突然の驟雨の中で一羽の尾長が欅の先端で、
びしょ濡れになり鳴いていた。
見ればまだ胸に茶色の残る幼鳥で、
この周囲を縄張りにしている尾長の仲間のようである。
10羽近くの群れで、欅などを渡りながら採餌していることが多く、
「ギェーーー」とか「ギョィェー」「ギュィッ!ギュィッ!」と鳴くため、
とこで採餌しているかがわかりやすい。
突然の雨で、集団からはぐれてしまったのだろう、
暫く鳴き続けていたが、驟雨が止むと飛び立っていった。
折りしも今日は秋の彼岸の入りである。
幼鳥は無事に親元にたどり着いたことだろう。
私も今週中には両親の墓参りに行く予定になっている。