リフォーム day11

帰ってきた二人。
涼しいバスク地方から猛暑のマヨルカ。


日曜日は再びゴルフレッスン。
暑さに強くてよかったよね。

さて、壁のタイル貼りの修正から始まった週明け。
気がついた時にはすでに時遅し。


修正前


修正後

私のプランでは全て写真下のタイル配列、だったのですが、壁一杯にまたスパイスやら調理器具が飾られる予定なので、そちらはよし、としますが、カウンター下のタイルはあくまでデコレーション。
申し訳ないけど直してくれる？というと、それは問題ないけど

このジグザグ配列のほうがタイル貼りは簡単なんだよ。なーんだ、こっちだったらもっと早く仕上がったのに。

と言われてしまい、なんで初日のタイル貼りの時に気がつかなかったのか、謎。私もナダールも気がつかなかった…

ま、ちゃんと直してもらい、壁を平らにして、棚の外枠作りが着々と進んでいます。



しかし暑い。
とくにお昼、簡単だから、と、パスタを茹でるのも、もう限界。
予想外の出費ですが、やはり今週も外食よろしく！です。

リフォーム day10

約束は守られた。

職人現れる。

タイル貼りがすべて完成！



したのですが、ここで重大なミスに気づいた私。

修正後の写真を来週アップしてから説明します。

来週からは家具の外枠作り。
掃除、ペンキ塗り、電気スイッチの取り付けのあと、金曜日に家具を入れ終了。

…がプラン。
あくまでプラン。

さて、昨晩もキッチン回避。
一ヶ月前から予約を入れていたレストランに行ってきました。

Adrian Quetglas.
去年から星付きになったレストランで、ハイメが美味しいよ、と教えてくれました。
マヨルカ、星付き増えましたよ。

コース料理のみ。
前日、予約確認、アレルギーがないかの確認電話が入りました。初めての経験でビックリです。

コースは7皿。うち、デザートが2皿。
少々の不安を抱えつつ、コーススタート。
お皿ごとにワインを変えるサービスもあるのですが、私はそれをやると具合が悪くなるので、ワインを一杯だけ頼んで料理に集中です。


真鯛のマリネ、5種類のキヌア、アボガドとライムのヨーグルト仕立て


ゴールデンエッグ。低温調理だそうです。中はトロトロ。
キノコとジャガイモのスープとトリュフ。


ホタテのソテー、スモークチェリー、マグロのウロコチップ、topinambourソース。
自分で書いてて何書いてるか意味不明ですがホタテ以外はこの一皿が特に絶品でした。トピナンブール⁇私には馴染みのない食材で、なんなのか聞いてみると、野菜。食べるとアンティチョークの味がしますよ、といわれ、これが本当にホタテに合って美味しかった。
トピナンブール、覚えたぞ。


バターフィッシュ、ココナッツと生姜のソース


ラム肉のヒレ、アーモンドクリーム、レモラッチャソース


メロンとアイスクリーム、なんとマドレーヌとレモンのアイスクリーム。これまた訳が分からない。
アイスクリームなのか、マドレーヌなのか。
いえ、マドレーヌのアイスクリームです。

世の中、おかしなことを考える人がいるものだ。

でもこれが半端なく美味しかったので、やっぱりプロはすごいね。


最後の一皿。
チョコレートの盛り皿。色んな種類の色んな食感のチョコレートが盛ってあります。

以上。

動けないくらいお腹一杯でしたが、大満足です。

で、翌日考えた。

ものすごく美味しかった。
素晴らしかった。
最近、こういうレストランが増え、スペインに限らず色々試す機会も多く、楽しませてもらっているのですが。

今までで、一番、ほんとに一番印象に残ったレストラン、シェフは？

これは迷いなく…

義弟さとしくんが振舞ってくれたディナー、なんです。
もちろん、私の好みを考慮してくれていることもあるんだけれど、パリで頂いた野菜のソテー、東京で頂いたお魚料理、手打ちパスタ。口がまだあの味を覚えている。

何年経っても忘れない味、やはり生演奏と料理って共通点多いよね。

リフォーム day9

.......

職人が来ない理由。

他の工事と兼任してるから。

…....

オーバーブッキング、ってことでしょうか？

明日は必ず行くから、という返答に

もうなにも信じられないthe 日本人の私。

でも、ここでイライラしても仕方ないスペイン在住20年目にしてやっと言えるようになりましたので、気分転換。

本日の気分転換はコンサート。

ゲルハルト•オピッツ演奏のベートーヴェン「皇帝」



いやー素晴らしかった。
余計な、余分なものを全て削ぎ落として素材で勝負する上質な料理、みたいでした。
この曲はおそらくピアノで大学まで行った人は一度は勉強したことがある曲なのではないか、と思うのですが、楽譜に書いてあることをどこまでも忠実に、そして素直に解釈すると、ああいう演奏になるんだ、と深く深く納得しました。
会場に置いてあるピアノも、自分も含め、数々のアーティストで聴いたことがあるのに、このピアノってこんな音が出るのねぇ…と思ったり。
とにかく名演、でした。
来月も巨匠ソコロフのリサイタルがなんとマヨルカであるので、今から楽しみです。
来るときは来るのね〜

猛暑警告というのが出ているマヨルカですが、北にいる子供達は





涼しそう。



昨日からサンセバスティアンにいますが、海の冷たさにビックリしたそうです。
地中海とは違うものね。
明日、帰ってきます。

工事よ、進め…

リフォーム day8

Day8.....

Day7に、親方から「明日はタイル貼りのみだから職人だけが来るから」と言われました。

いやーな予感。

朝、本来の工事開始時間の8:00になっても

9:00になっても

10:00になっても

誰もこない。

10:30には家を出なくては行けなかったので、あとはナダールに連絡しておまかせしましたが、いやーな予感は続行。

ここまでミスせず順調なだけに、すっかり南欧事情を忘れていた。

仕事を終えたあと、10年来の友人たちとランチの約束があったので数時間遊んで来ました。

最近フリーになったフリ男と
ホモ男と
わたし。



フリ男がミニクーパーのオープンカーを最近買ったので、それでドライブです。



やはりミニクーパーはすごい。
あんなに小さいのにすごい馬力。
この炎天下でオープンカーはいかがなものか、と思いきや、足元にクーラーがついていて暑さを感じさせない。
フリ男は三人分の麦わら帽子を持参してくれて髪も乱れない。フリ男はつるっ禿げだから乱れないじゃん、といったら、ハゲは直射日光が暑すぎるんだといわれ、激しく納得

楽しい数時間、でした。

が。



やはり来た形跡はなく、day8は

まさかの休息日。

何年住んでも、やられた…はあるのです。

リフォーム day7

今日から三日間びっちり仕事なので、朝出かける前に職人さんと打ち合わせ。

タイルの端っこ部分の縁取りはどうするか。
非常に些細なことですが、やりようによってはガラっと印象が変わってしまう。

とにかく、壁は白、と決めているので、縁ももちろん白。
オススメされたのはステンレス製だったけど、縁を主張してどうする、ということで白。



帰宅したら



今日はここまで進んでいました。
カウンターの下の部分、タイルを貼ることでむき出し感が減ります。

少しづつ、少しづつ。

リフォーム day6

週明けはセメント工事からスタート。
つまり壁はもう削らない＝埃はたたない

…わけがない。
時折聞こえるウィーン〜という音に銀世界続行を覚悟します。

やっとタイルを貼ることになり、親方が壁担当職人に指示しているところに居合わせましたが、タイルが小さいことにがっくり肩を落とす職人さん。
通常だともっと大きいタイルを使う人が多いみたいで、そうするとタイル貼りは簡単なんだそうです。

あら、そうなの。

でスルーしましたが。



だんだん太古の洞窟から現代への兆しが見えてきた、かな？

さて、今日から子供達はフランシスカと五泊でビルバオ、サンセバスティアン旅行、なのですが。

すったもんだがありました。
なんか、うちってそういうことが多すぎないか？

ここ一週間、フランシスカの体調は良好とはいえず、おまけにナルも怪我をしたし、キャンセルしたほうがいいのでは、という話も出たのですが、とうとう旅行前日になってしまいました。ナルはもう走れるくらい元気なんだけれど。

なにが不調かというと、
食欲がない
ふらつく
血糖値が安定しない糖尿病なのです

と、毎日毎日不調を訴え、息子たちは「検査したらいいじゃないか」と何度もいったのですが

「これは貧血なのよ」を繰り返しました。
因みに、彼女が貧血だ、ということは今までありません、私の知ってる限り。

私は貧血なのよ、といわれてもね。
息子たちはやる事沢山、毎日毎日「私は貧血です」に丁寧に相槌は打てません。だってそういってるだけで病院に行かないんだもの。

そして、前日。
救急に行ってきた、というではないですか！
これは確実に旅行キャンセルでしょう。
荷造り中だった子供達も、まぁ仕方ない。年内中にママがビルバオまで美味しいタパスを食べに連れて行ってあげるから、と、約束をして、明日ゆっくり荷解きしよう、と夕食中に…

非常に元気な声電話の声が異常にデカくナダールが耳から受話器を離して会話するので会話が筒抜けになるのですのフランシスカが

「旅行に行くわよ！」

あぁ、そうですか。
それはようござんした。
でも救急ではなんと診断されたのか、そもそもなぜ救急に行ったのか。

…もう少し優しく話せないのか、という感じの冷めたナダール。
ま、私が娘だったらもっと冷たいか。

不安症。
なんだそうですよ。

まったく貧血などはなく誰も信じなかったけれど検査結果もすこぶる良好。
数日前に頭痛がするためCTも撮ったけれど異常なし。

あなたは健康です。
なにかストレスをかかえてませんか？

なるほど。

今、フランシスカのお母さん、つまりナダールのおばあちゃんのお世話をするのは別の人なのですが関係で、神経が参っていたみたいで、その疲れと、「不安症」がくっついてしまったんだそうです。

旅行には絶対行くべきだ、と医師から言われたそうなのですが

そうなると、親として、ほんとに子供達預けて大丈夫か？と思ったりしたのですが、病気じゃないんだし、と思い直し

なんなんだよ…というナダールをなだめ確かに疲れる

今朝三人を空港まで送ってきました。



ビルバオで。私が作ったオススメレストランのリストを持って行ったナルが、最初の食事にイカ料理を選んだそうです。ナイス。

何事もなく楽しく過ごせますように。

手抜き

さすがにこの状態で毎日キッチンで火を使うほど私はマメではありませんでした。
かなりの頻度で外食。
今日までは子供達がいるので、外食と内食という言葉があるとは思えないけれどを織り交ぜたけれど、明日から一週間子供達が不在なので、わざわざ家で火を使う必要はなし、です！

そんな外食の思い出記録。



これはリフォーム初日、サッカースタジアムに隣接するバイキングに子供達とランチしに行きました。
安い、楽。ですが、味はやはりそれなり。子供達は喜んでいたのでよしとしますがリピートは今のところありません。
選手に会う確率も高いらしいのですが、弱すぎて、もう二軍、いや三軍？なチームなので、たとえ遭遇してもおそらくテンションアップはないでしょう…




この期間、22周年ディナーもありました。
今年はお気に入りのSchweiger。
写真上はコース内のスターター、ロブスターの出汁とタラの天ぷら。
写真下がデザートの「桃づくし」。
唸ったお皿です。



これは今日のお昼に食べたタコ。
すぐ隣村にあるレストランなのですが、島で食べたタコで一番美味しかった。シェフがガリシア出身なので、心得ています。

中華、タイ料理、など混ぜながら生き延びていますが、早く落ちついてキッチンに立ちたい！

洗濯日とファミリー

なぜかここ数日、異常に涼しい。
島人には助かりますが、海目当てで来ている観光客は踏んだり蹴ったり、でしょうね。

埃で外に干せなかった洗濯物たち。朝から3回洗濯機を回しました。気持ち良い週末です。

土曜日は急遽岡部ご夫妻とナルがゴルフをすることになりました。



ご夫婦で毎週末ゴルフをする、という大ベテランと一緒にハーフプレイ。
ナルにとっても、いい経験になったようです。

どうしても"きしめんパスタ"-タリアテッレ、が食べたいとこの旅行中呪文のごとくリクエストしていたらしいとしあきさんのために、島で納得いくパスタを出すイタリアンに夕食を食べに行きました。
Binissalemという村にあるレストランで、私はJ子さんに教えてもらって一緒に行ったことがあるのですが、この日も大満足な夕食でした。

きしめんも満足されたようで一安心。

このきしめん親父さんは、



まあ、よくスマホを使いこなす！
自撮りも上手初めて70代自撮り現場を見た…。

しかも、美肌効果、とかいう機能も使いこなす。

日本だと普通なんでしょうか？

こちらだと私の学生たちがよく写真を加工したりして楽しんでる姿を見ますが。

で、娘のあきこさんとよく似ている点いや、あきこさんがとしあきさんに似ているのか、一言多いとしあきさん。

「写真撮ってあげるから並べよ。美肌効果、つけるか？まあ、どこまで修正できるか知らんが」

ひどい…
修正…って

ひどい

この暗がりで美肌効果だが修正だが、意味なしなことは確か。

なにはともあれ、便乗して私たちも楽しませてもらいました。



今日ドイツへ戻り、数日後日本に帰られるそうです。
お気をつけて！そしてありがとうございました！

一人足りないことにお気付きでしょうか。



ユイさんはお友達の誕生日会&お泊まり、で不在でした！