしか20000円位だったような。。。。。
ここまで書いていてナンであるが・・・・。
美味しいコーヒーを淹れるコツは一つしかない。
「良いコーヒー豆」
を手に入れること。
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