MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

赤抉翅、鳶色虎蛾、薄紅尖螟蛾、など(閲覧注意・蛾の写真です)

2015年07月19日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

雨台風で関東地方も大雨の予報がされていたが、
その台風11号は昨日温帯低気圧になった。
そのためか、
朝から日差しが強く「関東地方の梅雨明け」も宣言された。

当地でも日中の高温が心配されたが、
経口補水液を1リットル用意して、5日ぶりの大町公園へと出かけた。

大町公園は日陰の遊歩道が多く、
のんびりと休憩のできる東屋が3箇所と露天の休憩所が数箇所、
さらに、観賞植物園(温室)内には冷房の入った休憩所もあって、
自由に利用できるのがいい。

今夕からは「ほたる鑑賞会(既報)」も開催され、夜間開放が行われている。

閑話休題

暑くなって来たためか、園内には蝶などの昆虫が少なくなっていて、
初見の昆虫を探すことが難しくなっている。
代わって多くなってきたのは「蛾」の仲間で、
今日は5種類の初見の蛾を撮る事が出来た。

まずは巻頭の写真の「アカエグリバ(赤抉翅)」
木の葉の形をした蛾で、夏場は赤いので見つけやすいが、
秋冬は落ち葉色になるため殆ど見つけられ無いと言う。

「トビイロトラガ(鳶色虎蛾)」
約2時間のネットサーフィンで同定する(名前を知る)事が出来た。
「シャクガ」「夜蛾(やが)」と検索し、
夜蛾で台湾のHPや中国のHPで同じ蛾を見つけたが、
中国語では意味がわからず、夜蛾の仲間であろうと、
カタカナの「ヤガ」で検索したところ、同じような蛾を発見、
その蛾の名前で再検索して、同定できたと言うわけである。
翅の模様にハート型があるのが面白い。


「プライヤエグリシャチホコ」
これも同定には手間取った。似たようなイラガの仲間が居たのである。
エグリは翅の一部がえぐれている為だったが、
プライヤは・・・・人の名前と言うことだった。
ま、簡単には覚えられそうもない名前ではある。


「ウスベニトガリメイガ(薄紅尖螟蛾)」
名前のように紅色のメイガの仲間。


「ヨツモンマエジロアオシャク(四紋前白青尺)」
4つの白い紋と、翅の先端が白い青い(薄緑色?)シャクガ。
2~2.5cmと小さな蛾だが、PCで表示して初めてその美しさを知った。


「セスジナミシャク(背筋並尺)」
これも2~2.8cmと小さな蛾だったが、
翅表の模様は前衛的な絵画のようで、暫し目を奪われた。


「ウンモンスズメガ(雲紋雀蛾)の顔」
ウンモンスズメガは以前にも紹介しているが、
正面下方から撮ることが出来たのは初めてである。
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