小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

インフルエンザ

2010-01-09 08:19:59 | Weblog
一時は毎日のようにニュース番組を賑わしていた新型インフルエンザの話題も、このところ幾らか落ち着いたかなと思っていたのだが、どうやら小笠原に上陸して来たようだ。

年末年始、内地に帰省していた島民の方何人かが、嬉しくないお土産を持ってきてくれたらしい。

そんな訳で、今日小学校で予定されていたPTA主催の餅つき大会は、昨日急遽取りやめと言う事になってしまった。こんな時期にわざわざ人を集め、インフルエンザ蔓延の機会を作る事は無い、と言う判断。楽しみにしていた生徒さん達は残念だろうが、英断だと思う。

小学校で用務の仕事を始めてから、僕も毎年人数が足らないつき手としてお手伝い。子供達が小さい頃、毎年妻の実家に帰省し、楽しんでいた餅つきを懐かしく思い出していたのだが、僕もとても残念だ。つきたての美味しいお餅を楽しむのも、次の機会と言う事だネ。

それより、インフルエンザにかからぬよう注意しないと。妻はこちらに来てからは全く発症していないのが、喘息の持病があり、優先的に新型インフルエンザの予防接種を済ませているのだが、僕はまだ未接種。手洗い、うがいくらいしか予防の手立ては無いと思うが、それだけでも励行して感染源にならぬようにしたいと思う。

所で、昨日はチョッピリ嬉しい事が。天気は良かったのだが、北西の風が治まらず海は未だ時化状態。オガマル入港日に海況が悪く欠航していたハハマルも、6時間遅れで昼過ぎにやっと出港したほど。そんな日に無理して泳ぐ事は無いと、昼休みは久し振りにウェザーへ。

激坂を上りだして間も無く、徒歩で降りてくる男性と行きあったのだが、その男性「元気だネ!オ~、アルプスじゃない。パスハンター(僕の愛車は、アルプス自転車のパスハンターと言うモデル)だ、珍しいね」と声を掛けてくれた。すれ違いざまに、一目見てここまで分かるなんて、かなりの自転車通だと思う。止まって少しお話したいなとも思ったのだが、あの坂の途中で止まってしまうと、次の走り出しが大変と言う事で、会釈だけしてウェザーを目指した。

ちょっとした一言だったが、何となく嬉しくなり、激坂もいつもよりは幾らか軽快に上れた、かな?

ウエザーには誰もおらず、海を見ながらのんびりランチ。強風で白波が立ちやや見つけ辛かったが、それでも4~5頭のクジラのブローも確認。充実した昼休みとなった。

その後顔見知りのガイドさんがお客さんを連れてランチに。「餅つき、取りやめになったんだね、電話が入ったよ」と残念そうだった。きっと今年もお手伝いの予定だったのだろう。

写真は、お客さんの為にクジラを探すガイドさん。