小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

メアジ釣

2011-11-09 08:07:43 | Weblog
このブログでも以前に触れたが、夜釣りに最近はまっている。

汗を流したあとのシャワー、その後の夕食にBEERをこよなく愛する僕、最近までどうも夜釣りにはもう一つ乗り気でなかった。しかし例年よりやや早めに夜の時間帯にシマアジが上がり始めた今シーズン、釣り場の知り合いたちのシマアジゲットの話を聞くうち、大本命シマアジ狙いの夜釣りに重い腰を上げたというわけだ。

実はそこで思わぬ副産物。シマアジ狙いの仕掛けにメアジが掛かってくる。勿論今までもメアジは夜、しかも月の無い闇夜ほど食いが良いという事くらいは知っていた。しかし僕の中では、こよなく愛するBEERを我慢してまでメアジを狙うことも無いと、メアジには大変失礼だが、メアジ釣にそれ程魅力を感じていなかった(真剣にやった事も無いくせに)。

シマアジ狙いの夜釣りを初めて一ヶ月程が経つだろうか、その間当然月の満ち干があり、闇夜も有れば満月もある。僕が夜釣りに行くのは大体週に2度ほど。色んなセチュウェーションでの夜釣りをしたが、月の有る無しによるメアジの食いの違いには本当にビックリ。そしてメアジ釣の奥の深さにはそれ以上に驚かされ、完全にハマッた。

闇夜なら、はっきり言って竿を出している人なら二桁はたぶん誰でも釣れる。浮は沈むしそれに合わせれば、まず乗る。但し沈んでから合わせると、ほとんど針を飲まれている。名人は沈む前の一瞬の微妙な浮の動きに合わせる。すると見事に唇に針は掛かる。

この違いは、月夜になるともっと顕著に現れる。食いが渋くなり、浮は中々沈まい。そしてたま~に沈む浮に勢い込んで合わせても、何故か空振り。そんな横で名人は二桁前後は釣り上げる。

「エ~!あれで分かるの」と言うような本当に微妙な浮の動きを、名人は見逃さない。僕が見ていると、その動きは波で揺れているようにも見えるし、あるいはちょっとした風の影響で揺れているようにしか見えない。

メアジ釣は、本当に奥が深い事を名人は教えてくれた。その名人はマーカス(妻と僕がつけた彼のあだ名、我家では彼をそう呼ぶ)。

昨夜も仕事の後、桟橋で夜釣り。第一投は4時半頃、半分よりやや膨らんだ月が旭山の上に既に上がっている。案の定食いは渋く大苦戦、釣果はメアジがやっと一枚。しかし、今までまらただ浮をボ~ッと眺めていたような微妙なタイミングで合わせて、外道だが何匹かゲット。それはアカメ、アブラダイ、ヨスジフエダイ、オジサンetc、修行の道はまだまだ続く。

所で本命のシマアジ、いまだにゲットできていない。メアジ釣の修行もいいが、そろそろシマアジもゲットしないとネ。



写真は昨朝出勤途中に撮った‘ゆり丸’ドック入りしたハハマルの代船。






そして同じ桟橋から、昨夜の夜釣り前。










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