デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

女子大生ねえ・・・...( = =) トオイメ

2011-09-23 23:58:55 | つれづれ日記

前回の記事のコメントで『女子大生パブ』ってのがあったので、今回は女子大生について書いてみよう(⌒▽⌒)アハハ!

さて2号嫁が女子大生だった頃、世の中はバブルと言われていたような気がする。
女子はまだ四年制大学よりは短大という風潮が強く、四大卒の女は就職できないなんていう時代だった。ま、短大を出て4~5年勤めて25歳過ぎで結婚ってのが当時はスタンダードだったんでしょうなあ。

中学生や高校生の頃は、女子大生=おとな♪な感じがしていて、
当時放送が始まったフジテレビの『オールナイトフジ』なんぞを観ていると、
ああ女子大生ってこんな感じなんだ~と勝手に思っていたもんだった。で、土曜の深夜に『オールナイトフジ』を観ながら、数年後自分もこんなふうになれるのだろうか? もし間違って女子大なんかに入っちまったら、ウチは貧乏なのにブランド物を着たり持ったりしないと仲間はずれにされたりするのか? などという(どーでもいい)漠然とした不安というか『ああ、アタシには無理だ』という妙な敗北感を抱いたものだ・・・。

案の定、実際に自分が女子大生になってみると、いや~テレビに出ているような子は当たり前だが居ない。
特に2号が通っていた短大は、短大のくせに『英文科』とか『家政科』というものは無く、地味~な学校であったので、お嬢様とかお金持ちとかそういう香りはまったくしなかったwクラスに1人か2人居た帰国子女くらいで『おお!』と感動していたっけ(*^^*ゞ
まー当然のようにブランドのバッグを持っててJJファッションに身を包んで・・・なんて子は居なかったわなあ。

こんな2号も、入学したての頃にサークルにちょこっと入っていたのだが、そのサークルに参加してきているほかの女子大の女の子たちは、明らかにウチの短大の子たちとはカラーが違った。彼女たちにはワタシには無かった、今で言うところの『女子力』ってのが満ちあふれていたように思う。というわけで女子大生になってからも、コムスメなりに『ああ、この子たちとは住む世界が違うんだ』という妙な敗北感を抱いたものである。

それでも毎日自分なりにおしゃれをして学校に通っていたもんだった。勉強しに行ってたはずなんだが、今思うととても勉強しにいく格好じゃなかったよな(* ̄m ̄)プッ
といっても、学校帰りに渋谷やら新宿やらに遊びに行くことなぞほとんどなく、学校の周りや駅の近くで友達とお茶するくらいで、あとはヨコハマに帰るだけなのにおしゃれをするという。
そういう時代だったのかもしれんし、ヨコハマという田舎モノだったからなのかもしれんし、
でもまあそれはそれで楽しかったもんだ。

2号嫁は結局、短大2年+専門学校半年ちょい(中退した)を経て、22歳になる直前に一応仕事を始めたのだが、学生じゃなくなる(休みたい時に自由に休めない)という淋しさはあったものの、なんとなーく『ああ、これで大人なんだなあ』と思ったものである。世の中、学生の頃はあーだこーだとうるさく言われるもんだから、大人になれば好きなことができるはずだ! いいことがいっぱいあるはずだ! と思えた時代だったんだと思う。

しかし、最近の女子は歳をとりたくないのだそうだね。
女子高生が『女子大生なんてもう女として終わってる』と言うようになったのだとか。
だから、高校を卒業しても中退しても制服を身に着けて街を歩くのか。制服ってのが最高の舞台衣装であることをわかってるんだよなー。制服脱いじゃったらただの女の子ってことを。そう思うと、あの『セーラー服を脱がさないで』ってのは、ある意味時代を読んでいたんだろうかねえ。
彼女たちはこの国の『若さこそ最大の武器』であることをよーく知っている。
だから、自分のママたちの年代(40代後半~50代か?)が若作りしているのを『イタイ』と思うわけだ(でも自分のママにはあまり思わないのかな?)。絶対的な若さこそ、この国では価値があるのよね。

彼女たちがそう思うようになったのは、やはりこの国のどんよりした気分が関係してるのかもなあ、と思う40代の2号嫁である。
なぜ彼女たちがそんなに『若さ』『女子高生であること』にこだわるか。
結局、今の子どもたちは『大人になったっていいことなんか何も無い』と思っているのではなかろうか。
テレビをつければ毎日毎日、給料が減ったとか子どもを育てるといくらかかるとか、そんなことばっかり。自分の両親を見ていてもいいことがあるようには思えない。
となると、若さだけで何でも許されるわずか数年をメイッパイ謳歌しなきゃ! という気になってしまうのかもしれん。
かつてワタシら世代が『早く大人になりたい』と、ちょっと大人っぽい格好をして渋谷や原宿に行ったり、そこで大学生やOLに間違えられたりするとちょっと大人になった気分がしてうれしかったり。そんな感覚はもう、彼女たちには無いんでしょうなあ。

とはいえ、ワタシら世代も40を過ぎれば『若く見られちゃった~♪』と喜ぶ人の方が多いんだがな。女子高生の頃は早く大人になりたくて頑張ってた世代が、40歳を超えてきた今になって今度は『できるだけ若く見られたい』と頑張っているのは面白いなあ。
80年代~90年代にバブル、女子大生ブームにうまーく乗っかってわが世の春を謳歌していた人たちが、一流企業や当時の広告代理店やらの男性をゲットして結婚してママになり、40過ぎて今度は『いつまでも若く美しく』という気分に再び乗っかっているんだろう。

そんな40代同世代の元・女子大生たちをテレビや雑誌で見ていると、女子大生ブームにうまく乗っかることなく、社会人になってもバブルの恩恵を受けた覚えもなく、アッシー君もメッシー君も(これまた死語)持つことなぞなく、40歳過ぎても若く見られたいわ! と自分磨きをすることもなく、重ねていく年齢のままにぐーたら生きてきたんだなあ・・・としみじみ情けなくなってしまう2号嫁である。そして、ブランドで固めてテレビに出ていた女子大生に憧れていた女子高生の頃の自分と同じなんだよな。いつまでも若く美しい彼女たちは、同世代なのにやっぱり憧れてしまう自分・・・どこまでも時代の気分に乗っかれていないんだなあ・・・と、これまたしみじみ思うのである。

コメント (2)
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