小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

台風12号 タラス

2011-08-28 06:51:51 | Weblog
本来なら、今日はオガマルの入港日。内地で夏休みを過ごしていた家族や、研修等で内地へ行っていた先生方の帰島最終便になるはずだった。所が台風12号(タラス)の影響で、小笠原海運は早々とこの便の竹芝出港を延期、いまだその出港日時は決まっていないようだ。

このタラスはなはだその動きが遅く、現在は小笠原南の海上でほぼ停滞している模様。今後は発達しながら北上してくるようだが、相変わらずその足は遅く、本日入港予定だった今便は、僕の全く個人的な見解では、欠航の公算が高いのではないかと思われるのだが、どうだろうか?

同意見(常識的に考えれば、当たり前か)の島の人々も大勢いるようで、昨日の生協、買出しの人で込み合い、商品の陳列棚はほぼ空っぽ状態だったらしい。そんな状況の中、妻は自分は飲まない牛乳を、僕のために1本ゲットして来てくれた、感謝感謝だ。

そして、ここ父島では昨日辺りから早くも台風養生があちこちで始まりだした。ハハマルは昨日欠航を早々と決め、二見湾沖の係船ブイに係留。台風が過ぎ去るのを待つことになるのだが、この様子では沖で一体何泊する事になるのだろうか。当初は30日頃最接近と思われていたようだが、今朝ネットで色々な台風情報を見てみると、最接近はどうやら9月に入ってからになりそうだ。

しかし不安定な天候もあり、昨夜予定されていた、父島島民にとって夏最大のイベントの一つフラオハナは一週間順延、そして本日夜予定されていた野外映画会は中止が決定した。最接近前から、多大なる影響を及ぼしてくれているタラス君、せめて適度な(と言うのは難しいのかな)お湿りだけは忘れないで頼みますよ。この夏苦しめられた父島の水不足もやっと解消されそうだが、これから接近してくる台風、そしてその後始末の事を思うと、気が重いと言うのが正直な所だ。

完全OFFだった昨日、不安定な空模様だったが一日自宅でゴロゴロしている訳にも行かず、午後から愛車アルプスでのんびりツーリング。(もう一台の恋人ヴォーグは、先日夜明道路の上りでダンシング中にリアのスポークが1本切れてしまい、現在部品調達中で手に入るまで自宅静養。)夜明道路から見る島の東側は強風とそれに伴う白兎がピョンピョン、時化状態。それに比べると風裏となるコペペは比較的穏やか、久し振りのコペペi-Podしながらしばしマッタリ。


写真は、そんな昨日の様子


島の東側






こちらは小港付近の八瀬川




そしてコペペ





元気に遊ぶ島っ子




扇浦から湾内






台風に備え陸揚げされたカヌーやカヤック