小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

アズキハタ?

2006-10-09 17:29:31 | Weblog
昨日あたりから、朝晩は涼しいと感じるようになってきた。今朝も空けっ放しで寝ている窓から入ってくる涼しい空気に、思わずタオルケットを羽織ってしまった。ただし太陽が顔を出せばまだまだ暑い小笠原である。

今日も朝から好天の1日、久し振りに自転車でコペペ海岸へ行って見る事に、妻のアルプスも6畳一間の飾り物だけではなく、たまには走らせてあげないとね。

扇浦先の辛い坂を上りコペペ海岸へ、台風の爪あとはまだ残ったまま、抉り取られた砂はまだそのままの状態。コペペの修復はまだ手付かずのようである。おまけにウネリも結構残っており、デリケートなこの海岸は浜から見ていても味噌汁状態(砂が巻き上がって真っ白で何も見えない状態をこう呼ぶらしい)なのが良くわかる。

コペペはもっと状態のいい時にしようという事で、最近お気に入りの境浦へ急遽移動。

今日はオガマル出航日と言う事もあり唯でさえ静かな境浦、先客はアベックの二人連れだけ。しかも今日のオガマルに乗船する前の一時を過ごしているようで
「11時過ぎには、行かなきゃね」
なんて会話が聞こえてきた。

コペペに比べると境浦は大きな二見湾内にあるためかウネリもほとんど治まっている。妻は昨日の夜明け道路1週の激走?の疲れもあり「のんびりしてる」という事で、今日は僕一人で境浦初の泳ぎ釣りに挑戦。狙いは妻とのシュノーケリングの時に何度か見かけたアカバだ。

右の岩場のほうをゆっくりシュノーケリングしたが今日はアカバ見当たらない、とりあえず餌のタコをつけた針を珊瑚の上へおろして見る。程なく岩陰から1匹チョロチョロでて来た、アカバではない、カンモンハタのようだ、こいつは要らないなと思っていたらいきなり食いついてしまった。

やむなく糸を巻く、近づいてくるとカンモンハタではない、アズキハタ?のようだ、この島に来て初めてのゲットである。

浜に戻ると、いつものカンモンハタに見えたのだろう妻はイヤーナ顔をした
「何かアズキハタっぽくない」僕の問いに
「ホントだ」と言うことで今夜の食卓を飾る事に、塩焼きかな?

写真は今日の釣果。自宅に帰って図鑑をじっくり見てみるとどうもアズキハタではなさそう、ホウセキハタかヒレグロハタか?まっどうでもいいか!