先週の話になるが、なんとなくテレビを観ていたら、世代別思い出の食べ物ベスト10みたいな番組をやっていた。
世代をまず『アラDAN(団塊)』『アラBUB(バブル)』『アラIT(デジタルネイティブ)』の三世代に分けて、その頃の世相や流行とともに時代を映す青春時代の『食べ物』を世代別に紹介していくというもの。
各世代のベスト10がコレ。
<アラDAN>
1位 バナナ 2位 コカコーラ 3位 即席ラーメン
以下、ピザ、生クリーム、ハンバーガー、おまけ付キャラメル、グレープフルーツ、フランスパン、インスタントコーヒー
<アラBUB>
1位 イタめし 2位 ティラミス 3位 トムヤムクン
以下、ミネラルウォーター、もつ鍋、とんこつラーメン、ドリア、カルーアミルク、アボカド、プレミアムアイス
<アラIT>
1位 激安 2位 カロリーオフ 3位 メガ盛り
以下、生キャラメル、コンビニスイーツ、つけ麺、コラーゲンボール、超激辛、TKG、サプリめし
さてデブ夫婦は世代でいえば『アラBUB』に分類されるのだろうが・・・思いっきり『アラDAN』のベスト10にもうなずいてしまったの(*^^*ゞ・・・というか、こちらの方が理解できちゃったw
『アラDAN』世代は、物が無い子ども時代を過ごしてきた人が多いことと、初めて口にする食べ物が多かったことがこういう順位になっているのだろう。バナナは病気にならないと食べさせてもらえないとか、ケーキはバタークリームが当たり前とか、今じゃ考えられないもんね。高級なものがきちんと高級として捉えられていた時代。
で、デブ夫婦も年齢的には『アラBUB』に分類されるとはいえ、決して裕福ではない子ども時代を過ごしてきている=まだまだモノが無かった時代だったので、誕生日のケーキだって当たり前のようにバタクリだったし、ピザやハンバーガーだって小学校高学年になって初めてお目にかかったものだった。横浜三越とニチイ(当時)の前にマクドナルドがあって、土日はいつも行列だった記憶があるよ・・・ハンバーガーひとつ買うのが大変だったんだよ。
コーラだって今みたいにコンビニで買って自由に飲むなんてことは許されず(そもそもコンビニが無かったw)、だからこそたまに飲ませてもらえるのがうれしかった。家では米屋さんが配達してくれるプラッシーしか飲めなかったので、コーラやファンタやチェリオを飲むのは楽しみだったなあ♪
グレープフルーツも、真半分に切って砂糖をふりかけてスプーンで食べるというのが衝撃的だったよなw
『アラBUB』のベスト10では・・・ドリアw多分高校生くらいの時に初めて見たドリア。ウチはハウスのマカロニグラタンをおかずに白いご飯を食べるという、今思えば『?』な献立が食卓にのぼることがあったのだが、ドリアはなんとご飯にグラタンがかかってる! という衝撃的な食べ物だったよなあ・・・。ドリアはスパゲティなんかに比べて割と食べやすいし、ちょっと女子寄りなメニューだったので、デートの時なんかは強い味方でしたな(*^^*ゞイタメシ、ティラミス、トムヤムクンあたりは、意外とそんなに食ってないような気がする。どれも流行り始めの頃は、まだまだコドモだったので(*^^*ゞいわゆるバブルを思いっきり謳歌していたのは、デブ夫婦よりひと世代上なんだよね~。2号嫁もデブではなかったが、ボディコン着たり前髪逆立てたり・・・って年齢じゃなかったもんな。
カルーアミルクか・・・当時はいわゆるカフェバーブーム(今書いてるだけで恥ずかしいコトバになっちまったw)で、お酒が飲めない女の子はみーんなコレだったな。
そして『アラIT』。ランキングを見て感じることは『極端だな~』ということ。メガ盛りに対してカロリーを気にしてみたり、激安で食えるならなんでもいいのか? と思ったら、決して安くはない生キャラメルに群がってみたり。気分が大切なのか、あまり執着がないのか・・・あれが食べたい、食べてみたい! っていう食に対する欲求ってのがないんだろうなあ。
この世代は、生まれた時からコンビニ、マック、ファミレスがあったんだもんな。未知なる味なんて存在しないのではなかろうか・・・。
面白かったのは、アラDAN世代とアラIT世代がお互いにお互いのことを『かわいそう』って言ってたこと。アラDANからすれば『おいしいものに出合ってないのね、かわいそう』、アラITからすれば『たかが食べ物でそんなに夢中になるの?かわいそう』てな感じか? でも自分たちは全然かわいそうだと思われてるとは考えもしないわけで。うーんジェネレーションギャップ!(。´∀`)クスクス
それにしても・・・モノが無かった時代、モノも金もあふれていた時代、モノが行き渡って成熟した時代。日本経済の移り変わりが食べ物でわかるとは(。´∀`)クスクス(笑)いや~~食文化って人間をつくるよなあ・・・と、しみじみ思ってしまった。
まあ、デブ夫婦が若い頃はいろんなお店に食べに連れてってくれる人が居たりお酒を飲む機会も多かったので、そこでおいしいものを食べ、おいしいお酒を飲み、お店との付き合い方をなんとなーく学んだ気になって、なんとなーく大人になった気になって゜+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゜
いつかデートであの店に行きたい! とか、稼ぐようになったらアレを食べたい! などと思って頑張ってきたんだがな。今は若い子にご馳走したり、いいところに連れて行く余裕が無い大人の方が多そうだから、憧れのお店や食べてみたい高級な料理に出合えないまま大人になっちまうので、これもまた仕方がないのかもしれないね。
それでも、子どもの頃から食事だけは3食食べるものだから、食ってきたものは一生残ると思っているデブ夫婦。想い出に残る食べ物ってのがあるのは幸せだと思うのだ。それが高級だとか有名だとかではなく、確実に自分をつくってきた食べ物たちだから。
『アラIT』の子たちも、あと数十年経ったらサプリめしってあったよね~♪懐かしい~なんて話ができるのかな? だとすると数十年後の食って、いったいどうなっているんだろう? 食べる楽しみなんていう概念はすっかりなくなり、食べ物=単なる栄養補給になっちゃって、カプセルとかで飯を済ますようになっちゃったりして・・・などと考えるとちょっと怖ろしいものがあったりしますが(*^^*ゞ
お米屋配達プラッシー、オレンジのほかにグレープがあったのを知っているかい?(ΦωΦ)ふふふ・・・・
ウチも強烈に覚えている食べ物は、どちらかというとアラDAN寄りです(*^^*ゞ
アラBUBの食べ物は、もっと大人になってから食ってたような記憶が・・・それだけ貧乏だったのかなぁ(*^^*ゞ
そういや、静岡おでんって未知の味だわ! 富士宮やきそばも!
『バナナは栄養がありすぎるから~』、コレ、まったく同じことを旦那も子どもの頃に言われてたらしい!しかも一人っ子なのに!!うーむ、あの頃の親ってのは、みんな嘘つきだったのね(´m`)クスクス
そうそう! 今のバタクリはうまいです。バターの質が格段によくなってるんでしょうね。
ウチも未だにお寿司や牛肉は、いくら安くなったとはいえご馳走です♪父親の給料日あとじゃないと食べられないものたちでした。ケーキだって昔は誕生日とクリスマスとお客さんが来た時しか食べられなかったから、やっぱりご馳走♪
そんなメリハリが食の楽しみだったんでしょうね。今の若い子たちは、メリハリが無いんだよね。それが幸せなのか、かわいそうなのかはアラBUBのデブ夫婦にはわからんですw
ランキングを見ると自分はアラDAN寄り。確かにもうおじさんだもんなぁ。
マクドナルドが静岡に出来たのが、中学生の時。新静岡センターの地下で部活の練習試合の帰りにみんなで食べたのを思い出します。
高校時代も金欠で外食しなかったから、上京してから初めて食べるものがたくさんあって、「都会はすごいなぁ」なんて感動していた田舎モンでした(笑)。
完璧「アラDAN」の私には面白いほどドンピシャです~笑
バナナは…2歳下に弟がいるのですが、母が「バナナは栄養があり過ぎるから、子供が1本食べるとお腹を壊すから…」と言って半分ずつしか食べられませんでした。
しかもその「お腹を壊す」と言うのをすっかり信用して、中学生になるまで半分しか食べなかった素直な私…笑
先日ちょっと小ジャレタケーキ屋さんで食べたのがバタークリームのケーキでした。
昔のような「妙な油臭さ」は無く、もしかしたら生クリームよりも美味しいのでは?!と言う感じでした。
どの世代でも同じだとは思いますが、やはり子供の頃に憧れた料理は今でも憧れです。
私の世代では「お寿司はご馳走」感覚なので、例えクルクル回っていてもご馳走なのです~笑
そうそう、我が家もプラッシー取ってましたよ♪