デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

加齢に抗う気持ちはないが、加齢による情けなさもさまざまで。

2023-09-20 20:42:29 | つれづれ日記
いつの間にやら9月も終盤、彼岸の頃となってしまった。
今年は暑さがだらだらと続いて、9月に入っても毎日暑いし、例年以上に『何を着ればいいのかわからん』状態が多い。
だいたいが秋分の日が近づいてくると涼しくなってきて、
毎年『暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもんだねえ』と同じ会話を繰り広げている気がするのだが・・・、
今年の暑さはなかなかしつこいようで。
それでも、朝晩はかなり涼しくなってきたし、暑さの質は夏のそれとはもう違うのよね。
なんだかんだで秋なのであります。

さて、先日は国民の祝日『敬老の日』があった。
最新の統計によると、65歳以上の人は3623万人。総人口に占める割合は29.1%と過去最高なのだそうだ。
敬老の日は『多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日』で、
その対象となるのはもちろん『老人』なのだが・・・、今の世の中、老人というのは何歳くらいからになるんだろう。
昔は還暦過ぎると老人と呼ばれていた気がするし、医療制度では65歳以上が高齢者にカテゴライズされるが、
人生100年時代のこの世の中、60代では『まだまだ若い』といわれてしまう。

実際、今は60歳過ぎてもとてもとても『おばあちゃん』『おじいちゃん』という感じではないわなあ。
周りの知人・友人にも60代の人は居るが、孫が居る居ないにかかわらず、おばあちゃんでは・・・ない。

とあるアンケートによれば『何歳からが敬老の日に祝われる対象か?』という質問に対する回答でイチバン多かったのが
『70歳以上』だったそうだ。
ふーむ、昭和の時代から大人は10年~15年、敬われるのが遅くなってるってことらしい。
まあ・・・中には70歳を超えても80歳を超えても、とても敬う対象にはならん方々も居るんだけどさ(笑)。
そういう人に限って、自分を老人だ高齢者だと言いたがる。
別に『年寄りなんだから敬え! 大事にしろ!』なんて声高に言わなくたって、
敬われる老人、大切にされている老人ってのは自然にされているものなのさ。

さて、デブ夫婦はまだ50歳代なので敬われる側ではないのだが、
歳を重ねるにしたがってさまざまなことで衰えを感じている年代ではある。
先日見てたネットニュースにこんなんがあった。

年を取ってはじめて有難みがわかる“加齢あるある”が話題に
『若い時は、こんなもん誰が使うんだよと思ってたけど、
今は、ありがてぇ、かたじけねぇ、と思いながら使わせてもらってます』

というコメントとともに投稿されたのは、スーパーのサッカー台なんかにある指を濡らすためのボール。
これ『メクボール』という名前があるそうだ。
そう・・・加齢とともに皮膚が乾燥し、指先に水分がなくなるためビニールをめくることが困難になるあの現象。
20代の頃は想像もしなかったことである。
2号嫁も、スーパーでビニール袋が開けられない事態に陥ることは多々ある。
で、買う予定もなかった大葉をつまみ、その水分で開けるという(もちろん大葉は買いますよ)セコイ技で乗り切ったりしているのだ。
その他にも、近くで小さい文字を見ることが困難になっている。中近両用のメガネをかけているにもかかわらず、
細かい字が読みにくい。なので、寝る前にベッドで本を読むことなどほとんどなくなってしまった。
明るいところで、ちゃんとメガネをかけて読まないと逆にストレスになってしまう。
なんならメガネ外して至近距離で読んだ方が読みやすい(笑)。

娘時代は、母親と一緒に買い物に行き母がビニール袋を開けるのに手間取っているのを見て
『なんでこんなのが開けられないんだろう』と不思議に思い、
細かい字が見えずにそのたびにワタシに聞いてくるのを『めんどくせえなあ』と思い、
おばさまたちが老眼鏡を鼻メガネにして本を読んでいるのを笑っていたものだが・・・、
でも、しっかりと、55歳の自分も同じことをやってるのだ。
昔の人は良く言ったもので『年寄り笑うな行く道だもの』・・・今なら少しはわかるよ。

日傘なんてばあさんが差すものと思っていたが、今や真夏は日傘ナシでは暑さに耐えられないし(これは今の暑さと陽射しが尋常じゃないせいもあるが)、
洗剤を使おうが素手でワックス触ろうが手荒れするなんて考えられなかったワタシが、
冬はハンドクリームなしでは手がカッサカサで見た目にも耐えられないし。
たまにおしゃれ居酒屋とかに行くと、あまりの薄暗さにメニューの文字が見えないし。
瓶のフタやペットボトルのキャップが指が痛くて開けづらくなってきたし。
『加齢あるある』は、2号嫁のような子どもオバサンにもあてはまるのである。
さらに50歳も過ぎてくると、あらゆることが『老化』のひとことで片づけられてしまう。
1号旦那なんて、以前皮膚科にかかった時に
『センセイ、爪に縦線が入っててよく割れるんだけど、これって透析の影響ですかね?』と訊いたら、あっさりと
老化ですね。透析は関係ないと思いますよ』と言われてショックを受けていたっけ。
女性の場合は、ほとんどの症状が『老化』と『更年期』のせいになっちまうので、これまたせつない。
そんなこんなで、人間見た目がどんなに若見えしていようと『加齢』『老化』は避けられないのだ。

しかしだ。いろいろなことが加齢によって劣化していく中、
人間の『知識力』ってのは上がっていくのだそうだ。
情報処理のスピードは50歳中盤を境に急に低下するのだが、知識力は70歳を過ぎる頃までぐんぐん上がっていき、
80歳代でも40歳より高得点を示すんだと。
歳を重ねること、人生経験を重ねることで成熟していく知的な能力があることが、研究によってわかってきた・・・という、
ちょっと救われる話もあったりする。

ま、デブ夫婦は加齢に抗う気持ちはほとんど無いし、加齢による情けない出来事満載の毎日ではあるのだが、
せめて知識力とやらは衰えさせないように日々励みたいなあ・・・と、一応は思うのだ。
そのために少しは積読状態の本も読まないとなあと思う。
思うのだが!!
これまた『加齢あるある』が、読書を億劫にし、読書スピードを遅くするわけで(・д・)チッ 情けない。←言い訳
でもまあ・・・適度に加齢も受け容れ、適度に知識欲も満たしていくのがよろしいのだろう。
そんなわけで、少しずつ『読書の秋』もやっていこうと・・・思うのである。
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