デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

ワタクシ、へなちょこゴルファーですが何か?

2011-11-18 20:39:01 | ゴルフ

11月も半ばを過ぎたというのに、ふと気がつけば今年はまだ1回しかゴルフに行っていないデブ夫婦である。このままでは1年1ラウンドという情けない結果になってしまいそうでちょっと怖いなあと思っていたんだが、今月末にやっと今年二度目のラウンドが決定。

しかし! 気づけば練習ももう1ヶ月以上行ってないのであった・・・。何だかばたばた忙しかったのに加えて、2号嫁が腕が痛かったり(四十肩か?)1号旦那が頭ふらふらしたり、2人で風邪ひいたりとどーも芳しくなかったのである。
ゴルフに行くことが決まって、やっと『ああ練習しなきゃ~』と思うあたりが、すでにダメダメ(≧m≦)ぷっ! お互い学生時代はテスト一夜漬けで乗り切ったデブ夫婦、こういうところでも一夜漬け根性が出てしまうようで(*^^*ゞ

というわけで、ひさかたぶりのゴルフネタ♪
かなり前のことになるが、いつも行く本屋さんで『greenie』(グリーニー)なる雑誌を見つけたので試しに買ってみた。女性向けゴルフ雑誌といえば、そう!『レジーナ』。ゴルコンやらモテファッションというお嬢ちゃん向けの華やかなコトバが躍っている雑誌だが、ゴルコンにもモテにももう関係のない2号嫁なぞは立ち読みするのも何だか恥ずかしく思えてしまうのだ。
で、どうやらこの雑誌はレジーナ世代より上の40代ゴルファーを対象にしているらしい。表紙には『ゴルフで女を上げる!』という文字が躍り、やっぱり気恥ずかしさを感じてはしまうのだが(*^^*ゞ

何だかんだ言っても世の中ゴルフをする女性が増えてきているのかな。ショップを見れば若いお嬢ちゃん向きのウエアやグッズがズラリと並び、女子プロも一時は顔まで筋肉? な感じの人が多かったものだが、最近ではファッションも顔もかわいいプロが増えている。しかし実際にゴルフをマトモに、しかも真剣にやっている女性って、若い子よりもデブ夫婦世代以降なのではなかろうか。

若い頃から始めてずっとやり続けている人、旦那さんの影響で始めた人、子育てが一段落して再スタートした人など、それぞれに事情はあれど30代以降の方がゴルフを楽しめる環境にあるように思える。

さて、そんなエラそうなことを言っている2号嫁だが、ゴルフというものにはまったく興味の無い20代&30代を送ってきた。基本的にデブ夫婦が20代前半だった頃は、まだまだゴルフ=金のかかる趣味だったので、学生や社会人一年生なぞが気軽にできるものじゃなかったのだ。
さらに、たまに観るゴルフ中継ではウエアのセンスの無さ、そしてゴルフ=接待という悪~~いイメージ、さらにゴルフでヘタクソだとキャディさんにも同伴者にもいじめられるんじゃないかという、極端なほどのマイナスイメージだけを持ったまま大人になったのである。練習場だって、みんなが同じ方向向いて同じことやってるのがキモチワルイなどと思っていたわけで・・・。とにかくゴルフなんて一生縁がないものだと思っていた。

そんな2号嫁も、40歳手前の手習い? というか1号旦那のススメでゴルフを始めることとなる。
ゴルフってのは思うに他のスポーツと比べて男性の影響で始める、というパターンが多いスポーツだと思う。何がなんでもゴルフがやりたい! という強い意思を持って始める女性って多分少なくて(中には居るでしょうが)『彼氏がやってみろっていうから』とか『主人が毎週ゴルフに行ってるうちに私も』的な動機が多そう。

そういや学生時代のバイト仲間で自分は女子大に通っていながら、とある大学のゴルフサークルに所属している子が居た。当時はゴルフサークルってだけで『えーすごい!』という感じだったのだが、その彼女も見た目は全く運動系ではなかった。ゴルフ=あくまで男子に連れてってもらうこと であって、まあデートや合コンの一環みたいな感覚だったのかもしれん。その子も実際そのサークルでちゃっかり彼氏を見つけてたりしたもんだ。だからハタチそこそこの2号嫁も『ああ、ゴルフってそんなもんなのね』という印象を抱いたものである。
男がらみといっても『お父さんが毎週ゴルフに行ってて』っていう環境で育った人は違いますよ~。そういう人はプロ目指したり自然に体育会系ゴルファーになっていくんだと思う。

さて、彼氏とか旦那とか男がらみの動機でゴルフを始める人って、偏見ですがスポーツに対しての自信みたいなものが少ない人のような気がする(もちろん自分も含めて)。なぜなら。
ゴルフって走ったり筋トレしたりってのも必要なさそうだし、止まってるボールを打つだけだし、何より運動神経を必要とされないような気がするので、なんとなくワタシでもできそう~って思えるのである。
しかし始めてみると実際は走ることの方が多く、止まってるボールなのに打てないというジレンマに陥るのだが(´m`)クスクス

あとはゴルフって一等賞じゃなくてもいいところがいいと思う2号嫁である。
これが徒競走やら走り高跳びやらの陸上競技だと、どうしても一位とそれ以外、もしくはタイムトライアルや記録に挑戦の要素が強くなってしまうし、バレーやバスケットという団体競技だと、チームの足を引っ張らない程度の力がないと楽しむことができない。
しかしゴルフの場合、それなりに練習すればとりあえず球は前に飛んでくれるし、スコアが悪くても一緒に行く人によってはそこそこ楽しめる。2号嫁のような運動音痴でも楽しめる唯一のスポーツなのかもしれん。ゆえにワタシはスポーツとしてゴルフをやっているのではなく、あくまでレジャーとしてやっているのだ・・・と自分では思っている。

が、そんな私のような人間とは対極をいく女性ゴルファーが多数存在しているのもまた事実。
練習場に一人で来て、しなやかに素振りをし、ドライバーを打てば隣の打席のオジサンに負けないくらいの飛距離を出す。そして黙々と練習してタオルでさっと汗をぬぐってバッグを担いで帰っていく。そのバッグだって決してキャラクター物だったり、キラキラアクセサリーがついてたりはしない。職人の趣さえある。ああカッコイイ・・・。一人では練習場に行く気すら無いワタシのような人間は、こういう男前な女性ゴルファーにはホントに憧れてしまう。

そうそう、男性でよく『付き合う(結婚する)ならゴルフをする女性がいい』と言う人が居る。男性側は同じ趣味を持っている人がいいな、一緒にゴルフに行けるしな、と軽く考えているのだろうが・・・。以前ゴルフ業界の男の子が言ってたが、自分の意思で、一人でゴルフやってる女はいろんな意味でスゴイそうな。これは多分、彼氏とか旦那に影響されずにゴルフをやっているアスリート系のことを言ってるんだと思う。

そんな彼女たちは、いかにも女子っぽいキャディバッグを彼氏に持ってもらい、ヘッドカバーだってキャラ物で、たまに空振りすれば『いや~~ん』と彼氏に甘えるようなへなちょこチャラチャラゴルファーとは私は違うのよ! という自負があるのではなかろうか。
そんなアスリート系女性ゴルファーは、総じて飛ばし屋か飛ばし屋を目指している人が多いような気がする。女だけどそこらのオジサンより飛ぶ。カワイイよりスゴイと言われたい。

なのでワタシのように『いくら頑張ったところで男以上に飛ぶわきゃ無いし、そこそこ楽しければいいや』というぐーたらゴルファーとは違い、男並みに飛ばす、男よりもいいスコアを出すということが楽しいんだよね。
1号旦那いわく『女の人の方がコツコツ努力型だから、アスリートゴルファーになりやすいんだよ』と。スコアが伸びてくると競技に出たがるのも女性の方が多いとか。うーむ、そうかも。それも若いお嬢ちゃんじゃなく、やはり30代以上の女性や主婦の方がマジメで熱心。主婦の人は働いてる若い子たちよりは時間もお金もそこそこあるし、基本的にマジメだし、男みたく練習嫌いじゃないからスクールにもきちんと通ってコーチにも熱心にいろいろ聞くんだろう。

デブ夫婦の周りでも、夫婦でゴルフをやってるんだが奥さんが毎週マジメにスクールに通ってるうちにどんどんスコアが縮まっていき、ご主人が不機嫌になっているという図をよく見る。特にご主人が年齢を重ねてくると飛距離という最大のアドバンテージが功を奏さなくなってくるので、飛ばないけれどマジメにコツコツ練習してる奥さんの方が上手になっていってしまうという・・・。
何を隠そう(隠すこたない)、デブ夫婦もこのパターンに近づきつつあるのだよ(ΦωΦ)ふふふ・・・・そう思ってるのは2号嫁だけかもしれんが(ΦωΦ)ふふふ・・・・ただし、2号の場合スクールに通ったりマジメに練習に通ったりということは無いのですよ(ΦωΦ)フフフ…

さて話は戻って『greenie』。この雑誌に登場している人も、多分アスリート系が多いのだろう。だってベストスコア73とか競技に出てるとかそんな人ばっかり。キャディバッグも『やっぱり』というか・・・やれリンドバーグだogioだキャメロンだと見るからに『うまそう』なやつばっかりで、間違ってもキャラ物を持ってる人なぞ居ない。

道具もピンクだったりキラキラだったりなんてのは皆無で、男性モデルを使ってるとかアイアンだってスチールシャフトだとかカスタムオーダーで作ってもらったとか。男に媚びるようなへなちょこゴルフなんてしないのよ! という気合いがムンムン感じられるのだ。

ゴルフファッションのコーナーはさすが40代以降という高級感あふれるものばかりが紹介されている。ゴルフウエアもやれバーバリーゴルフだのヒューゴボスだのでトータルで10万は軽く超えちゃう。さらにコンペの際はホールアウト後に着るドレスまでまあ高級♪ いったいゴルフするためにどれだけ高価な服や小物を揃えればいいの!? とか、ゴルフ場に30万も40万もする腕時計なんかしていかないってば! というツッコミは、する方が無粋なのであろう・・・。

2号嫁ももし、若い頃に男がらみではなくゴルフを始めていたとしたら、ウエアや小物で可愛くして空振りしては彼氏に『いや~~ん』などと甘えている女子を見て
『チャラチャラしてんじゃねーよ、( `д´) ケッ!』と思っていたに違いない。

ただ、ゴルフを始めたのが何せ39歳、教えたのは1号旦那。ゆえに40を過ぎた今でも、ゴルフ場だけだからいいじゃん! とばかりに平気でキャラクター物を持ち、デブなのに恥ずかしげもなくミニスカートを履き、見た目だけはチャラチャラしているオバサンになってしまった。

これが格好はチャラチャラしているのにゴルフはアスリート系! だとかなりカッコイイんだろうが、2号嫁の場合いざコースに出れば、チョロったりバンカーから脱出できなかったり深いラフにはまったり林に飛び込んだりして、周りから『いいよいいよ、打ちやすいところから打ちなよ』と言われてしまうし、パターだってヘタクソなので『OKOK』と言われれば『ありがと~』と言いつつ『いや~これちゃんと打ってたら1パットで入らなかったかも~』などとココロの中で思うという、いかにもチャラチャラ女子のような技術しか無いので、これまた仕方がない。
体型的にはパワーを期待されてしまうのだが、実際は飛ばないし、かといって小技がウマイわけでもないという、基本的に一緒に行く男性にとってはチョロイ感じの女になってしまうのだ・・・。

『greenie』では40代からのゴルフを楽しむ女性を『エレガントなゴルファー』=『エレファー』と呼んでいるらしい。エレガントでもなければアスリートゴルファーでもない2号嫁のような中途半端なへなちょこゴルファーは、女子大生の頃と同じように『アタシにゃ、無理だ』と雑誌を眺めてため息をつくばかりなのである・・・。

コメント (4)
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