Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

6月中旬に訪れていた自然教育園で (1) シキミ、マンリョウ、センリョウ、コクサギ、ハグロソウ等

2015年07月09日 | 自然教育園
6月から急に忙しくなって写真を撮りに行けなかったのですが
20日にたまたま1日暇が出来たので久しぶりに目黒の自然教育園へ行きました。
木洩れ日が射す、路傍植物園の散策路を脇にある植物を見ながら歩きました。

そばに「サネカズラ」(実蔓)という札があった小さな実を見たのですが
どうも葉が違うような気がします。何の実なのでしょうか?


「シキミ」(樒)の果実が出来ているのを見つけました。果実には毒があって植物では
唯一劇物に指定されているそうです。
「シキミ」の花は『今年春に日影沢から高尾駅へ歩いた時』と数年前に大船フラワーセンターに
行った時に寄った『龍宝寺』で見ていました。

「マンリョウ」(万両)の蕾が見られましたが、花はまだでした。

「センリョウ」(千両)を見ましたが1本の雄しべと1個の雌しべがあり
卵形をした黄色のものが雌しべの柱頭。
緑色の玉状のものが後で実となる子房で雄蕊がこの写真では分かりにくいです。
ヤブコウジ科のセンリョウやマンリョウ等と違います。

「ハグロソウ」(葉黒草)花弁が2枚の草、名前の由来は葉の色の緑が濃いことから。

「コクサギ」(小臭木)実は2つから4つの子房が集っていて
中に硬い実が入っています。「クサギ」(臭木)と同じように葉が臭いそうですが
触ってみても分かりませんでした。

「チャ」(茶)の木にも実が出来ていました。

路傍植物園を過ぎて散策路を進んで行くと

左手はちょっと谷の様になった感じでモミジの見どころで今は若葉が綺麗で秋に
紅葉のビューポイントになるところです。

その反対側は都会とは思えないような感じで
木々がうっそうと生えた林になっています。

水生植物園の池が見えて来ました。緑に囲まれて静かに見えますが
人が橋を渡り過ぎるのを待って写しました。

池に下りる前に散策路のそばで「マユミ」(真弓)の木の実を見つけました。
『パステルピンクに似た色になる実』が好きな木です。

池に下りて木道のそばの草近くで変わったトンボを見つけ、
やっと止まった瞬間を撮ることが出来ました。
お腹の部分が白いトンボで、調べてみると「コシアキトンボ」というトンボの雄でした。
お腹の部分が開いているように見えるからついた名前で
漢字になおすと「腰空き蜻蛉」となるのでしょうか?木立ちに囲まれた池等に見られるトンボのようです。

撮影日 6月20日
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする