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MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

胡瓜の古漬けの炒め物

2011年01月23日 | たべもの・料理

今日の午後一時から、秋葉原の歩行者天国が再会されたと言う。
上野の桜の状況を探りながら行ってみようかと思ったが、
雲が出てきて太陽が隠れてしまったので、来週に延期した。

正月に田舎に帰った時、色々手土産をもらってきたが、
その中の一つに冷凍保存された「胡瓜の古漬け」があった。

白菜や胡瓜の古漬けは乳酸菌醗酵が進んでいて、
そのまま食べたのではやや酸味が強く、そんなに美味とはいえない。
しかし、
刻んで水洗いをして(余分な塩分を抜くため)から炒め、醤油を絡めると、
漬物の乳酸菌独特の香りがして、カリカリとした美味しい食べ物に変身します。
熱を加えるので乳酸菌の多くは失われるかも知れませんが、
酸味(キムチの熟成した時の酸味と同じだがキムチほどの強烈さはない)は失われず、
後を引くような美味しさに成るのである。

私だけかもしれないが、ご飯のおかずには最高で、
後を引く美味しさは「めんたいこ」に匹敵するものだと思っている。
そしてその美味しさこそ「乳酸菌」の酸味と醤油のアミノ酸の出会いではないかと・・

白菜の古漬けも同様においしいのだが、
最近は昔のような大きな樽がないので、漬けられることもないようである。
10年ぐらい前、浦和の友人宅で食べたのが最後となっている。

胡瓜の古漬けは市販もされているが、
市販品ゆえ食品衛生法の適用を受け、様々な添加物が加えられている。
やはり、塩だけで半年以上もかけて漬けられた古漬けのほうが、
自然そのものの味であり美味しいと思っているので、
私は市販品は食べたことがない。

下の写真が胡瓜の古漬けで、50本あった。
これをすべて刻んで半分の量を炒めた。


フライパンに油を少量引き、中火で5分ほど炒める。
生でも食べられるが、炒めることによって水分が飛び美味さが凝縮する。


5分ほどいためたら火を止め、醤油さしで醤油を垂らし込み、
万遍なく絡めたら完成で、冷えたら容器に入れて冷蔵庫で保存する。
4~5日ぐらいは保存できると思うが、
おいしいのでその前に消費してしまうこと間違いありません。

炒める時に胡麻や、炒めた後に七味唐辛子を加えると更に美味しくなります。
七味唐辛子は、炒めている最中に加えると粘膜を刺激されますので注意を・・


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