MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

穀雨の入りと「伸び放題の竹の子」

2013年04月20日 | あらかると

今日は24節気の一つの「穀雨」で、
「雨が百穀を潤し芽を出させる」といい、
穀雨の第一候(約5日ごとに一候とし三候を一節気とする。一年は72候)は、
「葭始生(葦が芽を吹き始める)」となっている。

が・・・
今年の春は暖かく、例年より早く植物の芽が出ているし、
公園の葦の芽も相当に伸びている。

近所の竹林の筍の成長も早い(巻頭の写真)。

写真のように手入れされている竹林は、
筍の収穫を目的としている竹林で、
5月連休には「竹の子堀り」の観光農園となるのだが、
放射能の影響で採取が禁止されているため、
採取されることなく伸び放題である。

春の味覚として「竹の子ご飯」などは好物の一つだが、
やはり掘りたての新鮮なものでなければ、
手をかけて料理する気にもならない。


竹林の近くで見付けた「笹の花」。
結実し食べられるが、生米のように硬く美味しいものではない。
野鼠などの餌になるという。
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タンポポの花を啄ばむ嘴細烏

2013年04月19日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

21世紀の森と広場の森は、
ハシボソガラス(嘴細烏)の塒にもなっていて、
閉園時間間際になると、
人気の無くなった芝生に舞い降りて虫などを啄ばんだり、
千駄堀や園内を流れる小川の浅瀬では、
一日の羽の汚れを落とすかのごとくに水を浴びている姿が見られる。

下の写真はそんなカラスたちの情景を撮ったものだが、
タンポポの花を啄ばんでいるカラスが写っていた。
ワンカットしか撮ってないので食べたか否かは不明だが、
テイスティングしていた可能性もある。


タンポポの花には、触覚が自分の体長ほどある蜂が止まっていた。
名前は「ニッポンヒゲナガハナバチ」で、
春だけに見られる珍しい蜂の仲間だった。

「ツマキチョウ」といい、「ニッポンヒゲナガハナバチ」といい
春だけにしか見られないというが、
夏秋冬はどこで何をしているのだろうか?????


足元から1mほどの所で、
番のカルガモが一心不乱に水底の藻を漁っていた。
その近さがあり得ないほどだったのでシヤッターを切ると、
手前のカルガモが顔を上げ姿勢を正して警戒態勢に入った。


前回紹介した「こうぞ(楮)の実」は実ではなく雄蕊の蕾でした。
その雄蕊が開花していた。
右上のくらげのような花が雌蕊で、これが実になる。



約一時間ほど公園内を逍遥していると、
西風が徐々に強くなり千駄堀池には三角波が立ちはじめ(巻頭の写真)、
空気が一気に冷え込んできた。

明日、明後日はさらに冷え込み、
山沿いや北の国では積雪の予報も出ている。
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大町公園は新緑眩しく

2013年04月18日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

今日の日の出は5時5分で、
夜明けがいつの間にか早くなっている。
夜明けが早いと、人の活動開始時刻も早まるわけで、
午前7時30分頃にウオーキングを兼ねた散歩に出発。

目的地は、距離的には「21世紀の森と広場」の倍以上ある大町公園往復。

大町公園近くの畑で朝日を浴びていた「諸葛菜」の花の紫と、
葉の緑色が別のものに見えた。


昨年のこの時期に、小さな公園で見付けた「アミガサダケ」が、
今年も出ているかもしれないと思って寄ってみたが、
やや時期遅れのようであった。


公園入り口に到着、
余り正確でない万歩計は家から約7300歩を記録していた。

公園内は新緑真っ盛りで、
のんびり歩くのもいいし、ベンチに座って新緑を眺めるのもいい。
バラ園の薔薇は蕾をつけており、
5月中には開花するのではないかと思われる。


園内にある大山桜が散り始め「犬桜」が開花していた。
犬桜、桜の名前を冠しているが下の写真のように、
染井吉野などとは全く別の花の形をしている。
この犬桜が開花すると「桜の季節」は終わりを告げるのである。


楓の新緑も光の陰影でこの季節ならではの美しさである(巻頭の写真)。
大町公園の往復で、万歩計は「18581」を示していたが、
この歩数は、ゴルフプレイの約1ラウンド分(全ホール徒歩)である。


この記事を書く直前にPCがトラブった。
マウスを使ってカーソル(マウスポインター)をショートカットキーに当てて、
左クリックをしても無反応になってしまったのである。
スタートキーも無反応・・・・・

強制的にシャットダウンさせて再起動すると、
何のエラーメッセージも出ず正常に起動。
が、マウスが使えない・・・・使えない?、
で・・・・
ためしにタッチパッドでネットにつなぐと正常に繋がる????

買って半年の、安価マウスの故障だった。
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山笑う

2013年04月17日 | 写真俳句

青葉の輝きが、様々な憂いを取り除くようで、
佇んで眺めていても飽きない。
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有酸素運動が認知症発症を防ぐ?

2013年04月16日 | あらかると

米ワシントン大学の研究グループが
睡眠効率が悪かった被験者は、睡眠がよい人よりも5倍以上、
初期AD(アルツハイマー病)を発症する可能性が高い、
という研究結果を発表した。

睡眠効率の悪かった被験者は、
AD発症の原因物質である「アミロイドβ」の蓄積が多いというのである。
アミロイドβの蓄積が多いから睡眠不足になっているのか、
睡眠不足がアミロイドβの蓄積を多くしているのかはまだ判っていないようだが、
ADを発症させないためには、
「有酸素運動を継続し、緑黄色野菜やDHA豊富な青魚を食べる」のがいいという。

このニュースの詳細についてはこちらから

で・・・・
最近私も夜間覚醒などで、やや睡眠不足ぎみだった。
しかし、汗を掻かない冬場の突発事項であると思っていてさほど気にしていなかったが、
この記事を読んで思い当たることがあった。
それは、
ポタリングや散歩で3時間以上運動した日は、
夜間覚醒がなく朝まで熟睡していたということである。

ということで、
早速、有酸素運動の一つとして約一万歩の散歩を実施した。


「21世紀の森と広場」をカメラを担いで往復。

団地の空き地のタンポポ群落。


公園内ではこの時季の花「シャガ」が満開だった。
小さい花だが、青とオレンジの模様が美しい。


黄菖蒲田では、せっかちな花2輪が咲いていた。


小川の泥濘では、番らしきアゲハチョウ(ナミアゲハ)が舞っていた。


もう少し近くに来ないかなと数分間待っていると、
目の前にやって来た。


そればかりか「写して!!」とばかりに、
こちらを向きながら吸水していた。


歩くことによって、近所の見えていなかった様々なものが見えてくる。
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