小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

アウトリガーで沖へ

2011-08-22 07:31:44 | Weblog
一昨日の土曜日、久し振りに船頭トコさんのお誘いで、沖へ船釣りへ。メンバーは船主元PTA会長のトコサさん、小学校の社長、そして大事な案内人トチさんに僕の4人。女房に言わせれば‘お気楽カルテット(失礼な)’らしいが、僕にとっては気の合う‘アラカンカルテット’と言った所だ。

このところ好天続きの小笠原、土曜日も朝からほぼ快晴の一日。僕は大歓迎だが「もうチョッと曇ってくれたほうが良いんだが」と贅沢な話も出るほどの釣り日和。

まずは兄島滝之浦へ直行、ムロを狙う。滝之浦のポイント通称‘沖浅根’には既に4隻ほどの釣り船が繰り出していた。顔見知りの船に声を掛けてみるが、釣果はもう一つのようである。

「とりあえずは、やるしかないでしょ」と言う事でポイントの潮の上から船を流しながら糸を垂れる。すると箱メガネを覗いていたトチさんが「いるいる、ムロ来てる」そして竿先にあのプルプルと来る独特の手応え。いきなりサビキにムロ3本、所謂トリプル、幸先の良いスタート。

その後は正に爆釣、下に流されては船を上に立て直す事を繰り返しながら、コンスタントに釣果は上がり、数えてはいないが四人でトータル100本位は釣り上げたと思う。

すっかり上機嫌の船頭トコさん、「よーし、大物狙いに東へ行くぞ」、白いアウトリガーは兄島瀬戸を抜け一路東のポイントボックスへ。東はベタ凪かとおもっていたのだが、以外にもウネリが入ってきていた。そして、なんとアウトリガーの周りに三角のヒレが幾つも見え隠れ、イルカだ。観光船なら大歓迎なのだが、イルカが出没、釣にはどうもあまりよろしくないらしい。

そんな嫌な予感が的中したのか、ボックスでは本命のカンパチは上がらず、それでもこの日大当たりの船頭トコさんが3本、そして社長が1本、グッドサイズのチギ(バラハタ)をゲット。

その後ポイント変え、どぶ磯、そして最後、西島の黒岩でこの日の初カンパチを執念のゲット。船頭トコさんもやっと納得、帰路へついた。

いつも思うのだがこんな贅沢な遊び、内地暮らしではとても考えられない。トコさんを初め‘アラカンカルテット’の皆さん一日大変お世話になりました、また宜しく。

余談だがこの日、キハダマグロとサワラ、ギャフを掛けそこね取り逃がしてしまい、必至にリールを巻き手繰り寄せた社長、悔しがる事しきり。

社長、キハダとサワラは次回の楽しみにとっておきましょう!



写真は釣行の様子と釣果。