完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「思い入れ」を持って。     ~リオ・バドミントンの奥原・タカマツ~

2016年08月19日 | スポーツ
私は初老男である。


連日の日本選手の活躍に「寝不足」が続いている。


女子レスリングの「3階級・連続逆転金メダル」は、まさに「驚愕」である。


このままの調子でいけば、日本オリンピック史上「最高成績の大会」になるかもしれない。




ということで・・・・。


私は「バドミントン」という競技に「思い入れ」が強い。



数少ないこのブログの常連読者の方ならご存知かと思うが、私は30年近い競技経験がある。


最後は「なし崩し的」に、ラケットを握らなくなってしまった。



今、女子シングルスで奥原が準決勝を戦っている。


ファーストゲームを19-21で失った。



決して奥原のプレーは悪くない。


しかし、細かいショットに微妙な狂いがあり、相手シンドゥ・プサルラのショットが強烈に決まっている。





そして、いま試合が終わった。



セカンドゲームは10-21。


奥原の完敗である。



オリンピックには、こうしたことが起きる。


インドのシンドゥ・プサルラは、世界ランキング10位。


大して奥原は6位である。



奥原との過去の対戦成績は2勝1敗だ。


直近のゲームでも2-1で勝っていた。



しかし「オリンピックの神様」に愛された選手は、ランキングなど吹き飛ばしてしまう。



奥原との対戦の前に、シンドゥ・プサルラはロンドン銀メダルの中国の王儀涵に勝っているのも、すでにその兆候があったと思える。



結局、奥原は10本連続で相手にポイントを取られて負けてしまう。


こんなに「脆い」奥原は、初めて見た・・・・。







・・・・日付変わって19日夕方である。


結局、Upしているうちに、女子ダブルスの決勝戦がはじまってしまい・・・。


全部見てしまった。



つまり、Am2:30まで見てしまったのだ。



で、今からの再開となった。



タカマツ組は、ファイナルゲームを16-19から、5ポイント連続で取って逆転勝ち。



「悲願の金メダル」を獲得した。


・・・・もう何も言う必要はないだろう。



ただ一つ、最後の「奇跡の5ポイント」の解説を、プレーしたことがある人間としてしておこう。


それまでデンマークペアの特徴である「長身・片方が左利き」の攻撃に対して、返球時に微妙なところでアジャストしていなかった。


それが、最後の5ポイントの時に克服された。


それまで「数センチの差」でネットにかかったり、逆にホップアップしていたシャトルが、完璧にコントロールできていた。


集中力の賜物だろう。


これこそが「世界ランキング1位」の証明である。




高橋は、19-19から先の展開を覚えていないという。



彼女らは、まさに「無我の境地」にいたのであろう。




本当に「いいもの」を見せてもらった。




ありがとう、高橋・松友ペア!



10ポイント連続で失ってしまうのも、5ポイント連続で獲得できるのも、そう「バドミントン」なのだ・・・・。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、競技としての「バドミントン」の凄さを感じますように。



               May




競技としてのバドミントンを、是非体験してみてください。彼女らが、いかに「凄いこと」をしているかが分かるから。










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