島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

飛ばなかった飛行機

2009年09月12日 | 日常
本日のランチ、なぜか居酒屋メニューになりました。焼き鳥、じいちゃん食べにおいで~!
(フルートグラスはラフィオレの新作。よろしく!)



昨日金曜日は、指揮者のJaon Company、彼の奥さん、事務所秘書のRaquelを招いてのディナーの予定でありました。

このJoan Comapanyは、私のマヨルカの父であり、恩人であり、よき友人である。
知り合ったのは私がマヨルカへ来た1997年なので、かれこれ12年のながーーいお付き合いだ。
今の私があるのは、彼のおかげ、といっても過言ではないくらいお世話になっている。
よく外では一緒に食事するのだが、一度も我が家には招待したことがなく、冗談で(多分・・・)Joanが「きみは僕以外の人はよく自宅に招くのに僕は一度もきみの手料理を食べたことがない」というので、いつかは招待しようと思って何年も経ってきたのだが、この夏は是非実行しよう!ということでセッティングしたのが昨日。
なにせ多忙のJoan、週末、マヨルカにいることが少なく、昨日もスペイン北西部のGaliciaで仕事。午後の便でマヨルカへ飛び、空港から我が家へ直行する予定だった。


到着予定は夜の7時。


スペインでは初めての招待客に家を見せる習慣がある。おそろしや・・・
私たちは自分から「見る?」と提案することはないけれど、見たいといったら、まあ、渋々(・・・)家を案内する。
なぜ渋々かというと、全室掃除しないといけないからーー!

今回もJoanの奥さんがそういうのが好きな人なので、朝から部屋の(しかも普段あまり使わない部屋の!)掃除。だんなは庭掃除。
平行して、食事の用意。
市場でありえないくらい美味そうな中トロを見つけ、寿司を握り、鯛のカルパッチョを作り、デザートを仕込み、豚の角煮をつくり・・・と、今回はかなり力が入っておりました。

夕方6時半、Joanから電話。
乗っているはずのフライト時間になぜ電話が・・・携帯をとる前に、飛行機の遅れを確信した私。

搭乗予定の飛行機が故障。
直る予定がないので、新しい飛行機が来るとのこと。
サンティアゴからの直行便だったのに、それも何度か乗り継いでマヨルカへ向かう。
飛行機が来るのが何時か分からない。
また電話する・・・
何年も乗っているAir Berlin、一度も故障がなかったのに今日に限って故障・・・

という内容でありました。

再び電話が来たのは8時。

YUKO,どうやってもマヨルカへ着くのは11時を過ぎる。
食事会は無理だよね・・・

ぜーーったい無理です。子供もいますし。
で、キャンセル決定。

きれいになった家はよしとして、
この山盛りの食事はどうする!!!!!!!

金曜日の夜8時に電話して、「今から食事に来ない?」といったところで、誰も空いているはずはないのはわかってはいたものの、かたっぱしから電話をかける。
結局8時半ごろ、1カップルつかまえまして、食べに来てもらいました。
やれやれ。