MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「ツマキチョウ出現」と「ツバメシジミ」など

2021年03月24日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


23日の八日ぶりの大町公園散歩で、
期待していた、年に一度しか現れない「ツマキチョウ」に出会った。

数頭確認できたが様々な花で吸蜜していたのは雌が多く、羽の端が黄色の(褄が黄色・ツマキ)雄は、下の一枚だけしか撮れなかった。


「オオイヌノフグリ」で吸蜜。


「カキドオシ(垣通し)」で吸蜜


「ヒメオドリコソウ(姫踊子草)」で吸蜜


ひと休み中のツマキチョウ。


また別の場所では「ツバメシジミ(燕小灰蝶)」が、
カラスノエンドウの花で吸蜜しており、求愛する雄も周辺を飛んでいた。

表羽は瑠璃色で、撮った時はルリシジミかと思っていたが、写真を拡大するとオレンジ模様がありツバメシジミと判明した。


ツバメシジミも花から花へ吸蜜しており、下の写真は「オオイヌノフグリ」での吸蜜。
大イヌノフグリの花の大きさは8mm~10mm程なので、このツバメシジミはまさに「小さな天使」そのものである。


越冬していたと思われる「ムラサキシジミ」は、アオキの花で吸蜜していた。


公園内では固体の一番多い「筋黒白蝶」は、
ヒメオドリコソウなどで吸蜜していた。


巻頭の写真は、ムラサキハナナで吸蜜しているツマキチョウと思われたが、吸蜜ではなく、尻尾の先を蕾の根元につけていたことから「産卵行動」で、数か所に産卵していた。

春の大町公園の現在は「木の芽時」であり、野鳥・虫・蝶にとっては「求愛」の季節で、様々な生命の讃歌に触れることが出来る。

コメント    この記事についてブログを書く
« 「染井吉野の開花」と「青鵐(... | トップ | 白井市の「大白鳥飛来地」と... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。