小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

今日は先生?

2009-11-23 18:19:28 | Weblog
今日は勤労感謝の日で旗日、一般的には土曜から3連休と言う事になるのだが、昨日の日曜日はオガマルの出港日。妻はオガマル清掃、僕はオガマルの荷役とそれぞれに仕事があり、我家に取っては飛び石連休。それでもお休みと言うのは幾つになっても嬉しい物で、この三日間小笠原は好天に恵まれたこともあり、十二分に飛び石連休を楽しんだ。

内地では師走並みの寒さに震えているようだが、ここ数日小笠原はお日様が元気だ。一時期朝晩の冷え込みに加え北よりの風が続き、「大嫌いな冬がやってきた」とネガティブなコメントをしてしまった時期があったが、小笠原の太陽の威力は本当に凄い!

オガマルの船員さんも「この時期内地との温度差は、本当に凄いですよ。ここは暖ったかくて、帰りたくない」と出港日の朝には泣きが入っていた。

そんな好天の中、土曜日は我家のOFFの定番ハートロックまでのお散歩(トレッキングやウォーキングなんて大袈裟な感じではなく、我家にとっては本当にお散歩感覚になってしまった)。

途中ワラビ畑近くの登りで野山羊の親子連れとバッタリ。白黒のブチの子山羊はまだ本当に生まれたてと言うような大きさで、もしかしたら人間と遭遇するのは初めてだったのかもしれない。逃げるそぶりも無く、我々をジ~ッと不思議そうに見つめている。写真に納めようと妻がカメラを取り出そうとしていると、母親に促されるように、我々の前を立ち去ってしまった。数日前には猟銃による野山羊の駆除が行われたばかりだったが、撃たれないようにネ!

昨日はオガマルのお仕事。そしてそのご褒美という事でも無いだろうが、勤労感謝の日の本日、早朝ジョグの時から満天の星空。相変わらず目の良い妻は流れ星を見つけたようだが、残念ながら僕には全く見えなかった。

ジョグの後シャワーに朝食を済ませ、僕は朝から青灯での釣り。今日は小学校の校長先生にも「もしお暇ならどうですか?」と青灯デビューのお誘いもしており、昨日から餌も購入、道具も2人分を用意し気合充分。

まずは今シーズン初のシマアジ狙いで、オキアミの餌釣り。しかし今日は生徒さんの校長先生がお見えになるまでに上がったのは、厄介者のヨツバリが2枚。シマアジにはまだ水温がチョッと高いようだ。

岸壁での投げ釣りは初めてと言う社長(校長先生と言うのは長ったらしいので、ここからは社長で行きます)にまずは投げ方の指導。とは言ってもこちらもこの島に来てから釣りを初めた初心者なのだが、一応今日は僕が先生。

ウインドもベテラン、どうやら遊びの天才と思われる社長は飲み込みが早く、数回投げるうちにコツを飲み込んでしまった。投げづらいサビキの仕掛けもほとんど失敗無く飛ぶようになり、もはや先生の出番はほとんど無し。後は場数を踏みながら自分で覚えていけばOK。

ただ残念な事に、今日もムロの群れは何処かへ行ってしまったようで、社長も僕も、釣れるのはシマムロにヨツバリ。結局本日もクーラーボックスは空のまま、授業終了。

優秀な生徒さんだったが、教師の方にやや問題ありかな?ま、次の授業に期待しましょう。

写真はハートロックの帰り、ガジュマルの森で妻に促され、ポーズの僕。