今年の初夏のころまでは、5年くらい家でテレビゲームをしなかった。
たまに友達の家にいくとちょっとすることはあったけれど、
ゲーム離れははなはだしかったです。
その理由としてははいくつかあるだろうと思われるのですが、
ひょいと思いつく2点だけ書いておきます。
一つ目は、目が悪くなるということ。
僕はド近眼のため、もっと悪化していくと
弱視になってしまうこともありうると踏んだんです。
そうすると、車の運転もできなくなり、田舎暮らしでは
けっこう大変な目に遭います。
だから、パソコンをよくつかうのだから、
テレビゲームは控えようかという計算が働いたのです。
二つ目に、ゲームをするより、インターネットをしたり
本を読んだり、映画を観に行ったりすることのほうが
よっぽど面白く感じられるようになったということです。
そりゃ、難易度の高いゲームって存在しますが、
そういうゲームの難易度と、毎日の生活の難易度って
また別じゃないですか。
ゲームの難易度というのは、リアルな生活にはないほどの
不運さを詰め込み、最初はプレイする人をたじたじにさせる。
しかし、(ここが大事なのですが)必ずや甘いエンディングがあり、
やりきれば達成感というものが絶対に得られますよね。
まぁ、ものによりけり、ゲームのタイプにもよりましょうが。
リアルな生活には、ゲームほどのきつい危険性はありませんが、
絶対的な達成感があるとは限らない。
そして、大概はやりなおしが利きません。
そして、ゲームじゃないけれど、
両方の意味において、テレビをあまり見なくなったのも
これらの理由に当てはまります。
でも、ゲームには、自分がリアルにはできないことの代わりとして
楽しむことが可能だったりしますよね。
そのままの代わりじゃなくても、デフォルメされていたり、
簡便化されていたり、娯楽性に特化されていたりして、
ゲームは作られていたりしないかな。
それで、サッカーW杯の開催中だったかな、ほこりを被っていた
プレイステーション2用のソフトで、新しい『ウイニングイレブン』が
発売されているのを知って、アマゾンで購入したのでした。
で、今のウイイレって、一人のプレイヤーになりきってピッチを駆け回って
プレーするモードがあるんですね。これは画期的だし、
その昔、ゲーセンにサッカーのカードゲームが出回って流行った頃に
僕が友達に予言したことのある発展の仕方だったりします。
まぁ、今頃こんなところで言ったところでなんでもないことですけど。
それで、けっこうやりました、ウイイレ。
自分を選手にして、育成していきました。
MFなんですが、一年目にスペインでトップ下をやらされてアシスト王になり、
二年目にフランスに渡り、まぁ、ポジションはサイドをやらされて不振に陥る。
三年目もフランスで同じチーム(パリサンジェルマン)で得点王とアシスト王をWで獲得し、
チームをリーグ優勝に導く。チャンピオンズリーグでは準優勝でした。
そして、4年目はスペインに戻って、今度はエスパニョールで中村俊輔選手とチームメイトで
切磋琢磨しています。
ここまでやって、ちょっと飽きてきたというか、同じことの繰り返しになってきたので、
中断しているという具合なんです。
その他、日本代表としてワールドカップで優勝もしましたし、
チャンピオンズリーグモードで、バルセロナを操り、メッシなどの大活躍で
楽々優勝したりもしました。
ウイイレは中田英寿さんが現役だった「7 インターナショナル」をやっていて、
その時に比べると、各段にドリブル突破がしやくなっていますね。
あの頃は、ジダンなんかを操作しても、なんらワクワクしませんでした。
で、ウイイレは中断してしばらく経ちます。
それからどうしたか。なんと、競馬ゲームの『ウイニングポストワールド2010』と
『桃太郎電鉄16北海道大移動の巻』を買ってちょこちょこやっています。
ウイニングポストは第一弾をスーパファミコンでやった人なので、
すごく懐かしく、そして発展の凄さに舌を巻いています。
だけど、ちょっと、レースでは差し馬追込み馬のキレが鈍いなという印象。
ずばっと電撃のように駆け抜けるCGって難しいのかもしれないです。
桃鉄はよく友達とやったりしていました。
僕が買った桃鉄16もやったことがあったんですけどね、
ここはほら、前回の記事にも書きましたが、地理に強くなろうかという気持ちの
表れでもあるんです。それでも、やってみたらやっぱりゲームであって、
地理に強くはならないかなって思ったりもしました。
ウイニングポストはまだまだ二冠馬しか作っていないので、
やりこみたい気持ちはありますね。
ただ、ゲームに時間を取られて、DVDを見る機会が激減しているという事実があり、
ちょっとこのへんも、調整しながらですねぇ。
なかなか、面白いですね、テレビゲームも。
視力の心配をしながら、やりすぎないように、ちょこちょこと楽しもうかなと
思っている次第です。