ウォーミングアップする生徒たち
ほぼ1ヶ月に一度の割合で、サックス科は発表会兼試験がある。
恐ろしいハイペースにも慣れつつある私。
今日が今年に入っての第一回試験日だった。課題曲3曲のうち1曲を12名の生徒が演奏する。スペイン人の生徒を見てつくづく感心するのが、「試験だ」ということよりも「観客がいる発表会」を存分に楽しむ度胸を持っていること。楽器にもよりけりだけれど、少なくともサックス科に関しては「試験だ、どうしよう・・」とネガティブになる子は一人もいない。
私が学生のときはこうはいかなかったな。
学生のときは嫌いだったAudicion(発表会と通常は訳すけれど、私の出身大学では、管楽器に限り「おさらい会」と呼んでいました。不思議なネーミングです)、今は逆に学生に戻った感じで少しワクワクする。教員ではあるけれど、試験のときは審査する側ではなく、一緒に弾く側になるので、生徒がより身近に感じられる。
試験が終わった人の顔ってなんであんなに晴れ晴れしているんだろうね。(私も免許を取り終えたときはずっと笑顔だったしな)
見ていてこっちも思わず微笑んでしまう素敵な笑顔が12名。
全員男・・という色気ゼロの科だけれど、活気のある将来楽しみな生徒たちです。
ほぼ1ヶ月に一度の割合で、サックス科は発表会兼試験がある。
恐ろしいハイペースにも慣れつつある私。
今日が今年に入っての第一回試験日だった。課題曲3曲のうち1曲を12名の生徒が演奏する。スペイン人の生徒を見てつくづく感心するのが、「試験だ」ということよりも「観客がいる発表会」を存分に楽しむ度胸を持っていること。楽器にもよりけりだけれど、少なくともサックス科に関しては「試験だ、どうしよう・・」とネガティブになる子は一人もいない。
私が学生のときはこうはいかなかったな。
学生のときは嫌いだったAudicion(発表会と通常は訳すけれど、私の出身大学では、管楽器に限り「おさらい会」と呼んでいました。不思議なネーミングです)、今は逆に学生に戻った感じで少しワクワクする。教員ではあるけれど、試験のときは審査する側ではなく、一緒に弾く側になるので、生徒がより身近に感じられる。
試験が終わった人の顔ってなんであんなに晴れ晴れしているんだろうね。(私も免許を取り終えたときはずっと笑顔だったしな)
見ていてこっちも思わず微笑んでしまう素敵な笑顔が12名。
全員男・・という色気ゼロの科だけれど、活気のある将来楽しみな生徒たちです。
私は、試験はいつもまな板の上に乗っかってさばきを待っているような心境だったけど・・・
でも、近頃は、少しずつ聴衆の前で演奏できるというのは、良い意味での緊張感と演奏に対しての楽しみなど、聴衆との一体感なども生まれたり、楽しみな機会ともなってきたよ。
スペインの学生達は、それを生まれながらにして知っているのかしら。羨ましいわ。
いやぁ楽しもうっとは自分も大学の時は思えなかったよ。。。そのへんの気持ちの余裕はこっちの子ならでは。羨ましいよねぇほんと。
「まな板の上」
そうだよね。私もそうだった。スペインでもやっぱりピアノ科、弦楽器はわりと緊張する生徒が多い気がする。楽器のもつキャラもあるね。
緊張は必ずしもネガティヴではない、ということは学生が終わってから私は知りました。それをどう生かすかが問題なんだろうけれどね。
そのコメントはかなりおばちゃんです、玲ちゃん(笑)。
「若い生徒に囲まれて」というよりは「こきつかわれて」というほうが正しい。
私も彼らのような度胸と余裕が学生時代にあったら、いろんなことがもっともっと楽しめたんだろうなぁ。試験は苦痛だったよ、ほんと。