デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

大人カワイイだの大人女子だの美魔女だの。

2012-03-27 23:47:04 | つれづれ日記

3月も終盤になってきて、やっと少しあたたかい日が続いている。先週くらいまではこんなに寒くてホントに桜が咲くの? と心配していたが、今週末にはそろそろつぼみも大きくなるのかな。桜の便りが全国から聞こえてくると、やっと春が来るんだな~とうれしくなってしまうデブ夫婦である。1号旦那なぞ、まだ桜も咲いていないというのに夏用のビーチサンダル(ブルーダイア)を注文してしまうほどの浮かれよう。
学生の頃だけじゃなく、いい加減大人になっても桜の季節ってのはそれだけでココロ弾むものなのだろう。

さて、大人といえば。最近雑誌なんかでも見かけるコピーでどーも気になるモノがある。
『大人女子』と『美魔女』。

大人女子に代表されるのは、キョンキョンとかYOUみたいに『ナチュラルさが魅力でゆるい雰囲気を持つ、肩の力が抜けた女性』らしい(そんなの全部兼ね備えた女が、芸能人以外に居るのか?)。同時に『大人カワイイ』などという言葉も躍っているが、この世代にドンピシャとハマッているはずの2号嫁、どーもこのテのコピーがこそばゆい・・・というか恥ずかしく思えてしまう。
『おいおい、いったい何歳まで女子って言うつもりだ?』と思ってしまうのだ。

自分のことを『女子』とか『女の子』などと称しても許されるのは何歳くらいまでなのか? 世間的には、せいぜい学生まで(23歳くらいまで)という意見が多いらしい。女子学生という言い方が一般的だからだろうな。女性学生とは言わないしwまあ精一杯譲歩(笑)しても、30代前半までだそうな。

そうなると雑誌「GLOW」なんかに堂々と躍っている『40代女子』などというコトバは途端に違和感になるわけだ。
いくつになっても気分は若く! 年齢を感じさせないライフスタイルを! などというニュアンスもあるんだろうが、どうしても若さにこだわってるイタイ中年女性、というふうに捉えられる方が多そう。だって、ワタシたちが本当に『女子』と呼ばれていた時代は、とっくに終わっているんだから。

さらに『大人女子』などというコトバを聞くと、どーにも尻のあたりがムズムズするというか、落ち着かない感じを受けてしまう。だって妙だもの。大人の女性をわざわざ『女子』と表現する。
これが男だったらどうかと考えると、さらに気持ち悪くなるぞ~(ΦωΦ)フフフ…
40代の男を『大人男子』。さあどうだ! そろそろ定年が見えてきて、白髪交じりだったり頭髪が寂しくなっているオッサンを『50代男子』・・・・・・ほーら、キモチワルイでしょ(* ̄m ̄)プッ
男は四十も過ぎるとひとくくりに『オジサン』で片付けられてしまうし、本人も歳とったんだからしょうがねえやな、と受け入れる傾向が強いように思うが、女だけがいつまでも『女の子』と言われたいんだよなあ。

2号嫁は個人的には『ナントカ男子』とか『ナントカ女子』って呼び方は好きじゃないんだが・・・。どうも広告代理店の戦略に見えちゃってしょうがないのだ。しかし『男子』の方はイマイチ広がらなかったせいか、メディアは必死でナントカ女子を量産してるように見える。

もちろんいつまでも若々しくありたいのはわかる。同世代に比べて『老けてる』と思われるのが女として負けてるような気がしちゃうのも、わからんではない。しかし、きちんと働いていたりお母さんをやっている40代や50代の女性が、いつまでも『女子』気分なのもちと困っちまうなあ・・・とも思うわけで。50を過ぎても貫禄とか人生半分以上生きてきた重みみたいのがなーんにも無いってのもどーかなーと。
40歳過ぎてるのに自分のことを『女の子だから云々』などと言われてしまうと、同世代ながらため息が出るぞ。
『若々しくありたい』ということと『何歳になっても可愛らしさを持っていたい』ということと『いつまでも女子の気分でいたい』ってのはそれぞれ別物のような気もするのだ。

社会的にも重要な位置にいるはずの40代や50代をターゲットにして『女の子』『女子』と呼ぶアンバランスさ。何も40代女子などと回りくどい言い方をしなくても『オバサン女子』と素直に呼べばいいのにね。そしたら誰も呼んでほしがらないか(*^^*ゞ
いや、でもこのままだとそのうち『還暦女子』とかが出てきそうでコワイぞヾ(・ε・。)ォィォィ

さらに始末が悪いなー、乗せられてるなーと思うのは『美魔女』。仕事も育児も頑張っていて、いくつになっても年齢を感じさせずキレイであるという意味らしい。
世間で美魔女と呼ばれる人たちは『驚異の○歳』とか『奇跡の○歳』と表現される。エステ、エクササイズ、化粧品などなどを駆使して、たゆまぬ努力をすれば年齢に関係なく若さと美しさが手に入る=美魔女になれる・・・というわけか・・・。

しかしだ。手間ひまとお金をかければ、誰でも『美魔女』になれるのかというと、これまた微妙なところではなかろうか。美魔女を理想に掲げちゃうと普通の人は大変そう。芸能人や一部の女性だから可能なことだろうし、結局のところ・・・もともとの顔やカラダの造作の問題が大きいんじゃないかな~などと2号嫁は思ってしまう(*^^*ゞ
そこそこキレイで性格もいい女性が30歳過ぎてミニスカートをはいていても何も言われないけれど、性格悪かったり意地悪だったりすると途端に『30過ぎてミニなんかはくなよなババア』と陰口を叩かれてしまう。世の中そんなもんさ・・・。ゆえにワタシのように顔は人並みギリギリ程度、そしてデブという女には、美魔女も大人カワイイも難しいな~と早々に降りてしまうのだ。それはそれで『女を捨ててる』と世間的には言われてしまうんだけどねー。

だいたい『魔女』というコトバを使うあたりが、マスコミの意地悪な男性かまだまだ若いお嬢ちゃんが造ったんだろうな~と思えちゃう。魔女ってのはおとぎ話の中でも、魔法を使って永遠の若さを手に入れたいと願っている・・・みたいなおどろおどろしい存在で、実年齢には思えない若さを『魔女』と呼ぶのは、どーも悪意を感じてしまう2号嫁である。多分、普通の女性が美魔女を目指してあれこれ頑張ると、若い人たちからは『自分が若かった頃をいつまでも忘れられない勘違い女』と思われそう。頑張らずに若く見られるのが誰もが思う理想なんだろうが、加齢ってのは誰にでも訪れるのもまた事実・・・。

大人カワイイ女子にしても美魔女にしても、思うに男の目なんかはまったく意識していないのだ。同世代の女から見てどう見えるかが最も重要。女性が求める『理想の私』は、男からみるとアホアホしいものなんですよ、きっと。
『カワイイ』って言葉はいつのまにか便利に使われる言葉になってしまって、何でもかんでも『カワイイ』とほめておけばみんながいい気分でいられる。大人カワイイ女子ってのも、美魔女にはなれずに若さや美しさを競うのに疲れちゃった女性たちがたどり着くところなのかもしれん。
歳をとることをそれなりに(全面的にだと年齢以上に老けてしまいそうだw)自然に受け入れて年相応に生きていけるならステキだなあと思うが・・・それすら難しいのかな。

年齢ってのはどう抵抗したって一年一年自動的に増えていくものだから、年齢にコンプレックスを持つなんてのはアホアホしいだけだと思う。まして若い子に張り合おうなんてのはやるだけ空しい。ホントの女子には、かつての女子は若さではかなわないんだもの。その分、いろいろな経験をして深みが出ているはずなんだけどね。表情にもファッションにも生き方にも。
まあしかし、これも『若さが最大の武器』『若いことがいいことだ』『付き合うなら若い女』という価値観が未だにはびこっている日本社会が、イチバン未熟で大人になれない男子女子だらけってことなのかもしれない。

桜だって植えて30年経たなきゃ、人に振り返ってもらえるほどの美しさにはならないのだそうだ。人間だってそうあるべき。若けりゃいいってもんじゃないんだよ~。さて、ヨコハマの桜開花予想は3月31日。今週末には桜は咲くでしょうか。

コメント (11)
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