愛と欲望のクリスマスも終わり、ラストスパートでばたばたの6日間がスタート。
よくよく考えりゃ、普通に一ヶ月が終わるだけのことなのだが・・・なんとなく『今年も終わり!』『今年できることは年内に!』のスイッチが例年通りONになってしまうらしく、我が家もなんとなく忙しいような気になっております(*^^*ゞ
さて、今年のクリスマス。
デブ夫婦が愛するスーパー『カルフール南町田』が、来年1月12日で完全閉店と決まったので、今年のクリスマスメニューをどうするかは決まっていたのだ。
一度買ってみようと思っていた、鶏まるごと1羽のローストチキン!1000円くらいなんだよね・・・安いのかな・・・。あとはコストコで買った牛肉カタマリを使ったビーフシチュー!・・・という、クリスマスっぽい料理にもかかわらず、我が家は白いご飯と白菜の漬物です(*^^*ゞ
そしてもうひとつの主役・クリスマスケーキ。どこのケーキにしようか悩んだんだが、突然2号嫁のアタマの中をよぎったものがある。
ペコちゃん♪
おお!そういえば・・・あの事件以来、不二家のケーキを食べていないことを思い出した。アレでウチの近くの不二家売店が閉店してしまったので、なかなか買いに行くことができなかったのだ・・・。久しぶりに不二家のショートケーキ・・・いいじゃんいいじゃん!というわけで、わざわざ不二家にケーキを買いに走るデブ夫婦。
中身までイチゴのやつと、中身は桃のやつがあったのだが、この季節のイチゴはあんまりおいしくないし、たまには子どもの頃を思い出す桃缶のやつも食べたいなぁ♪と思って、あえて桃の方を選んだ。だってこっちだとペコちゃんのチョコレートがついてくるんだもーん(@´゜艸`)ウフウフ←お前いくつだ?( ゜Д゜)ゴルァ!!
不二家のケーキは、大変おいしゅうございました。やっぱり、小さい頃から馴れ親しんでいる味なので、安っぽくても大味でもおいしいもんなのね。今は有名パティシエのなんちゃらとか、デパ地下のなんちゃらで、もっともっとおいしいケーキが食べられるはずなんだが、それでもクリスマスといえば不二家とか近所のケーキ屋なんだよな・・・。
昔は近所のケーキ屋に必ず予約を入れていたもんです。ウチは貧乏だったので物心ついた頃は『バタクリの何号』を予約していた。それが『生何号』になったときはうれしかったもんです。それだけ生クリームのケーキは高級品だったんだろうな。
今は予約なんかせんでも当日普通に買えるし、コンビニでもスーパーでも普通にクリスマスケーキが買える。昔は丸いイチゴデコレーションしかなかったけれど、今はやれブッシュドノエルだのモンブラン風だのチョコレートだのと種類も豊富。それでも、アタシら世代が思い出すのは、近所のケーキ屋に予約した小さいデコレーションと鶏の唐揚げと小さなクリスマスツリー。そして親が(多分)無理して買ってくれたんだろうと思われるプレゼント。
モノはあふれ、ケーキもプレゼントもチキンも好きなものが好きなように買える現代だが、やっぱり情緒はなくなっているように思えちゃって。さらに今年はクリスマスどころじゃねぇよ!という人も居るだろうな・・・。
でも、今だからこそ家庭のチカラって必要じゃないかなぁ・・・と思う2号嫁である。アタシら世代のように、みんなが適度に貧乏だった時代、親たちは工夫して、やりくりして、自分のことは多少ガマンして、子どもたちのために頑張ってきたはず。
それを、数十年経った現在、親と呼ばれる人たちはやってほしいなぁと思うのだ。3000円も4000円もするクリスマスケーキが買えないなら、ウチで作ってみりゃいいじゃん。ケーキ焼く暇もないなら食パン使ったっていいじゃん。プレゼントなんてなくたって、家族でイイ時間を過ごせばいいじゃん。ちゃんと子どもと向き合って、お話すればいいじゃん。こんな時代だからこそ、自分の子どものためには金だけじゃなくてアタマを使うべきでは・・・と思う。特にお母さんのチカラは大切だと思うぞ・・・。自分の親世代がやってきたことを思い出して頑張ってほしいなぁ。
しかしだ。デブ夫婦の場合、カルフールのローストチキンを食べるのは最初で最後なんだ・・・という喪失感で、クリスマスなのに悲しい気分になってしまったのだがw