完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

雪国の春の匂い  ~組織と言う名の「怪物」~

2007年02月26日 | Weblog
私は中年である。
この頃、日々のブログUpをすることに慣れてしまって、1ヶ月にUpする
ブログの数が少なくなってしまった。

これはまずい・・・。気合を入れねば・・・。

気合を入れねばと言えば、昨日07’サッカーシーズンの開幕を告げる
(違うかもしれないが、私はそう信じている)ゼロックス・スーパー杯で
レッズがガンバ相手に4-0で負けおった。

あと1週間でシーズン開幕。レッズの皆には「気合い」を入れて欲しいものだ。
もっとも私はアンチレッズなので、気合いが入らず、あまり強くないことを
祈るアルビファンの「中年」である。

さて、昨日所用で新潟市に行ってきた。そこは私の住んでいる地域より
一足先に「春」の香りがしていた。

ちょっとおもしろくUpになるかもしれないが許して欲しい。

「組織」と言うものは「本音」と「建前」で出来ている。

同じ人間であっても、組織を運営する側にいるときは「建前」を重視し、
自分が納得していないことも「平然」と提言するものだ。

しかし、その「建前」を言われた組織の「構成員」(893みたいでよくないなぁ
呼び方変えよう)
「組員」(もっとそれらしくなったじゃないか!もう一回変えよう)
「ヒラ」(突然、全然雰囲気違うけどこれにしておこう)の人間たちは
それに対して「本音」を運営する側にぶつけざるを得ない。

結局、組織の運営と言うのはきわどい「妥協」の産物なのだと思う。

しかし、その「妥協」であってもお互いの「熱意」がぶつかり合ってのものなら、
悪い方にばかりは行きはしない。ぶつかり合ってこそ「組織」が充実していくと
言うものだ。

組織においての一番の問題は、結成からの時間が経てば経つほど、一つ一つの
ことが「形骸化」してしまい、本当の「意味」さえ構成員(あ、また使っちゃった)
自身が分からなくなってしまうことにある。

「なんか知らんけど、前々からそうしているからやっておけばよい」と言うような
雰囲気だけで時を過ごすようになる。

私自身がそんなことを、随分経験してきたから良く分かる・・・。

そして、組織は大きくなればなるほど「身動き」が取れにくくなっていく。

恐竜は尻尾を踏まれると三日経たないと「痛い!」と感じないと言う。
これは、私がそのことを象徴する話としてよく使う。

私が新潟市に行った所用というのも、そうした「組織」の会議だった。
営利を目的としない(正確にはそうではないのだが)団体であれば、なおさら
「観念的」なことをお互いの結束力にしていくしかない。

これは今の時代には、とてもむずかしいことだ・・・。ジリジリとしたあせりを
感じつつ集会は終った。

新潟市は、この冬1月中は1度も雪が降らなかった。しかし、昨日はまるで
「桜の花びら」が散っているような「風舞い」の雪がやわらかな日差しの中で
降っていた。

いつもより2ヶ月ほど早い「春の予感」が、新潟市では完全な「新春」(年賀状じゃ
無いよ~)になっていた。

新幹線から見る「風舞い」の雪は嵐のように猛スピードで流れていく。
しかしそれも徐々に晴れて、逆に山の雪が徐々に増えていく。
そんな風景を見ながら、様々な思いが交錯した土曜日だった。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「組織」の中で「個性」を発揮できず、埋もれて
しまいませんように。

遅くなってけど、今回ノンストップで1回仕上げました。
ひさしぶりだなぁ。                  may








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする