MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

五月尽(ごがつじん)

2012年05月31日 | 写真俳句

五月も今日で終わりである。
5月末日は「五月尽(ごがつじん)」ともいい
俳句の季語にもなっている。

五月尽と共に爽やかな季節が終わり、
これから鬱陶しい梅雨の季節を迎え、
やがて盛夏にいたるのだが、
「五月尽」という言葉には、
なんとないやるせなさとか、
それでいて自然への畏敬のようなものを感じる。

今年は寒気団の度重なる到来で、
爽やかである筈の5月も台無しであったが、
それでも穏やかに晴れると爽やかさは5月のものであった。

公園の草叢では虫たちも生まれ育ってきているが、
やはり5月の発生が一番多いようである。

柔らかな葉を食べていた虫の子たちも、
時の流れと共に厚くなり硬くなっていく
葉を食べながら成長して行くことであろう。

写真の虫は殿様バッタの子であろうか????

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