島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

川越遠足、家族再会

2022年12月18日 | 旅行
ふうちゃんと少し遠出。
行き先は川越。

見どころ沢山。

喜多院のお庭。


蔵造りの街並み。タイムスリップ








駄菓子屋横丁。大混雑!
芋けんぴや、きな粉餅なんかをお土産に買いました。


栗とさつまいものソフトクリーム。
ソフトクリームって多分日本でしか食べられない。少なくとも私は見たことないし、日本では私はアイスではなくソフトクリーム派です。


この日も平日だったのだけれど大混雑。私達はお昼に名物芋おこわにありつけたけれど、お店を出る時に「芋おこわ、売り切れです!」という声を耳にしました。週末だったらえらい騒ぎなはず。
川越、堪能しました。


こちらはある週末の四谷。やっと家族集まってじいちゃんの追悼ミサが行われました。チョロっとオルガンも弾かせてもらったり、本当に久々に親族に会えたり。北海道から来てくれた叔父ファミリー、従兄弟との再会に心弾む!
何年振りー?

40年くらい?

恐ろしい年月の流れ。
みんな元気そうでよかった。

小樽の叔母さんからは北海道珍味をいただき



伊豆の叔父さんからはNadal大好物の山葵漬け


ありがたいですねー





銀座滞在

2022年12月17日 | 旅行
実家のある茨城から銀座は何気に近い。1時間であーちゃん宅到着。移動時間が1時間で三泊、なのに大型スーツケースを持っていく。民泊の爆買い中国人と思われてもおかしくない。

到着日からさっそく買い物スタート。で、家に戻るとサトシ先生が和食居酒屋を設定していてくれました。先生のスペシャリティはフランス料理なので、和食をいただくのは初めて。



ふるさと納税で家には大量の焼酎があります。幸せ。



あん肝…私の大好物


こちらは朝仕入れたという穴子。


白焼きを山葵で。


話が尽きないので、締めはいつものパターンでウイスキー。


こうやって呑んだくれているように見えますが三人ともかなり飲酒量が減りました。…って以前はどうだったんだと言う話ですが。あとは夜更かしもなし。0時前には就寝。しかも寝る前にみんなで青竹踏み!普段仕事中は私も夜11時には寝ています。

翌日は休みをとってくれたあーちゃんと青山へショッピング。相変わらずオシャレな街です。そして毎回行列の出来ているお店が違う。そもそも生き残っているお店が少ない。日本は入れ替わりが激しいです。今回は長蛇の列のパン屋さんを目撃。

たっぷり買い物して帰宅。この日はリモート会議で忙しかったサトシくん、夜は焼肉屋を予約していてくれました。六本木の焼肉屋…です。六本木に焼肉を食べに行く、という発想が私にはない。ですがちゃんと焼肉屋でありました。


で、このあと、ホテルのバーでウイスキーという流れになったのですが…

あたくし

前を歩いていたサトシ先生と話しながら照明のかなーり暗い渡り廊下みたいなところを歩いていまして

その廊下の脇にあったオシャレ池に落ちました。お洒落バーに行く前に左半身ずぶ濡れ。
後ろを歩いていた韓国人カップルもAre you OK??!!!と駆け寄る。

大丈夫ざんすよ、と答えたものの、左のブーツの中が水だらけで早くトイレに行って水を出したい!幸い照明も暗く(暗すぎるんじゃ!)黒のパンタロンだったので側からは分からない被害状況。
すました顔でこれまた高級感漂うレストルームに入り、実は中でえーい、うーん、とか唸りながら水をたっぷり吸ってしまったブーツを脱ぐのに大格闘。靴下を脱ぐ事に成功し、備え付けのタオルを拝借してブーツの靴底にあて、涼しい顔で席に戻りました。


こんな感じでウイスキーを堪能しているのに実は目の前の義姉は池に落ちた…すみませんね。

翌日。朝8時から築地に買い出しです。この夜はシェフのフランス料理。



いつ行っても築地は楽しい。

お昼は半沢直樹のロケで使われたお好み焼き屋さんへ。



あっさりしていて食べやすかった。

このあと、姉妹はまたもやショッピング。シェフは仕込みに帰宅。今回のディナーは4時間仕込みにかかる、と聞き、世の中にこんなに至れり尽くせりの義弟をもつ姉がいるのだろうか…と感謝。でもショッピング。

びっくりな値段のウイスキー達



一生飲むことはないだろうけれど。

さて。そのころシェフは伊勢海老と大格闘していたらしい。3匹の下処理は時間がかかる!とあーちゃんにLINEが入りました。すみませんね。楽しみにしてまーす!


19時にディナー開始といわれていたのでテーブルセッティングのため(あーちゃんがいつも担当します)少し早めに帰ると

完璧なセッティングがすでに出来上がっていた!

ではここからシェフの作品をご覧ください。






なんと、いくらがスモークされているのです!こんな風味のいくらは初めて食べました!

ワインセレクトはあーちゃんが担当します。リボンのついてるワインは保存用らしいのでとっておきの一本を選んでくれました。各自好きなものを好きなタイミングで飲んで良いシステムなので3本くらいが食卓にのぼり、自分のペースでいただけるのが嬉しい。ちなみに、この家にはワイン、シャンパンの入っているクーラーが(かなりでかい)二台もあります。冷蔵庫より場所をとる。




私の大好物だから、ということで今回も手打ちパスタトリュフ風味が間に挟まれました。しかし量を間違ってませんかシェフ…このあとのメインが果たして食べられるのか一抹の不安がよぎる。しかもメインは1時間の大格闘伊勢海老ですよ。



心配ご無用。綺麗に完食です。


何回サトシシェフのフレンチご馳走になったかなぁ。毎回ブログに載せているので思い返すのは簡単なのですが、コースとしては今回が最高得点でした。さて、次回はいつ…

実家に帰る前もぶらぶら銀座散策。ホコ天、快晴、平和な光景でした。あとはマスクが早く外せるといいね。


再び実家へ。
続く


12月?

2022年12月16日 | 旅行
さて、どこから、何から書き始めましょうか。
3週間の日本滞在から戻り翌日からあり得ないスケジュールが目の前にドーンと降り立ち、夏に12月の連休夫婦でローマ行っちゃう?と勢いだけで決めた旅行が12月の頭にあり、ローマで遊びたいなら今前倒しで譜読みせねば…と、言ってみれば自業自得スケジュール。12月22日までは仕事が終わらないのですが今日から3日間はユイさんの付き添いでマドリッドに来ているので彼女は大変ですが私は楽器がなければ一日中本を読んだりぶらっと一杯飲みに行ったりできるわけで、でもそろそろブログ書いとかないと忘れちゃう、という気になりまして今ホテルでぬくぬくしながら記憶を蘇させているわけです。実際この山の上、寒すぎて外に出たくない…ユイさんは今日今年最後のレッスンで明日ハウスコンサートで1時間プログラムを弾きます。



今回の帰国はチューリッヒ経由。PCR検査の義務がなくなった直後の帰国で前に帰った人達よりは気が楽な道中でした。ロシア上空が飛べないので行きは初めてカザフスタン方面周りだったみたいです。見たことない地名が沢山で地理のテストされてるみたいだったな。



出迎えてくれたふうちゃんと噂に聞く新しい家族リキ。いやいや、やんちゃで甘えん坊で飽きない坊やです。



帰った翌日はあーちゃんさとしくんも実家に合流!サトシ飯を堪能。ワインもボンボン空いていきます。
3年ぶりの日本、なわけなのですが、ふうちゃんの料理とサトシ先生の料理が、あー帰ってきたぁと思える第一要因かな。



ふうちゃんと一緒に買い物に行くと、今晩何食べたい?と聞かれるので、本能に従いリクエスト連発。
秋刀魚食べたい、の日。



牡蠣のグラタン食べたい、の日。米粉と豆乳のベシャメルがあっさりしていて美味しい。滞在中2回リクエストしました。






どれもこれも美味。

一人でぶらっと。も何回かやりました。
ネットニュースでスペインにいる時から気になっていたあるものを見に朝早めに家を出て行った先は



上野動物園



子供パンダが見たい!とサトシくんに言ったら

姐さん、2時間並んで見れるの数分ですよ

でもねー今を逃すと大きくなっちゃうし、お母さんパンダと一緒にいるのも限られた時期だし。
開園同時に行けばいいんですよ。

でも日本国民考えることはみな一緒。開園と同時に子連れファミリーは走る!パンダ舎は結構離れていてちびっ子と走る体力はない…なので競歩の選手か?と思われるくらいの急ぎ足で目的地を目指す。
一人で来ている人も意外に多くて驚きました。平日行ったのですが、皆さんお仕事は…?と思わず聞きたくなるほど。

私の待ち時間は50分。2時間と脅かされていたおかげで短く感じる。手持ちの本を読みながら前後をちびっ子連れファミリーに挟まれ緩り緩りと前進。
おばあちゃんと娘さんとその子供たち、という三世代グループがかなり多く、私の後ろもその家族構成。
未就学児を連れて50分、なかなか大変そうだなぁと思っていたら後ろでファミリーしりとりがスタート。
目は本の活字を追っているのですがやはり耳がしりとりに参加してしまう…

おばあちゃん「だるま」
孫「マンゴー」
お母さん「ゴリラ」
孫2「えー!ら?ら、ら、…」

心の声「ラクダ、にしておばあちゃんにダを返しちゃえ」

結果、孫2は「ラーメン」と答え、まさかの敗退に声を出して「えっ!」と言ってしまった50歳帰国おばちゃん。

確かに見れる時間は少なかった。あまり覚えてないけれど数分。係の人がタイマーをもっていて、20人くらいずつ観覧します。でもそんなに長くは逆にいらない。パンダは移動するので目の前にパンダが来なかったら全く意味のない数分になるわけです。
私はガラスにへばりついていたわけではないのですがしっかりパンダファミリーが見られて大満足。

他の日はこれまた上野で岡本太郎展。







数年前川崎の岡本太郎美術館に行っているので重複していた作品(とくに家具類はほとんど川崎から出されています)もあったけれど見応えたっぷりで2時間ゆっくり都立美術館を堪能しました。ここに来たのも学生時代以来だから30年ぶりくらいかな。

帰りはお気に入りの定食屋さんでレバニラ。相変わらず行列のできるお店でした。

さて。私が出没したのは上野だけではありません。あーちゃん、さとしくんのお宅に三泊してきたので銀座にも出没しました。

続く








帰国間近

2022年10月23日 | 日常
私は、といえばいつものバタバタな2ヶ月で先週今シーズン3つ目の本番が終わり、やっと頭を切り替えている最中。

来週から2年半ぶりの日本です!

いない間の補講レッスンもあったので休み返上でした。でも今期も室内楽クラスはやる気満々の生徒たちで仕事が楽しい。ありがたいことです。



9月にはフジコヘミングさんが島でコンサートをされました。90歳!
NHKの取材も入りました。
大盛況のコンサート。ほとんど耳が聴こえていないというのに、これほどまでに観客を魅了するのはなぜなんだろうか。
最後のカンパネラでは観客総立ちでの拍手喝采でした。
私は家族4人で拝聴しましたが、実際ユイが弾いたことのあるショパンのワルツ、ノクターン、エチュード、など、13歳のユイがどういう感想を持つかとても興味がありました。フジコさんのはテンポも遅く独特のフレージング。そしてミスも多い。10代の勉強中の子からすると、ツッコミどころ満載なはずなのですが

90歳であんなに自由に弾けるのがすごい

という感想で、ネガティブな感想ゼロ。
私が彼女の歳だったら多分ああだこうだ言ってそうです。

今週も三日間みっちり働いて、ユイのパスポート更新もして。
荷造りする時間はあるのか!というスケジュールですが、なんでもある日本。足りなかったら買えばよし、円安だし。

ロシア上空を飛べないのでいつもよりロングフライトです。PCR検査もなくなり問題なく入国できる…はず。コロコロ水際対策が変わるので少し不安ではありますが、ま、なんとかなるでしょう。

まだマドリッドにいますがこれから常夏のマヨルカに帰ります。やれやれ。


広がるレパートリー

2022年10月23日 | 日常
ユイさんの話。

5月にコンクールが終わり、当たり前ですがそこから今の先生の選曲でレッスンが行われています。まずは約一年のレパートリーリストをもらいました。そこから、来月はこれとこれを持ってきてと課題を出されます。月一でマドリッドなのでその間は私が週一でレッスンをします。
なので私も必死です。(弾いた事ない曲もたくさんあるので)

課題の内容もほんとにバラエティ。



譜読みしていった新しい曲をみっちりレッスンしてもらうと、来月はこれとこれ、とまた新しい曲に入ります。常に新しい曲なのか?と思いきや2ヶ月後くらいに、あの5月にやったショパンとスカルラッティ、来月持ってきて、と復習課題も出ます。なので、はい、この曲終わり、というのはおそらく来年までありません。

昨日は10月のレッスンで、新しい曲はチャイコフスキーの四季から二月、ハイドンのソナタ、復習課題はショパンのマズルカ二曲。
チャイコフスキーの四季からは一月、二月、有名な六月、そして十一月がリストに載っています。いずれ全曲弾くらしいのですが、今はこの四曲。
昨日レッスンを受けた二月には謝肉祭という副題がついています。
先生はロシアとスペインのハーフでモスクワ育ち。
ロシアのカーナバルって、ベネチアのとは全然違うんだよ。煌びやかではなく、何よりも大事なのは食べて飲む事。ここは強いお酒を飲んで酔っ払ってるシーンだよ。二月だよ。ほんとに寒いんだけどね。

なんて解説があります。なるほどーと聴講している私も勉強になりますね。

課題の出し方も、例えばショパンのマズルカ(私が初めて弾いたのはヨーロッパに来てからですが…)作品番号一つに3つから4つの曲が入るのですが、それ全てを勉強させます。
チャイコフスキーもいずれ全部。プロコフィエフの束の間の幻影もいずれ全部。みたいな出し方です。
さて、来月の新曲は?と思ったら

12月に今までやった曲でプログラム作ってハウスコンサートやろう、と言われました。
スカルラッティのソナタ3曲
ハイドンのソナタ
ショパンのマズルカから2曲
プロコフィエフの束の間の幻影から3曲

だから11月のレッスンは全部復習だね。

喜ぶべきなのか否か…

先生の奥さんもピアニストで小さなお弟子さんが沢山いるのですが、旦那さん、つまりユイの先生は弟子はユイ1人。あとは自分の演奏活動やコンクールの審査員。
ユイはこの先生のシステムが気に入っていて、レパートリーの広がりに喜びを感じています。毎週音階を弾いたりエチュードを持っていったり、もありません。
先生いわく、エチュードや音階をレパートリーとわけて勉強していくシステムには意味がない。
なのでテクニカルな注意は全て曲の中で教わります。ユイの場合、私もそうでしたが、身体が小さく細いので身体の使い方がメインの注意です。これは結構長いメンテナンスになるのですが将来感謝することになるんだろうな。



レッスンが終わると必ず美味しいものでリラックス、にしています。レッスンがハードなのでぐったりですが食べると元気になる。







食べながらいろんな話をしてまたリセット。そんな母娘のマドリッド滞在。






10月末なのにまだ夏

2022年10月23日 | 日常
10月末にさしかかっています。夏休み明けから忙しすぎました。マヨルカはまだ半袖。今いるマドリッドはダウンジャケット。どちらが異常気象?

まずは兄ちゃんの話題。




18歳になりました。成人。
選挙に行こう。行ってください。この国で選挙権のない私は切にそれを願います。

そして、念願だった服飾デザイン学校へ入学しました。
中学高校と、友達の話は沢山聞いたけれど、学校で何を習ったなどの話は聞いたことがない。こちらもあえて聞かない。でもずっとファッション関係の仕事がしたい、と言っていたので、毎日ほんとに楽しそうで、授業内容の話が尽きません。私はまったく裁縫ができないのですが、手縫い、ミシン実習の成果を見せられると素直に感心してしまいます。すごいわーそのうち裾上げとかしてもらおう。

もう一つの情熱を降り注ぐもの、剣道。
5月にフランクフルトであったヨーロッパ選手権から招待を受け9月にはジュネーブに遠征。
ヨーロッパでも物価高のジュネーブ。スペインチームは野宿でもおかしくない。でも心優しい主催者は各国にリーズナブルな宿泊施設リストを送ってくれました。スイス人のリーズナブルってどんな?

得意気に兄ちゃん。
スペインチームは一泊20€朝食込みを確保したよ!

そんなのスペインにもない。人間の寝泊まりするところなのか?

送られて来た写真



収容所か!

学生寮だったらしいです。




サヨナラパーティーは



ZARAで調達したシャツを来て参加。だいたいどこの大会から帰って来てもしばらく電話、メッセージが絶えません。友達の輪が広がっていいねーと言ったら、

これ、全部女の子なんだよ。結構大変だよ。

きみは剣道で何をしているのだ…
ま、青春謳歌でよろしいね。

そしてスペインリーグ戦が始まりました。ここでの成績が来年フランスのリヨンで行われるヨーロッパ選手権の選抜チームの決め手になります。初めての成人の部。
ここまで15試合が行われ、驚くことに兄ちゃん第一位。1月に最終選考があり、そこで強豪選手と対戦があるので、今のうちに上位にいないといけないんだ、とは聞いていたのですが。
好きなことはとことん極める。夢を持って好きな事に邁進できるのは本当に幸せな事ですね。





NinonとYuiのThe夏休み

2022年08月31日 | 日常


大混雑の空港にお出迎え。パリから単身でやってきたニノン。



荷解きして速攻プール。



韓国ドラマに夢中な3人。実は私も…



人見知りなトラもニノンを覚えていたのか初日からすり寄る。



またパリからいろんなお土産が届きました。マカロン争奪戦。すべて半分に切って話し合いの元食べてよし、な我が家。ニノンも我が家のルールに参加。平和なパリからサバイバルなマヨルカ生活へ。



月の最後の木曜日に大幅値下げをするアウトレットへ。
ニノンとナルはショッピングがとにかく好き。



お兄ちゃんのジーンズを借りて新調したconverseに大満足。

海には一日Nadalとユイと3人で。

少し遠出しよう!と行った日は進行方向どんどん空が暗くなってきて挙げ句の果てにはドンドン!と雷が落ちまくる。



それでも、あー海だーと嬉しそう。



大雨で人のいない村に到着し



13:00にご飯を食べる。観光客みたい。



翌日は快晴。朝早めに、混む前のヴァルデモッサへ。









少し怠そうなユイが気にかかる。夕方くらいから寒い…といいだし、翌日は発熱。天気もよく海日和だったのだけれどニノンにはお留守番してもらって病院へ。夏風邪であります。





午後はこの二人とポイエンサへ散歩、そして再びショッピング。





翌日にはすっかり元気になりました。やれやれ。



またいつものごとく、今日は何を食べるの?と聞かれる日々。完全に肉食なニノンさん、私もここ最近では珍しく連日肉を食べました。暑い時は肉、かな。



メロンのガスパチョ



牛肉のカルパッチョ



タラのカルパッチョ





茄子、牛挽、ほうれん草のラザニア


牛スネのスープにパスタの詰め物。イタリア風にパルメザンをかけて。





ゆかちゃんケーキも!



一日はナルがブリートを作ってくれたり。



サーモン好きのニノンさん。サーモン丼、サーモンのにぎり、鮭のおにぎり、ほんとに大好き。



働かざる者食うべからず



洗濯物も畳んでくれて大助かり。韓国ドラマ見てますが。



女3人で韓国語も始めてみました。2年後韓国旅行しましょう!とモチベーション高し。




あっという間の1週間。盛りだくさんでした!ニノンは明日から学校。中学最終学年。頑張れ!

さて、我が家は明日から各自やること盛りだくさん。ユイは早速今日から譜読み。私は卒論を読まなければいけないし、ナルは免許の勉強みたいです。9月です!





























連続コンサート、酷暑

2022年08月17日 | 日常
家から車で10分のヴァルデモッサ。毎年ショパンフェスティバルにショパン弾きがやってきます。
今年は去年あったショパンコンクールからの入賞者も数名…


小林愛実さん。



コンクール三次予選で圧巻だった24のプレリュードが入ってる!行くしかありません。



久々のヴァルデモッサ。観光シーズンは駐車困難になるのであまり近づかない。この日も念のため開演1時間前に着きましたがパーキングにあくせくしました。

このフェスティバルはショパンが住んでいた場所で毎年行われます。ホールではないので回廊を使ってコンサート会場にセッティングするのでかなりの場所が死角で、知らないでチケットを手配すると音だけ聴こえるけどピアニストの姿が見えない、ということにもなり得ます。



オーガナイザーのロサは毎回ショパンコンクールを全て聴きお気に入りピアニストを招待するわけなのですが、愛実さんのプレリュードを聴き絶対彼女をマヨルカに招きたい!とコンクール後のアーティスト交渉の場でコバヤシ、コバヤシ!と声を張り上げたそうです。彼女からその話を聴いた私のイメージは築地の魚市場の競り…パワフルなロサ、もう70歳をとうに超えていますがまだまだ現役。



24曲表情豊か、盛りだくさん、でもまだ聴いていたいと思わせる演奏。愛実マジック。アンコールは三曲、ショパンのノクターンとワルツ、シューマンのアラベスク。これが素晴らしかった…
そして。ご挨拶に行った楽屋で第二位だった反田さんも発見!嬉しい遭遇でした。

同じ週に今度は



一度ライブで聴いてみたかったピエモンテ。スイス人のピアニストです。こちらはPollença のフェスティバルで。オーガナイザーのペレから絶対来い!といわれチケット2枚頂いたのでこれはNadalと。
プログラムがまた素敵で…



このシューベルトのソナタをピエモンテで聴けるとは。

この日はマヨルカ日中39度。コンサートの始まった夜10時でも33度あり野外コンサートなので座ってるだけで汗が出る、という初体験。弾いてる方はもっと大変ですが。
でもその不快感を忘れさせてくれるようなシューベルトとドビュッシーでした。

翌日もコンサート。再びヴァルデモッサ。これはユイがプログラムを見て聴いてみたいというので急遽チケットをとりました。





ロシアといえばソコロフ、そしてこのヴォロディン。私は現役ピアニストの中では断トツでソコロフが好きですが、ソコロフのリサイタルに行った時にヴォロディンも聴いてよとオーガナイザーにいわれ、チケットをいただき、ブラームス、シューマンを聴いたことがあります。うん、上手だ、という感想のほかはあまりないのですが、今回はオールショパンプログラム。ユイの興味は12曲連続でエチュードを弾くってどういうこと?です。そうだよね。一曲でまだ大変なのに続けて弾くなんて化け物よね。

この日も1時間前に到着。少し散歩しました。





 


村の普通の教会では村のおじちゃんおばちゃんがいつもの様子でミサから出てきて



夜ご飯のメニューの話をしています。ショパンフェスティバルなんて関係ないのです。



日も暮れてきた21:30開演。

やはり今回も、特別な感想は抱かず。すべての曲をいとも簡単に弾くところは聴衆にとてもウケるのですが個人的には心に響かない。ユイは三度のエチュードのあと「狂ってる…」とつぶやきました。そのくらい高速三度でした。

余談ですが、ソコロフ、先週スペインの国籍を取得。ロシア人であることや、税金対策だと書かれています。

1週間で三つのピアノリサイタル。夏にしかない贅沢です。













締めコンサート、一人時間

2022年08月11日 | 日常
7月ラスト、今シーズンラストの本番はオーボエくんと。



涼しげに見えるがめちゃくちゃ暑い夜でした。汗だくコンサート。客席は風が通って気持ちよかったみたいですが。



打ち上げ。真ん中は聴きに来てたオケのフルート奏者のエンリケ(私は彼をいつもヘンリーと呼びますが).3人、もう22年来の友人です。歳とったなぁ。

ナルは同じ週末ヴァレンシアの大会に行っていて



団体戦第二位。



スペインの剣道家たち。ナルも今期最後の大会で稽古は3週間休憩。暑過ぎてできないというのもあるのかな。



真夜中、マヨルカに到着。迎えに行ったらこの車の量。マヨルカの空港は真夜中まで各地からの便が到着し、タクシー乗り場は軽く40分から1時間待たされるみたいです。おまけに今年の夏はヨーロッパ便、国内便のダイヤの乱れが半端なく、ドイツの空港から5時間の遅れ、なんていうケースも。いったい何が起こっているんでしょうか。

で、翌日の朝の便で今度は子供達とフランシスカが恒例夏旅行へ。今年の行き先はウィーン。なぜウィーン?よく分かりませんが決定権はおばあちゃんにあるのです。



クリムトにいたく感激したらしい二人。



シェーンブルン。



ザルツブルグツアーにも行ったらしい。

なんていう旅行を1週間楽しみ、帰ってきた翌日にはナルは幼馴染のサマーハウスに出かけていき明日まで帰ってきません。ほぼ家にいない来月18歳の兄ちゃん。

子供達がいない間、ノルウェーから帰ってきている友人夫婦が夜ご飯を食べに来ることになっていて、四人分のテーブルセッティングしていたら





姉夫婦もやってきてテーブルセッティング解体。一気に居酒屋風に変更。もともとつまみ系な夕食プランだったので問題なしです。



鮭の南蛮漬けとか



タイ風ムール貝とか。最近ハマっているこのタイ風。ココナッツミルクで味付けです。







一人でドライブがてらワイン調達に行ったり、貴重な一人時間楽しんでいます。













キャンセル待ちブランチ

2022年08月07日 | 日常
昨年の夏にとある録音のお手伝いをしまして、それが私もお世話になった方へのサプライズだったため、ギャラはいらないというふうに最初から言ってあったのですが、録音日に依頼者からあるクーポンをお礼にいただきました。

世界一美味しい朝食お二人様券。

島の五つ星ホテルのブランチらしい。
有効期限一年。
夏にテラスでブランチ、は暑そうなので、翌年の春くらいに行こうと決め大事にクーポンをとっておき

今年の4月に予約の電話を入れると

奥様、半年先まで予約でいっぱいでございます

Nooooooo!!!!

お礼でいただいたのです…半年先だと有効期限を過ぎてしまうのです…

と訴えてみる。

そうですか。ではキャンセル待ちということで空きが出次第ご連絡させていただきますがいかがですか?有効期限過ぎても結構ですから。

素晴らしい対応に感謝。

そして6月に入り待望の電話。
キャンセルした人に感謝。

それが7月24日、日曜日。

暑いから嫌だなんて言ってられない。
翌日25日は前の記事に書いたように採用試験最終日で24日は合わせしなくてはいけないが、午後にやればいい。ブランチキャンセルはありえない。

というわけです。

朝9:30にお集まりください。

といわれ、Nadalと行ってきました。
このブランチ、9:30全テーブル一斉にスタート。8テーブルのみ。一品一品ギャルソンが説明しながら進行し、3時間かけていただきます。





素敵な眺望。
でも無風。パラソルの下とはいえ、やはり暑い。









私はマックス楽しみにしてたのですが、Nadalは三品目くらいまでかなりクール。
ベーコンエッグとか出ないの?

出るかー!

が、だんだんとハマりはじめ(いつもだいたいこのパターンだからまともに取り合わないことにしている)





朝シャンに到着した時は上機嫌。
暑かったのもあって二人で乾杯。ほぼ一気に飲んでしまい



実はこの料理と一緒にいただくシャンパンだった…ということが発覚し

すいません、飲んじゃいました。もう一杯いただけますか?

快くにこやかに注いでくれるイケメンギャルソンに感謝。

Nadalは
待ってたらシャンパンあったまっちゃうんだから飲んでよかったんだ
と態度デカ。









どうやったら3時間かかるんだ、と思っていたけれど、しっかり3時間かかりました。
ずっと話していたので長さは感じないし、暑いが眺めはいいし、全てが感じがいいし、

ありがとうクーポン!

15時から怒涛の最後の合わせも乗り切れました。