私は初老男である。
連日の日本選手の活躍に「寝不足」が続いている。
女子レスリングの「3階級・連続逆転金メダル」は、まさに「驚愕」である。
このままの調子でいけば、日本オリンピック史上「最高成績の大会」になるかもしれない。
ということで・・・・。
私は「バドミントン」という競技に「思い入れ」が強い。
数少ないこのブログの常連読者の方ならご存知かと思うが、私は30年近い競技経験がある。
最後は「なし崩し的」に、ラケットを握らなくなってしまった。
今、女子シングルスで奥原が準決勝を戦っている。
ファーストゲームを19-21で失った。
決して奥原のプレーは悪くない。
しかし、細かいショットに微妙な狂いがあり、相手シンドゥ・プサルラのショットが強烈に決まっている。
そして、いま試合が終わった。
セカンドゲームは10-21。
奥原の完敗である。
オリンピックには、こうしたことが起きる。
インドのシンドゥ・プサルラは、世界ランキング10位。
大して奥原は6位である。
奥原との過去の対戦成績は2勝1敗だ。
直近のゲームでも2-1で勝っていた。
しかし「オリンピックの神様」に愛された選手は、ランキングなど吹き飛ばしてしまう。
奥原との対戦の前に、シンドゥ・プサルラはロンドン銀メダルの中国の王儀涵に勝っているのも、すでにその兆候があったと思える。
結局、奥原は10本連続で相手にポイントを取られて負けてしまう。
こんなに「脆い」奥原は、初めて見た・・・・。
・・・・日付変わって19日夕方である。
結局、Upしているうちに、女子ダブルスの決勝戦がはじまってしまい・・・。
全部見てしまった。
つまり、Am2:30まで見てしまったのだ。
で、今からの再開となった。
タカマツ組は、ファイナルゲームを16-19から、5ポイント連続で取って逆転勝ち。
「悲願の金メダル」を獲得した。
・・・・もう何も言う必要はないだろう。
ただ一つ、最後の「奇跡の5ポイント」の解説を、プレーしたことがある人間としてしておこう。
それまでデンマークペアの特徴である「長身・片方が左利き」の攻撃に対して、返球時に微妙なところでアジャストしていなかった。
それが、最後の5ポイントの時に克服された。
それまで「数センチの差」でネットにかかったり、逆にホップアップしていたシャトルが、完璧にコントロールできていた。
集中力の賜物だろう。
これこそが「世界ランキング1位」の証明である。
高橋は、19-19から先の展開を覚えていないという。
彼女らは、まさに「無我の境地」にいたのであろう。
本当に「いいもの」を見せてもらった。
ありがとう、高橋・松友ペア!
10ポイント連続で失ってしまうのも、5ポイント連続で獲得できるのも、そう「バドミントン」なのだ・・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、競技としての「バドミントン」の凄さを感じますように。
May
競技としてのバドミントンを、是非体験してみてください。彼女らが、いかに「凄いこと」をしているかが分かるから。
連日の日本選手の活躍に「寝不足」が続いている。
女子レスリングの「3階級・連続逆転金メダル」は、まさに「驚愕」である。
このままの調子でいけば、日本オリンピック史上「最高成績の大会」になるかもしれない。
ということで・・・・。
私は「バドミントン」という競技に「思い入れ」が強い。
数少ないこのブログの常連読者の方ならご存知かと思うが、私は30年近い競技経験がある。
最後は「なし崩し的」に、ラケットを握らなくなってしまった。
今、女子シングルスで奥原が準決勝を戦っている。
ファーストゲームを19-21で失った。
決して奥原のプレーは悪くない。
しかし、細かいショットに微妙な狂いがあり、相手シンドゥ・プサルラのショットが強烈に決まっている。
そして、いま試合が終わった。
セカンドゲームは10-21。
奥原の完敗である。
オリンピックには、こうしたことが起きる。
インドのシンドゥ・プサルラは、世界ランキング10位。
大して奥原は6位である。
奥原との過去の対戦成績は2勝1敗だ。
直近のゲームでも2-1で勝っていた。
しかし「オリンピックの神様」に愛された選手は、ランキングなど吹き飛ばしてしまう。
奥原との対戦の前に、シンドゥ・プサルラはロンドン銀メダルの中国の王儀涵に勝っているのも、すでにその兆候があったと思える。
結局、奥原は10本連続で相手にポイントを取られて負けてしまう。
こんなに「脆い」奥原は、初めて見た・・・・。
・・・・日付変わって19日夕方である。
結局、Upしているうちに、女子ダブルスの決勝戦がはじまってしまい・・・。
全部見てしまった。
つまり、Am2:30まで見てしまったのだ。
で、今からの再開となった。
タカマツ組は、ファイナルゲームを16-19から、5ポイント連続で取って逆転勝ち。
「悲願の金メダル」を獲得した。
・・・・もう何も言う必要はないだろう。
ただ一つ、最後の「奇跡の5ポイント」の解説を、プレーしたことがある人間としてしておこう。
それまでデンマークペアの特徴である「長身・片方が左利き」の攻撃に対して、返球時に微妙なところでアジャストしていなかった。
それが、最後の5ポイントの時に克服された。
それまで「数センチの差」でネットにかかったり、逆にホップアップしていたシャトルが、完璧にコントロールできていた。
集中力の賜物だろう。
これこそが「世界ランキング1位」の証明である。
高橋は、19-19から先の展開を覚えていないという。
彼女らは、まさに「無我の境地」にいたのであろう。
本当に「いいもの」を見せてもらった。
ありがとう、高橋・松友ペア!
10ポイント連続で失ってしまうのも、5ポイント連続で獲得できるのも、そう「バドミントン」なのだ・・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、競技としての「バドミントン」の凄さを感じますように。
May
競技としてのバドミントンを、是非体験してみてください。彼女らが、いかに「凄いこと」をしているかが分かるから。