私は中年である。
さて、ブログをはじめてそろそろ1年になる。しかし、私の場合Upしたいことが
後から後から湧き出てきて収まりがつかない状況だ。
本当のところ「時事ネタ」なんかは一々取り上げたいことだらけなのだが、
余人が感じていることと変わりの無いことをUpしても仕方が無いので、
極力自分の意識と世間一般の意見が「大きく喰い違う」時くらいしか
Upしない。
モーツァルトのように頭の中で「完璧」に出来上がって、後は入力するだけ。
なんていう風ならいいのだが、最低4~5回は校正しないと仕上がらない中では、
Upしたい内容が溜まるばかりの今日この頃の「中年」である。
さて、「夏川りみ」という歌手の独立が問題になっている。
私は彼女のファンである。
私はその時々の女性ボーカリストのお気に入りを持っているのだが、現在は
この「夏川りみ」と「木村カエラ」の二人だ。
まったく違った「感性」を持つ二人だが、私の中でこの二人を聞くことは
少しも「矛盾」しない。「良いものは良い」のである。
夏川りみといえば世間的には「涙そうそう」だろう。
しかし、私は人より気が早すぎるのか、世間にこの歌が流行りだす前に
飽きるほど聞いていて、人気が出た頃はもう聴くことがなかった。
(同じようなことが「新垣 勉」にもいえる)
しかし、彼女の声の魅力に参ってしまって発売されたCDはほぼ
総て持っている。
コンサートにも行ってその圧倒的な歌唱力と沖縄人らしいパワーを
堪能してきた。
彼女は、声を「楽器」のように使う歌手である。
彼女は演歌歌手として一度デビューしていて「夏川りみ」は再デビューの
ための芸名だ。(ちなみに最初の芸名は「星美里」である)
父親が彼女を懸命に歌手デビューさせるためにがんばったらしい。
(ゴルフの横峰の話に似てるね、沖縄だしさ)
彼女自身も歌手にはなりたかったのであろう。そして、実際歌手になれた。
しかし、7年かかってもヒット曲に恵まれなかった。
演歌歌手を目指した人にありがちな話であり、そこから逆に「夏川りみ」が
生まれたことのほうが「奇跡的」な話である。
そして、そんな奇跡的な彼女にさらに「偶然的」な「奇跡」が重なる。
「涙そうそう」の作曲をした、ビギンのメンバーが夏川の姉と同級生だった
という奇跡が・・・。
人間「やりたいこと」が「自分に向いていること」とイコールではない。
また「好きなこと」が「できること」とイコールでない。
昔の4コママンガでおもしろい物があった。カッコ内はナレーションだ。
①八百屋の店先で、おばちゃんが客寄せをしている。
「安いよ、安いよ!奥さんおまけしとくよ!」(このおばさんは・・・・・)
②「ニンジン安いよ~!」(ノーベル賞を受賞できるくらいの・・・・・)
③「じゃがいもも安いよ~!!」(数学の素質がある・・・・・・)
④「えーい、もってけドロボー!!!」(しかし、それに気づくことは・・・一生ない)
世の中はこうしたものではないだろうか。
中には本当に自分の素質に目覚め、その道を歩ける人もいる。
それはこの上もない幸福なことだ。
彼女は「その道」を歩けた幸福な人だろう。
夏川りみは3ヶ月ほど休養した後「JPop歌手」転向するという。
彼女の声は「張りのある透明感」が特徴的だ。しかし、それは今のJPop
シーンではクセがなすぎるのではないだろうか。
彼女のが中森明菜の「十戒」を歌ったのを聞いたことがあるが、きれいな
透き通る声とともに、なんと印象の薄いことか・・・。
歌ったそばから「溶けてゆく」ようたっだ。
そう、記憶の隅にも残らない。
おそらく彼女の歌うJPopが流行ることは無いだろう。
人間やりたい時にやりたいことをやることでしか納得はしないものだ。
願わくば、夏川りみが今歌っているような「国民歌」が自分に一番あっている
ことに気づいて、早く戻ってきてくれることを願う私である。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが本当に自分の素質に目覚め「その道」を歩けますように。
不思議だねぇ。「涙そうそう」はビギンや森山良子が歌うより、やっぱり
夏川りみが歌わないとしっくりこないなぁ・・・。 may
さて、ブログをはじめてそろそろ1年になる。しかし、私の場合Upしたいことが
後から後から湧き出てきて収まりがつかない状況だ。
本当のところ「時事ネタ」なんかは一々取り上げたいことだらけなのだが、
余人が感じていることと変わりの無いことをUpしても仕方が無いので、
極力自分の意識と世間一般の意見が「大きく喰い違う」時くらいしか
Upしない。
モーツァルトのように頭の中で「完璧」に出来上がって、後は入力するだけ。
なんていう風ならいいのだが、最低4~5回は校正しないと仕上がらない中では、
Upしたい内容が溜まるばかりの今日この頃の「中年」である。
さて、「夏川りみ」という歌手の独立が問題になっている。
私は彼女のファンである。
私はその時々の女性ボーカリストのお気に入りを持っているのだが、現在は
この「夏川りみ」と「木村カエラ」の二人だ。
まったく違った「感性」を持つ二人だが、私の中でこの二人を聞くことは
少しも「矛盾」しない。「良いものは良い」のである。
夏川りみといえば世間的には「涙そうそう」だろう。
しかし、私は人より気が早すぎるのか、世間にこの歌が流行りだす前に
飽きるほど聞いていて、人気が出た頃はもう聴くことがなかった。
(同じようなことが「新垣 勉」にもいえる)
しかし、彼女の声の魅力に参ってしまって発売されたCDはほぼ
総て持っている。
コンサートにも行ってその圧倒的な歌唱力と沖縄人らしいパワーを
堪能してきた。
彼女は、声を「楽器」のように使う歌手である。
彼女は演歌歌手として一度デビューしていて「夏川りみ」は再デビューの
ための芸名だ。(ちなみに最初の芸名は「星美里」である)
父親が彼女を懸命に歌手デビューさせるためにがんばったらしい。
(ゴルフの横峰の話に似てるね、沖縄だしさ)
彼女自身も歌手にはなりたかったのであろう。そして、実際歌手になれた。
しかし、7年かかってもヒット曲に恵まれなかった。
演歌歌手を目指した人にありがちな話であり、そこから逆に「夏川りみ」が
生まれたことのほうが「奇跡的」な話である。
そして、そんな奇跡的な彼女にさらに「偶然的」な「奇跡」が重なる。
「涙そうそう」の作曲をした、ビギンのメンバーが夏川の姉と同級生だった
という奇跡が・・・。
人間「やりたいこと」が「自分に向いていること」とイコールではない。
また「好きなこと」が「できること」とイコールでない。
昔の4コママンガでおもしろい物があった。カッコ内はナレーションだ。
①八百屋の店先で、おばちゃんが客寄せをしている。
「安いよ、安いよ!奥さんおまけしとくよ!」(このおばさんは・・・・・)
②「ニンジン安いよ~!」(ノーベル賞を受賞できるくらいの・・・・・)
③「じゃがいもも安いよ~!!」(数学の素質がある・・・・・・)
④「えーい、もってけドロボー!!!」(しかし、それに気づくことは・・・一生ない)
世の中はこうしたものではないだろうか。
中には本当に自分の素質に目覚め、その道を歩ける人もいる。
それはこの上もない幸福なことだ。
彼女は「その道」を歩けた幸福な人だろう。
夏川りみは3ヶ月ほど休養した後「JPop歌手」転向するという。
彼女の声は「張りのある透明感」が特徴的だ。しかし、それは今のJPop
シーンではクセがなすぎるのではないだろうか。
彼女のが中森明菜の「十戒」を歌ったのを聞いたことがあるが、きれいな
透き通る声とともに、なんと印象の薄いことか・・・。
歌ったそばから「溶けてゆく」ようたっだ。
そう、記憶の隅にも残らない。
おそらく彼女の歌うJPopが流行ることは無いだろう。
人間やりたい時にやりたいことをやることでしか納得はしないものだ。
願わくば、夏川りみが今歌っているような「国民歌」が自分に一番あっている
ことに気づいて、早く戻ってきてくれることを願う私である。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが本当に自分の素質に目覚め「その道」を歩けますように。
不思議だねぇ。「涙そうそう」はビギンや森山良子が歌うより、やっぱり
夏川りみが歌わないとしっくりこないなぁ・・・。 may