デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

こだわりの趣味ってありますか~?

2011-12-09 15:04:55 | つれづれ日記

いや~~寒い! 言いたかないけど寒いよ! 何でも今朝は東京でも初雪が観測されたり、北海道の喜茂別でマイナス25℃だったりで日本全国冷蔵庫の中みたいな寒さなんだなあ。デブ夫婦はちょこっとゴミ捨てに外に出ただけですっかりくじけてしまい、今日はもう1日家に居ることにしたさ。

こんな記事を見つけたよ。

いまや社会は、自分のこだわりを表現することが美徳となった?

おなじみ『しがみつかない生き方』の香山リカセンセの記事なので『こだわりが無いのって、いけないことじゃないよね?』という適度のネガティブさがイイ感じなのですが。

さて、こだわりってのは、もともとは愛着とか執着に近い意味で使われていたコトバだと思うのだが、これが最近は賞賛の意味で使われることが多くなったような気がする。『店主の○○に対するこだわりが』とか『インテリアにもこだわりが』とか。
そこから『こだわっている=センスがいい、カッコイイ』という意味が強くなっていったのかもしれん。

記事冒頭の『趣味をお持ちですか?』だが、これまた改めてそう聞かれると考えてしまう。1号旦那はゴルフとクルマが趣味だと言うが、2号嫁は人に言えるような趣味は無いなあ。と思って気づいた。この『人に言えるような趣味』っていう考え方自体に、もう『趣味=こだわっていなければならない』という暗黙のプレッシャーがあるのだ。
昔々は履歴書の『趣味』欄には、無難に『読書』とか『音楽鑑賞』などと書いたものだが、世の中の読書家の人たちに比べるとアタシは月に何冊も本を読むタイプじゃないし、ものすごーく好きな作家が居るわけじゃない。音楽鑑賞たってジャンルへのこだわりや傾倒するような音楽家や演奏家が居るわけでも無いし、足繁くコンサートに通うようなことも無い。本を読んでたり好きな音楽を聴いてたりすると時間を忘れるってほど没頭するわけでもない。
でも本を読むのも音楽を聴くのも好き。
さてそうなると『趣味』っていったい何なんでしょうね。

そもそも趣味ってのは、好きなことを楽しめればそれでいいんじゃないかと思うのだが。だからもちろん仕事が趣味です! って人が居たっていいと思うし、テレビを見るのが趣味って人だっていいと思うんだが、そうすると今の世の中ではなんとなく『かわいそうな人』と思われてしまうので『趣味っていえるほどじゃないんですけど、○○を少々・・・』なんてコトバを濁したりする。でも相手に『へえ!○○が趣味なんですか!』などと言われると『おいおい頼むからそれ以上ツッこむんじゃねーぞ』と思ったりw
そう考えると、現代の趣味ってのは自分を飾るアクセサリーのひとつになっているのかもしれん。自分のためじゃなく他人にアピールするための材料のひとつ。それこそ『趣味のいい趣味をお持ちなのね~』と言われたいための趣味。
最初は自分のために楽しんでいたのに、周りに『趣味だ』と宣言したことによって、義務感だったり達成感だったり他人の評価だったりを気にするようになる。

記事では、趣味だけでなく『生活のすべてにこだわりが無いと、自堕落とか投げやりだと受け取られるようになってしまう』とある。こだわりがないと格好悪い、こだわりを表現するよう常に意識的に過ごす。自分の行動にはすべてに意味がある。ぼんやりしている時間などないのだ、と。はー、そうなんですか・・・。そうなると2号嫁なんざ思いっきり自堕落な人間という烙印を押されてしまうなあ。『こだわりって、無いとダメですか?』と、ふぞろいの林檎たちのタイトルみたいに問いかけてみたくなるぞ(* ̄m ̄)プッ

ブログやツイッターなどで自分を発信するのも、自分のこだわりを公開するのも、すべて『コイツ、カッコイイじゃん』『センスいいよね』と思われるためなんじゃないかという香山センセ。
他にも某コーヒーショップの注文形態を例に挙げて『現代人は日々の生活で何かを選択するとき、付加価値や物語や理由づけをして、自分らしさを表現しないと気が済まなくなっているのかもしれない』ってのがあった。
たかがコーヒーなのに『カフェラテじゃなくソイラテ』『ホイップクリームは多めに』『ハニーをひとたらし』などなど自分なりの『こだわり』というスパイスを入れて『私仕様』にするのがカッコイイんだと。
個人的にはこのテのコーヒーショップでやたらと細かい注文をしたり、やたらとフレーバーに詳しい、それこそ『こだわりがある』人とは友達になれんなあ、と思うが(´m`)クスクス

まあ結局のところ、趣味が無い、こだわりが無い=つまんない人間 と思われたくないからそうなるのかもしれないなあ。個人的には、別に昼寝が趣味、妄想が趣味、散歩が趣味、食べるのが趣味、でもいいんじゃないの? と思う。だって好きなことなんだもんw 突き詰めると『無趣味なのが趣味』って人だって居てもいいかと(*^^*ゞ

さて、そんなこんなでデブ夫婦の趣味。1号旦那はクルマとゴルフ。クルマは子どもの頃から大好きで、レースにも出てたしプロにならないかというハナシもあったらしいが、趣味なので仕事にはしたくなかったそうな。なので今後もクルマに関わることは商売にはしないと思われる。ゴルフは最近ではプレーそのものよりも道具にいってしまっているので、これはこれで趣味といえるのかどうかw
2号嫁は・・・なんでしょうね。本読むのも音楽聴くのもライブ行くのもゲームするのもゴルフするのも好きなんだけど、どれも中途半端。突き詰めるところまではとてもとてもo(- -;*)ゞ イヤァ・・・でも好きなんだから趣味っちゃー趣味だよな。だもんだから、寝るのも人間観察もモノ書くのも趣味って言っちゃおう(´m`)クスクス
ま、自分が楽しきゃそれでいいんじゃないか?
楽しそうと思って始めたことが趣味になり、でもやりすぎるとそれは仕事と同じで義務になり、続けなきゃ、とかもっと上へ、というプレッシャーになり、しまいにゃストレスになる。これじゃ何のための楽しみかわからんわなあ。よく居る『ストレス解消に○○しなきゃ!』って言って、それがまたストレスになってるんじゃないか? という人と一緒で、単なる趣味なのに結果を求めたり、より高みを目指したりするのは疲れちゃうんじゃないかと思う2号嫁である。どこまでもぐーたらであるw あ、これは決してゴルフが上手にならない言い訳ではありませんwゴルフにはある程度の向上心もなきゃいかんとは思うし、結果も出なきゃ面白くないもんな。でも行き過ぎたり、他人にも強要したりすると、やっぱりストレスになりそう。

ま、趣味だのこだわりだのって言える世の中ってのも、昔の人から見たらある意味贅沢というかしあわせなのかもしれないけどね。
そういえば先日またしてもラウドマウスのパンツを買ったデブ夫婦である。新しい柄を2種類買った1号旦那、これを履いてプレーしていると絶対にどこかで『ううわ、あのパンツ趣味悪っ!』って言われるんだろうな(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪ でもえらく似合うし、本人が気に入ってるから趣味悪くてもいいのよーん♪ええ、デブ夫婦なんざその程度です(*^^*ゞ

コメント (5)
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