デカムロ

今日は久し振りに平日のOFF。昨日チェックした天気予報もまずまずだったので、今日は朝から釣りと決め、餌のアミコマセを二個あらかじめ購入しておいた。

夜明け前、まだ薄暗い6時前に我家を出発、ところがポツリポツリと小雨が落ちてきた。何だよ全く、相変わらず小笠原の天気予報はあまり当らない。しかし夜明け前ほのぼのと明るい空は、それ程深刻な状況ではなさそう。そのうち上がるだろうと信じ、釣り道具一式とコマセ2ブロック入った重たいクーラーボックスを肩に、そして愛用の釣竿片手に、愛車のペダルをこぐ。

青灯に着いた頃には、雨もあがりどうやらお天気はなんとかなりそう、風も昨日程ではない。誰もいない青灯で早速準備をしていると、顔見知りの釣り師ミヤちゃんが「早いな～、今日はオレ一番だと思ったのに」と苦笑いしながらやって来た。

今日の青灯、水は非常に澄んでおり、岸壁周りには小魚も沢山見える。今日は何となく釣れそうな予感、ミヤちゃんと世間話をしながら、お互いに浮きを見つめる目は真剣だ。

しばらくして僕の浮きがストンと入った、すかさず合わせる。竿先を見るとピクピクとしなっている、乗ってる、ってやつだ。すかさずリールをまくが、手ごたえはどうもう一つ、釣り上げると、シマムロ(グルクン)、釣れないよりはましだが、イマイチと言うところ。その後ポツリポツリとシマムロばかり合計3本。

後からやって来たサトウさんも横でシマムロを釣り上げている、どうやら今日はシマムロデイのようだ、あまりありがたくないネ。すり身にすると美味いらしいが、まだ一度も試した事がない、今日はシマムロ初体験になるのだろうか。

空き時間を見つけては入れ替わり立ち代り覗きにやってくる、顔見知りの釣り好き連中と、おしゃべりしながらのんびり釣り糸を垂れる。朝方もう一つだった空模様も回復、強い日差しの下での気持ちの良い釣りとなった。

そして又浮きがストンと入った。今度は十分な手応え。強い引きにドラグがジーっと出て行く。巻いては竿を立て魚とのやり取り、釣りをしていて一番楽しい瞬間だ。サトウさんが「タモ、いるかい？」と声をかけてくれたが、それ程の物でもなさそう。釣り上げてみると、40センチは有ろうかと言うデカムロ。周りにいた連中も「こりゃでかい、まるでサバだ」とビックリ？

その後、ソウダガツオを一本上げ、本日の釣りは結構満足感有りで終了。デカムロが釣れた為、妻と2人で食べるにはこれ1本で十分。ソウダカツオとシマムロはヨッシーのところへプレゼント。またしてもシマムロ初体験はお預けになってしまった。

写真は、今日1番の釣果、デカムロ。