完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「届いたこと」と「届かないこと」の差    ~水谷隼とセブンスラグビー~

2016年08月12日 | スポーツ
私は初老男である。


いつものことであるが・・・。


私のようなスポーツ好きにはオリンピックの期間中なにか「ふわふわ」としているというか・・・。


地に足がつかないというか・・・。


それがとても「心地良い」というか・・・。


特に今大会は、日本チームの活躍が顕著なので「夢心地」というか「天にも昇る気持ち」というか・・・。



ああ、「オリンピック・ロス」が怖い・・・。



ということで、銅メダルに「届いた水谷」の話。



メダルをかざして映っている写真の、二人の中国選手と水谷の表情を見てほしい。



私には馬龍も、張継科も少しもうれしそうに見えない。


どちらかといえば・・・・



           「ホッとしている」

                        ようにしか見えない。


その中で、水谷選手は誇らしさを抑えた「いい表情」だ。


3位決定戦は見ていない。


必要ない。


水谷がサムソノフを圧倒するのは分かっている。



50半ばの初老男は、今回のTV中継の解説者の人たちが「現役」だった頃を知っている。


中国が国際社会に戻り、スポーツにおいての「国際化」に成功した頃を知っている。



その記憶から現在までの選手の中で、水谷は「日本最高の卓球選手」だ。


長い長い日本卓球界の「祈り」みたいなものが、水谷にメダルを取らせたような気がする。



世界を驚かせた「快進撃」の続いた日本のセブンスラグビー。


最後の試合は「完敗」に終わった。



少々知ったかぶりをさせてもらうと・・・・。



         「14-54」


ラグビーは得点が5点・2点の組み合わせで入っていくので、単純な1ポイントを積み上げるゲームのような「完敗」と意味が違う。


ラグビーのゲームは特に精神的な「ある一線」を破られてしまうと、こうした点差になることが多々ある。


本当のところ後半の途中まで、どちらに転ぶかわからない展開であった。


だが、快進撃を続けていた「法則」が、その「まさに勝負所」で崩れてしまった。



しかも、その「法則」は単純。


          「ファーストタックルを決める」

                         ということ。


快進撃を続けたということは、ある意味「無理に無理を重ねて」闘ってきたことも意味する。


つまり、最後の最後に「ガス欠」状態になったのが、本当のところではないだろうか・・・。


快進撃の最終形は、実はあっけないものだ。




悲願であったメダルに「届いた」卓球。


オリンピック種目に初めてなって、メダルに届きそうで「届かなかった」セブンスラグビー。


メダルに「届いたこと」と「届かなかったこと」の差は、はたして大きいのか、小さいのか。。。。


その答えは「2020年」に出るのかもしれない。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、どんな競技にもあふれている「アスリートたちの想い」を感じ取りますように。



               May



セブンスラグビーの競技性は、15人制とずいぶん違うねぇ。













コメント
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