デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

お母さん派?ママ派?

2011-12-15 16:06:53 | 恋愛・結婚・家族

自分の親のことを何て呼んでますか? あるいは呼んでいましたか?
これ、男性と女性とでも違うとは思うのですが。男の場合は、思春期を過ぎるあたりから何となく自然にオヤジ・オフクロに移行していくように思えるのだが、女の場合はどうでしょう。

『お父さんお母さん』派ってのは、やはり『さん』がついている分、父母が家の中の序列として上である、という暗黙の雰囲気がにじみ出ている気がする。対して『パパママ』派はアメリカのファミリーみたいにカジュアルなのよ~てな感じに満ち溢れている気がする。

2号嫁も自分の母親を、試しに『ママ』と呼んでみたことが無いわけじゃない。が、一日ともたなかった(´m`)クスクス
狭い建売の一軒家で、こたつに入って『とらや』では無い羊羹とか特売の煎餅食いながら『ママ』ってのはどーもなじまないということに気づいてしまったのだ。
やはり『パパ、ママ』と自然に呼べる環境ってのは、居間ではなくリビングで、ソファがあってレースのテーブルクロスがかかっていて、煎餅や饅頭じゃなくてママ手作りのクッキーやケーキが紅茶と一緒に出てきて、柴犬やスピッツじゃない犬を飼っている家・・・そう、まるで当時の少女マンガに出てくるような・・・という気が子どもゴコロにしてしまったのだ(関係ないが、少女マンガといえば2号嫁は未だにケーキ屋さんがワゴンでケーキを届けてくれるという家に憧れがある。何でも好きなケーキを選んでいいのよ、っていうあの状況。少女マンガでお金持ちの家っていう設定だと必ずそんな風景があったよな。ああいう家ならパパママもアリ)。

お父さんお母さん派だと、たとえば彼氏と泊まりで旅行に行く計画があったとして、
『○○ちゃんたちとグループで(ここ大事)旅行行ってくる』という言い訳をしがちだが、
パパママ派だと堂々と『○○君と旅行に行ってくる』といえる雰囲気がありそう。これも偏見?
恋愛にも我が家はオープンなんですよ~って感じ。ああでも今はこーゆー家庭多そうだなあw

かくして、恋愛の悩みでもカラダの悩みでも何でも相談できる『仲良し親子』ができあがる。
一緒に行動することを、いくつになってもなんら不自然だとは思わず、何でも話せる母と娘。
これが母と息子だと世間は『すっげえマザコン』という評価を下すのだろうが、母と娘の場合は世間も寛容で『お母さんといつも一緒なんて優しくていいお嬢さんねえ』ということになる。
当の母親も『娘と仲がいい母』というポジションがどうやらうれしいらしい、ということに最近気づいた2号嫁である。娘といつも一緒=娘と気が合う=私もまだまだ若いんだわ! ということか。

最近不思議に思うのは、子どもの頃から基本的に『お母さん』と呼んでいたはずなのに、30歳の声を聞く頃になると突然『ママ』とか名前で『○○ちゃん』と母親を呼び始める女性。そして母親とどこにでも行くようになる。母親が買い物行くのに車で連れてってといえば『もう、しょうがないなあ』と言いながらふたりで出かける。母親と自分の高さが同じになっていくんだろうな。ということはお母さん、という上の存在ではなくママという対等な存在になるわけだ。

しかし、親と子どもの間には目に見えない序列というか権力が存在しているほうがいいとも思うのだ。
親が子どもにすり寄っていくのは見ていて痛々しいし、○○ちゃんと呼ばれ、娘とファッションビルにお買い物に行って喜んでいいんだろうか? と。だったら、その年齢でステキに見えるように努力したほうがいいような気がするんだよねー。どっちかというと、娘に『歳をとったらママみたいな大人になりたい』と思わせた方がカッコよくない?
しかし今の世の中、いつの間にか歳を取ること、老いることはうっとうしくみっともないことで、
若くあることが価値であるという風潮になってきた。老いた人は、もはや尊敬される存在ではなく疎まれる世の中になってしまった。ゆえに、人は若さにすがるのだとも思う。白雪姫じゃないけれど、母親は老いてみっともなくなっていく女で、娘は若くて未来もある瑞々しい女。そこに嫉妬を感じないように、目をつぶっていられるための友達親子なのかもしれん。

子どもに嫌われたくない=将来面倒をみてもらわなきゃいけない という側面もありそう。だから『子どもに仲良くしてほしい』と子の高さまで無理して下りていって『友達親子』を演じているように見えちゃうのは2号嫁だけだろうか。ああひねくれてる~・・・

さて自分が母親の立場になったとしたらどうだろうかと考えてみる(実際にはもう無いことだが)。お母さんと呼ばれたいか、ママと呼ばれたいか。うーむどっちにしてもくすぐったくて想像がつかんぞ。ママ的なオープンな雰囲気を望みながらも『ママ』などと呼ばれるのはこっぱずかしくてかなわんかもしれん。
ただ、1号旦那からは9年ほど前からいつの間にか『お母さん』と呼ばれるようになってしまった。しかしここで
『アタシはあなたのお母さんじゃないわ!』などと怒る気も起きないところがまた、2号嫁の簡単なところでもある・・・。
ま、呼び方なんてどーだっていいじゃんってことか。でも呼び方って性格や生活が出るもんでもあるのよね。いやはや面倒だなあ。

コメント (6)
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