MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

朦朧体な一日

2016年09月24日 | あらかると


昨日今日と薄着の上着が無ければ寒いほどの気温になった。
そして当地の今朝は「濃霧」が発生し朦朧体のような世界が生まれ(巻頭の写真)、
そのまま遠景は霧雨が舞っているような半日となり、
さらに午後には靄ったまま雨になった。

下の写真は濃霧の中の都心方面で何も見えない。


晴れたときの同じ方角にはスカイツリーや都心のビル群が見えている。


同じく濃霧の南南東方面。


晴れた日には、幕張新都心や幕張メッセのビル群を見ることができる。


霧は大気中の水蒸気が微小な水滴となって浮遊している状態であり、
霧より密度が高いのが濃霧なわけで、
自転車などで霧の中を走って居ると、衣服などの起毛している先端には水滴が生まれ、
雨に濡れたのと同じような状態になるので、カメラを持っての外出には芳しくない。
ということで・・・今日も一日インドア生活。

日本画の技法で、輪郭線を描かずに輪郭をぼかして描く方法を「朦朧体」とよび、
横山大観の「生々流転」などが知られている。
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