MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

散りて愛しき (写真俳句)

2017年03月06日 | 写真俳句

「散らされて散りて愛(かな)しき桜かな」

早咲きの河津桜や寒桜が今日の雨で散りを急いでいる。

写真は昨日の寒桜植栽地での光景で、
花茎先端の一塊の花があちこちに落ちていた。

花蜜を吸いに来ている「ひよどり」の仕業で、
吸蜜しているときに枝を掴めばよいものを、
花を掴んでいる事があり、足爪の握力で千切れてしまうのである。

花の終期を迎え、
散らされても咲き誇っている寒桜はいとおしく、
かつ哀しくもある。

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