完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

スポーツ2題話  ~世代の差?~①

2006年09月20日 | スポーツ
私は中年である。
台風の季節になり、私は眠れない。
13号が九州・四国地方に大きな打撃を残して
北海道に再上陸したという。
子供の頃のあれほど「風」が好きだった私が
今はその風におびえて、睡眠不足になる。
ア~眠い・・・という「中年」なのだ。

さて、先週後半から連休にかけてスポーツの話が
多くあって面白かった。その中でも、とても対照的な結果がでた
大会が二つあった。

そこで二つの大会の結果を比較しながらUpしようと思う。
その二つとは、

  「U-17アジア選手権優勝」
  
  「柔道世界国別団体選手権(W杯)5位」

                   の二つである。

まずは「U-17アジア選手権優勝」について。
ある種の「衝撃的」だった。
現実にブラジルで「サッカーが下手」ということを揶揄するのに
「日本人みたい」と表現されていたのはつい最近までのことと聞く。
(今でもそうって気がするけど)

そうした、日本が来年のU-17世界選手権の出場権をかけて
この大会に出場したのだが、さすがに生まれてすぐにJリーグを
見てきた世代だ。今の日本代表が持っていないものを持った少年達だ。

日本人のコンセプトに、サッカーというスポーツは今の段階で
マッチしていないと「ワールドカップ」を見ていて思っていた。
ブラジル人と比べてしまうのは、あまりに乱暴だが彼らの発言に
「なるほど」と思ったのを思い出す。

「日本は、全然怖くない。だれもシュートを狙ってないもの。」
正論だ。ブラジル人は、たとえDFであっても、いくら遠くても
絶えず相手のゴールを狙っている。

日本にはそのプロセスで「責任」を負わないことを一番に考えている。
日本の旧陸軍・現在の官僚たちを見ればよく分かる。それが日本人の
感覚だろう。

決勝戦の北朝鮮戦は、0-2からの鮮やかな逆転で4-2で優勝。
確かにA代表との技術の差は、比べるべきもないが、その
「ゴールへの意識」は完全にA代表を凌駕している。

特に1点目の柿谷のトラップも「日本人ばなれ」したテクニックだった。
そして、最後の4点目はキーパーとの1対1。こうしたときに日本の
プレーヤーはほとんど決められなかった。それを、落ち着いて決めて
見せた。

日本の若手は、世界に対してまだまだ「伸び代」があることを、
実感する。ブラジルはすごいが、あれ以上の伸び代はもう残っていない。
つまり、その距離は詰まっていく公算が非常に高いのだ。ムフフフ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。

一度に話を進めようと思ったのだが、結局長くなりそうなので、
次回に続きます。ゴメン!

                        may






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