島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

助手席より

2012年03月02日 | 日常

運転中は「綺麗だなぁ」と思っても写真を撮るわけにはいかないので、今日はずっと助手席でi-phoneを持ち車窓をおさめてみました。

パルマ市内から我が家へは「山」に向かって車を走らせます。もちろん反対側へ車を走らせると海へ到着。

この向かいの山の中腹がValldemosa、ショパンがサンドと療養に訪れた、24のプレリュードを書いた村です。

Valldemosaへ向かう車道の右側に小さな教会が現れます。そこを右折。ここから5分で我が家です。

まだ満開のアーモンドの木。

よく通行止めになる家へ向かう車道。大雨のときはこの通りが水浸しになり(理解不可能)家は完全孤立。

羊も気持ちよさそう。ですが、たまに車道に出てくるので要注意。どれだけ田舎か分かってもらえるでしょうか。

我が家に来る人には「市道に入ったら、ギアを1にかえてね」と必ずいいます。免許をとりたてのころはここで何度もエンストを。さすがに今はありません。

久々の助手席、でした。


園芸でストレス解消!

2012年03月02日 | 日常

今日は平日ですが、子供たちは連休。Nadalが有給をとったため、私も来週補講することにし、家族4人でまったり過ごそう、と計画していました。

が。

重なる仕事上のトラブル、そしてカタラン語のレポート提出、来週に控える某政治家とのミーティングの準備、と、完全に私のキャパを超えたここ数週間。とうとう

どかん!

と、大爆発。

久々の大粒涙の大洪水。

普段「どうにかなる」「なんとかなる」「なんとかしてみせる」と、わりとポジティブな私ですが、やはり限界があり「どうにもならない」「なんともならない」 「頑張る気力がない」と、ごろごろと坂を転げ落ち、最終的に大きな穴、先の見えない真っ暗な穴へ落ちていく感覚。これ、ない人っているのかなぁ。そうだったら心底羨ましい。

こういうときは家にいてはいけません。練習もしちゃだめ、机に向かってもだめ。

・・・と考えられる、ということは、まだ大丈夫なのだろうか?

天気もいいし、そうだ、今日はガーデニングだ。

雪焼けしてしまったいくつかの花たちを植え替えよう。

 

さすが南国。マンゴーの木が売っている。

ハーブ売り場には「カレー」のハーブも売っている。初めて見たけれど、しっかりカレーの香り。あたりまえか。

だんだん気分も上がってきて、これは美味しいレストランでランチをしたら、また数週間(・・しかもたない・・・)楽しく過ごせるはずだ、と、自分を盛り上げ、お気に入りレストランへ。

晴れててよかった。家族がいてくれてよかった・・・感謝。